SoulFoodKitchenさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.2

ホンマに男達てどうしょうもないなわな〜🤣
イヤ〜最高にオモロかった。
ホラー映画の新境地を開拓したと思うわ。

夫を自殺よって亡くした主人公のハーパーが心の傷を癒すためにイギリスの美しい田舎のカントリ
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殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)

4.0

とにかく変な映画やけどムチャムチャお洒落でカッエエやん💕
SMに夫婦交換ゲーム、頭の無い奇形の鶏。
殺人と近代的な鶏卵工場とサイケなファッション、衝撃的な燃え上がる車と血まみれの女性による自動車事故シ
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あのこと(2021年製作の映画)

3.8

まず、フランスでは1975年まで「人工中絶」が違法やったんですね😱
恥ずかしながら全然、知りませんでした。
舞台は63年のフランスです。
時代はビートルズがデヴューし、フランスではヌーベルバーグが花盛
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

見逃してた「グリーン・ナイト」のデヴィッド・ロウリー監督作。
コレもムチャムチャ面白い‼️
中盤からの壮大な展開はホンマにビックリした。
とにかく着想がすごいよね。

物語は切なくも哀しい。
前半は愛
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.4

スゴイ面白かったし、ムチャムチャ僕好みやん🥳
この映画はアメリカンニューシネマであり70年代的ロードムービーや📽
主人公であるアーサー王の甥のガウェインはデニス・ホッパーでありピーター・フォンダやん。
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.2

ラストで「オオッ」となりました🤩

ホンマに上質なサスペンスでした。
そして母と娘の物語かなと思いました。
そして、もう一つの主役はノースカロライナ州の「湿地帯」です。
家族に残されて一人ぼっちのカイ
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ある男(2022年製作の映画)

4.3

見応え充分な社会派サスペンスでした。
優れたサスペンスは、同時に優れた人間ドラマでもあり今、僕達が生きている社会をも炙り出します。

人には出自という自分ではどうしょうもない事実が一生、付きまとう。
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

料理映画やし予告編が良かったから期待していきました。
ウ〜ン・・・期待が大きかったかな。

安直なグルメ気取りをバカにしてたり、奉仕する側と奉仕される側の関係とかテーマはわかるけどネ。
結局、シェフが
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

「ドント・ウォーリー・ダーリン」の監督デビュー作という事で配信で見ました😊
コレは面白いやん❗️
オリヴィア・ワイルド監督、この路線で新作を見たかった🤣
勉強一筋の、いけてない女子高生が青春を挽回する
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

映画「ドント・ウォーリー・ダーリン」2022年オリヴィア・ワイルド監督🇺🇸シネマイクスピアリで見ました😊
惜しいな〜もっと面白くなったのに。
レイ・チャールズの「ザ ・ライトタイム」のオープニングに
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

4.2

面白かったし、見て良かったな〜😻
まず事前に町山智浩さんの解説を聞いていたので、この映画を理解する上で大変、役立ちました。
ジャニスはスペイン内戦により虐殺された犠牲者の骨を探し当てて身元を確認して再
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未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

4.0

思った以上に難解で観念的で哲学的やったな〜
スゴイ好きやけどネ。
未来で不老不死の知性を持ったエリートと知性を持たない平民の貧困層に分断されてて、住むところもバリアが貼られてる。
あの不気味な巨大な石
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.5


今泉力哉の代表作やし新境地を開いたと思うな。
同時に邦画の代表作にもなりうるな〜
相変わらずの会話劇やけど、13分にも及ぶ、固定カメラによる長回しは、もう芸術の域やな。
今までは、グダグダさが魅力や
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冬の旅(1985年製作の映画)

4.5


怖くて冷酷な映画やな〜
監督の冷めた視線が怖いし残酷や。
こんな現実を誰も映画なんかにしないな。
放浪の末に落ちていく女の子をドキュメンタリーのように追いかけている。
主人公のモナには共感も同情も出
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マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

4.5

7月に見た時の感想です😊
キタ〜久々の超難解映画‼️
でも圧倒的な映像美❗️
まるでルネサンス絵画、イヤ、象徴主義か❗️とにかく絵画を見ている様に全てのシーンが美しく幻想的で目眩がする程に幻惑されまく
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ノベンバー(2017年製作の映画)

4.0


なかなかシュールで面白かった。
ホラーかと思ったら悲恋もののダークファンタジーでしたね。
笑えるユーモラスな場面もありました。
ガラクタで出来た、妖怪=召使の「クラック」が言葉を喋ったり性格が悪かっ
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夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.8


もっと政府批判の映画かと思ったらコロナ禍の現日本社会を皮肉った良質なエンターテイメントとして見やすかったです。
特に、コロナ禍以降、自己責任論であるとか、弱者叩きが横行して息苦しい空気が充満する社会
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.2


水墨画を扱ってると言うので行ってきました。
ラストの水墨画によるエンドロールはホンマに良かったナ〜❤️
「線が優しい」とか「命」とか「本質」とか精神論よりも、僕は筆の墨の付け方で三層の色合いが出ると
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

アイディアが面白くて、コレは良かったですね。
「今、会社はタイムループて言う危機に直面してるけど、みんなで頭を使って考えて、何とか、この危機を乗り越えよう」
この会社が、社員が10人も居てない小さな会
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

もう最高やん‼️
あまりに評判エエから、若干の不安もあったけど、コレが間違いなしの見事な娯楽大作やね。
3時間、中弛みなしでホンマに飽きさせない。
もう終始ハラハラドキドキの連続。
ストーリーはスゴイ
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0


あまりにも気持ちよくて、そのまま、ウトウトしそうになったけど、この映画はストーリーを追って、展開を期待するとかの映画でなく、1つのアート作品として映像美を楽しむ映画や思う。

テクノというAIと共存
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.8


コレはみんなが見た後にワイワイ言いたくなるパーティー映画やネ。
元は舞台やから役者さんの台詞が応酬による熱演が見ものや。
安西美和役の伊藤万理華は「サマーフィルムにのって」と全然、違うからわからへん
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千夜、一夜(2022年製作の映画)

4.2


いつまでも心に残り染み入るエエ映画やったな〜。
日本海の風景は、青でも無い赤でも無い、白でも無い黒でも無い、どこまでも曖昧な霞んだ色で溢れてる。
青色もグレーがかった青色もあるし、黒と白の間にも何種
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.8


「子供達と一緒に誕生日パーティーをやりたかっただけなのに〜‼️」
コレが母親であるバニーの叫びです。
バニーは現実の前ではアンチヒロインにもなれなかった。
そらそうや、大金を盗んで、自爆したり、車で
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.6


コレはグルメ漫画やん❗️

ニコラス・ケイジが海原雄山に見えたな〜

ケイジ「オマエはアイリッシュパブをやりたかったんじゃないのか・・・コレがやりたい事か・・ココには本物はない❗️」
シェフ「・・ウ
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.5

オーストラリアを舞台にした2時間サスペンス劇場でした。
チョット期待が大きかったかな〜

事件の真相が暴かれる事によって、オーストラリアの人里離れた村の重大な秘密が明かされるのかなと思ったら、案外、し
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狂乱の大地(1967年製作の映画)

4.0

新宿K'sシネマ「奇想天外映画祭」で見ました🤡
「アントニオ・ダス・モルテス」を撮ったブラジルの奇才グラウベル・ラーシャ監督の1967年の作品です😻
思った以上の政治闘争劇‼️
話は難解きまわりない。
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愛する人に伝える言葉(2021年製作の映画)

4.0

思いがけずイイ映画に出会いました🎞
余命ものやけど淡々と描かれる終末医療の現場がドキュメンタリーを見てる様です。
なんと、お医者さんエデ役の人は現役のお医者さんで、実際に病院で行われてる終末医療が元に
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バビロン(1980年製作の映画)

4.5

コレは見逃せない映画や‼️
ブリティッシュレゲエシーンを描いた映画かなと思ったら、それ以上に中々、重い内容やった〜。
音楽が全編、デニス・ボーヴェルで、あの頃のレゲエ好きなら、それだけで大満足や。
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.8

なかなかに面白かったです。
テーマが「川っぺりムコリッタ」に似てたのが、もったいないかな〜
満島ひかりも出てたしね。
ただ、コチラは未見やけど「おみおくりの作法」のリメイクだそうです。
例え「無縁仏」
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バビ・ヤール(2021年製作の映画)

4.5

ホンマに衝撃的でした‼️
よく、こんなフィルムが残ってたな〜
ナレーションは無く、過去の映像とテロップだけで事実だけが淡々と描かれてる。
ウクライナが隣国の支配によって常に翻弄された歴史が分かる。
1
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

5.0

素晴らし過ぎる💕
こんなにも切なく哀愁溢れて華麗で、溜息が出るほどの禁断の恋愛映画❤️
今回は、もうマギー・チャンに尽きるワ😍
チャイナドレスに包まれた細身の肢体。
その佇まいを含めて美術品の様な気品
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ディーバ デジタルリマスター版(1981年製作の映画)

4.5

映画「ディーバ/DIVAデジタルリマスター版」1981年シャン=ジャック・べネックス監督🇫🇷ヒューマントランス渋谷で見ました🌞
流石に面白いワ〜💕
ロマンチックな恋愛映画かな思ったら「TAXI」みたい
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

とにかく超絶に可愛い❤️ホンマに絵本の世界に、そのまま入り込んだみたい❗️
秋の紅葉の森、2人の少女、フランス語。
これだけで大満足。
誰の親も、いきなり親になった訳やない。
誰もが子供時代、青春時代
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8


有楽町界隈の映画館は週一ぐらいで行ってるけど、丸の内ピカデリーは始めてかな〜。とにかくスクリーンがデカい‼️
その前にヒューマントランス有楽町の小さいスクリーンで見た後やから、ホンマにビックリ仰天や
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親愛なる日記 レストア版(1993年製作の映画)

4.0

「3つの鍵」と打って変わって、北斎漫画的な巨匠の一筆書。
または山口瞳のエッセイみたいな飄々とした映画🎞
変なオジサン=ナンニ・モレッティがベスパでローマ市街を徘徊したり。
友達と島巡りしたり、身体が
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