原作はキングの筆力がかろうじて残っていた時期なので小学生並みの発想でも描写に迫力がありどうにかなっていたけれども、映像化するとここまで陳腐になるとは。
画面が明るすぎてテレビ。00年代初頭のアメリカ>>続きを読む
これは面白い。拳銃の見せ方が良いと思っていると、そこから殺し合いと火事に至るまでが全て1ショット内に収められている喜びと驚き。"正当な長回しショット"とでも呼ぶべきものを1908年の時点で撮っている。>>続きを読む
迷惑系youtuberVS幽霊となると「ダッシュカム」などがあるわけだが、そこにチャット欄を組み合わせるのは「スプリー」を思わせる。また様々なカメラを持たせて視点に多様性を取り入れるのは「コンジアム」>>続きを読む
予告の段階で勘付いてはいたが、宇宙に出てケイリー・スピーニーが太陽に手を翳して顔にかかる影が、フェイスハガーの暗示になっている。
雰囲気は一作目に1番近く、多くの引用も含めてシリーズが好きなことは伝>>続きを読む
これは相当楽しめる。冒頭の夕焼けが通常とは思えぬほど紅く染まっている時点でちょっと期待させるものがあったが、各演出の迸るパッションに乗せられる。玩具の汽車が繋いだレールに沿って隣のロシア人少女の部屋へ>>続きを読む
これは結構面白い。藝大生による短編オムニバス。1話目がやや退屈だが、2〜4話目はどれも中々趣向を凝らした短編になっており、楽しめる。3話目と4話目の監督はもう映画は撮らないのだろうか。才能を感じるだけ>>続きを読む
「政治性」しか無い
画面が手持ちで揺れまくってて、フィクスがたまにしか出てこないのも集中を妨げマジでイラつく。
1人のボクサーを20年追いかけることで、徐々に顔に年輪を帯びていくさま、そして職業と彼の語る人生観が徐々に結び付いていくさまが良い。撮影:笠松則通
阪本順治はこういうつまらないのも撮ってるのに、作品によっては面白いものが急に出てきたりと、フィルモグラフィの傾向が全く読めない困った人だ。一本だけ観て判断する方法がこのような監督には通用しないため、「>>続きを読む