もっちさんの映画レビュー・感想・評価

もっち

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シティーハンター(2024年製作の映画)

5.0

各種の広告や予告動画から鈴木亮平さん演じる冴羽獠には、映画鑑賞前から100点満点のシンクロぶりではないかと思っていましたが、映画が進むにつれて100点どころではなく冴羽獠そのものを見ている感覚になりま>>続きを読む

僕が宇宙に行った理由(2023年製作の映画)

5.0

今年のマイベストです。
平和への思い、純度がひしひしと伝わりました。

コロナ禍を通じて、個人的には宇宙の神秘や関心が深まっていて、前澤さんのチャレンジもYoutubeで見ていました。
今回の映画で特
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

5.0

ジムキャリーのマスクみたいな瞬間移動芸だけでなく、シンプルなやりとりのコメディパートが高打率で面白くて、声が出て笑いました。
コメディパートがしっかりしているおかげなのか、シリアスパートのドラマで自分
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

音楽、コメディ、アクション、ドラマパート、彼らの前途など、ことごとく心に刺さりました。

ガーディアンズオブギャラクシーは過去作でも、感動も笑いも仲間の絆のような温かみもひしひし伝わってきたのですが、
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

5.0

①壮絶描写に目が向く一方で、実は登場人物みんな深い喪失を抱えているため、
それぞれが言動とは裏腹に絆のようなものを求めているように見えました。悲しいのが、それがしがらみという形になって現れているところ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

応募の際にも「文系のわたしでも科学的好奇心が高まる」と書いたのですが、本編は想像以上でした。

量子世界やマルチバース(並行世界)などの話が予想よりもすんなり頭に入るのは、ストーリーが入り組み過ぎてい
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

5.0

約150分の長尺ですが、極上の映画音楽を堪能しながら、モリコーネの足跡を理解することができました。荒野の用心棒とニュー・シネマ・パラダイスの楽曲は知っていたのですが、この映画を見るまで「ずいぶん印象が>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

5.0

自分が観たいパワフルなシーンをことごとく再現して希望を叶えてくれた!という気持ちになりました。
自分にとって例えるなら、アクションシーンでドラゴンボールのブロリー感が出てた時点で、この映画見て良かった
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ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)

5.0

映画館でビージーズの曲を聴ける幸せだけで星5点です。上映後このレビューを書いているときもビージーズのハーモニーとビートの余韻が頭の中で響いてます。

クラプトン、ノエル・ギャラガー、コールドプレイは私
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.8

最別れの旅という気になっていたキーワードを意識の中心に据えると、最初の鑑賞では見やすいかもしれないと思いました。

映像の綺麗さ説得力は言うまでもなく最高でした。冒頭おばけ団地で駆け回る描写からわたし
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

5.0

見ていて全身が強張ってしまうような極限状況の連続。
実話ベースの説得力を存分に感じました。
希望、生命線を必死に探すものの、加速度的に絶望が広がっていくので、
「今だ!脱出だ!」ではなく、「敵が気づか
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恋は光(2022年製作の映画)

3.7

恋は光


恋の光を纏う女性の美しさに本当に力をいれていたことが伝わりました。このポイントが女子同士の場面で特に宿木さんの容赦ないストレートな物言いなどが効いてくると思いました。

一方でこの会話劇に
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岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

4.0

岩手に1ヶ月ほど暮らしていたことがあって、岩手の街並み、空気感がアニメでこんなに再現されるのかととても感心しました。
ストーリー進行でも疑問でつっかえることがなく最後まで面白かったです。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

前作までの作品についても肯定派なのですが、ジェームズ・ガン監督は見事にやってくれました( TДT)
元祖スーサイド・スクワッドとバーズ・オブ・プレイの個人的に良いと思うところ(くせ者ならではの活躍、ア
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ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

5.0

ビリー・アイリッシュというアーティストよりもアイリッシュ家のビリーのドキュメンタリーを堪能することができたという感覚を持ちました。映画を見終わる頃には、「ビリー・アイリッシュ」ではなく、「ビリー」で定>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.5

監督、俳優、ストーリー、セリフ、テンポ感など、好きな要素だらけで鑑賞後は心地良い気分になりました。特にセリフ回しはオシャレで緩急があって、紳士的な佇まいなのに常に不穏な駆け引きを見られて、とても満足し>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

おばあちゃんがミナリを求めたシーンで大号泣してしまいました。
認知症になり一点をじっと見つめたシーンも印象的でした、

「魂の距離」をキーワードにします。

ハスラーズ(2019年製作の映画)

5.0

女性の美しさの一方で、思いっきりギャング映画という紹介は的を射ていたと思いました。
ラモーナ、デスティニーを中心に印象的で、瞬間瞬間に目が離せなくなるようなシリアスな表情が際立っていると思いました。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

5.0

Into the unknownに一目惚れでシリーズを初めてみましたが、アナ雪こんなに面白かったんですね。

日本語吹き替えから見ましたが、松たか子さんの歌声と超絶アニメーション(特に氷の結晶、地面の
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

5.0

Filmarks試写会にて。

殺人事件を扱ったテーマで醜さをほとんど感じない作品は今まであったのかというのが1番の感想です。
テッドバンディの予備知識があって、殺人鬼ならではの違和感や不自然さがない
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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

5.0

作品タイトルと予告編動画で期待していましたが、鑑賞中ばっちりと実現してくれました。「嘘」がテーマで、それをちゃんと操ってくれて面白さを膨らませていると思います。
起承転結も分かりやすくて、特に起と転で
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

5.0

自分の都脆さを強烈に自覚するくらい恐怖のシーンが連発、立て続けに味わわされました。
全身が怖ばる一方で、足に力が入らなくなるような感覚は、ホラー映画を観ても感じたことはありません。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

5.0

Filmarks試写会

超好きな映画でした。自分の好きな映画のエッセンスがスパーキンしていて個人的には星5点から加点加点の連続でした。
約90分のうち、前半30分で「いい!面白い!」中盤30分で「展
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.8

ライオンキング未鑑賞、IMAX未経験でのジャパンプレミア参加です。

未体験の感覚だらけでした。動物の息遣いや瞳の美しさ、体温が肌で伝わるぐらいの迫力です。小動物1匹でも主役に思えました。大自然、地平
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プロメア(2019年製作の映画)

4.2

Filmarks試写会

グレンラガンが大好きで、プロメアについてもツボを抑えているとても好きな要素満載の作品でした。冒頭10分以内のアクションシーンで、出し惜しみがなさ、圧倒的な贅沢さにとても高揚し
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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

Filmarks試写会

原作は何度も読んでいます。

主要の役者さんを見ていると、本当にキングダムが好きなんだろうなとそれが滲み出ていました。個人的には王騎将軍の再現度は凄いと思いました。

序盤、
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バイス(2018年製作の映画)

3.8

ロングライド試写会@神楽座

正直、チェイニーは名前だけしか知りませんでしたし、映画作品にされたことで最近思い出した程度です。一方でブッシュ、ライス、パウエルなどは顔も名前も覚えているので、再現度の高
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