TRBさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

3.8

ソヴィエトの実験的ドキュメンタリー映画

都市の1日、そこで暮らす生活

当時の最先端の撮影技法をフル活用

今観ても結構アヴァンギャルド

そこにマイケル・ナイマンの音楽がプラス


カメラを担いだ
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おっさんのケーフェイ(2017年製作の映画)

4.1

「プロレスいうのは生き方や」

ケーフェイとは、プロレスの演出や演技を指す隠語

プロレスの魅力、これがわかるかどうかで作品の見方が変わるかもしれない

ただ、最高に情けなくイカしてる

プロレスキッ
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.6

舞台は現代の新宿

変わらない彼らが大暴れ

冴羽獠が放つコルトパイソンの弾道のように、令和へ的確なコミット

アニメ版シティーハンターの主題歌オンパレード

最近アニメ版をずっと観てるから、懐かしい
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.2

最高の仕上がり!

ちゃんとシティーハンターしてた!

注意事項として、絶対に吹替で観るのをオススメする

ニッキーとローラになっちゃうし、最後の上がるポイントがちょっと減っちゃよ

ちょうど今年入っ
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リトルトウキョー殺人課/リトルトーキョー殺人課(1991年製作の映画)

3.6

荒唐無稽な日本文化が蔓延した社会で、歌舞伎者ドルフ・ラングレンが大暴れ

突き抜けているのでとても面白い

当時の日本が、産業 文化共に海外からかなりの注目を浴びていたのがよく分かる


ロサンゼルス
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レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

3.5

後半戦

皆んながよく知る船燃える


曹操軍に潜入する尚香

大艦隊を前に奇策に打って出る孔明

敵陣を狡猾に欺く周瑜

それぞれの戦略や、相手を出し抜く頭脳戦

クライマックスの赤壁の戦いが始まる
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ニック/NICK ラスト・フューリー(2015年製作の映画)

3.3

ハードペインの直後からスタート

テンション高めに始まり、終始いい勢いで突っ走ってくれた感じ


船から救出されるフィラトを捕らえたニック

フィラトの身柄を要求する武装集団がテレビ局占拠

拷問現場
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レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

3.4

有名な赤壁の戦いを映像化

二部制の前半

壮大で面白い
が長い


北部を平定した曹操、南部も落とす為に派兵

敗走する劉備軍

軍師孔明を同盟締結の為、孫権の元へ派遣

連合軍を結成した周瑜 孔明
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老人と海(1958年製作の映画)

4.3

「けれど、人間は負けるように造られてはいないんだ」

カッコいい
こんな時代だからこそ余計に刺さるパワーワード

アーネスト・ヘミングウェイの小説
その映像化

ヘミングウェイもそうだけど
カッコいい
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストをユダヤ系イタリア人の家族視点で描いた作品

暗い現実を思わせない、父親の明るくユーモアに富んだ優しいウソ

大きく分けて、出会いの前半と収容所の後半との二部制

それぞれのパートでめっち
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ニック/NICK ハードペイン(2015年製作の映画)

3.1

エンジンかかってきたんちゃう

ダルい部分はしゃーないとして、調子は上がってきたように思う

初っ端からのピンチ
ケツ出してるより良かったよ


アスタンの移送が決まった矢先、娘と元嫁が組織により拉致
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ニック/NICK リベンジ(2013年製作の映画)

2.8

出だしこそ良かったものの

ケツ丸出しのファックシーンには驚いたけど

やっぱりパッとしない


売春組織アスタン団に大ダメージを与えたニック

すでに収監されたアスタン兄弟だったが、刑務所内からニッ
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ダーク・スター(1974年製作の映画)

3.8

コレは良い

なんかいろいろチープな感じが好き
マジメなブラックコメディSFって感じ


優秀なコンピューターに制御された宇宙船ダークスター号

不安定な惑星を破壊しながら、新天地を求め宇宙を航海して
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ニック/NICK 狼の掟(2013年製作の映画)

3.0

勝手にティル・シュヴァイガーにハマったけど

まぁまぁかな
かもなく不可もなく


売春組織の捜査にあたる刑事のニック

女性が詰められたマンションの一室に現れた大物とされる男

それは元相棒だった
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ゲート・トゥ・ヘヴン(2003年製作の映画)

2.5

いやいや
パイロットは?
スッチャーデスは?

テロやり放題なぐらいセキュリティの観念がゼロな空港で行われる密入国者たちの生活と恋

ってなんでやねん


収容所から脱獄した不法入国者のアレクセイ
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ガーディアン(2012年製作の映画)

3.4

ティル・シュヴァイガーによるドイツ製ガン・アクション

娘のルナ・シュヴァイガーとの親子共演

とりあえず渋い

男らしい顔してるから好き

そうです!
『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』の方ですよ
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.9

ダメ!絶対!!

ドラッグを題材にした作品群の中で、かなり絶望的で鬱な作品

一回観たらしばらく観たくない


団地に住む親のテレビを質に入れドラッグを買うハリーと親友タイオン

ヘロインの密売をし、
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ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.7

落第を賭け、おバカな2人が偉人巡りのタイムトラベル

80年代はロック

若くおバカなキアヌが初々しい


カリフォルニアの高校生、ビルとテッドはロックスターに夢を見る

しかし成績は落大寸前

歴史
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クーデター(2015年製作の映画)

3.8

呼吸を忘れてしまいそうになる

現実味のあるサバイバル・スリラー

記憶にも新しいクーデターの文字
世界のどこかで本当に起こりそう、妙にリアルに感じるので非常に怖い

タイトルとジャケットからのイメー
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セヴンティーン(2020年製作の映画)

2.6

思春期の陶酔と覚醒

子供でもない大人でもない
不安定なお年頃


写生の授業中、叫ぶ女子生徒

大人にもクラスメイトにも嫌気がさす

ただ彼は違った
彼の絵に惹きつけられた

2人は大江健三郎の文章
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東京無国籍少女(2015年製作の映画)

2.7

プロローグが長過ぎる

耐えろ!ひたすらに耐えろ!

70分ほど耐えた後に
ご褒美はやってくる

だからガンバレ!


芸術系高校の特待生

事故が原因でPTSDを患っていた

不眠と癒えない傷を抱え
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バイス(2018年製作の映画)

3.1

一月前ぐらいに観て忘れてた

悪いヤツだな〜ぐらいの感想

世界を変えた副大統領をブラックユーモアで映像化


9.11、世界貿易センタービルに2機の旅客機が突撃した

国家を揺るがす大惨事、同時多発
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神は死んだのか(2014年製作の映画)

2.7

ニュースボーイズのプロモーションと、キリスト教の啓蒙活動

大学で実際にある訴訟事件をベースに作られているらしい

正直、そんな事で訴訟に発展するなんて、なんて恐ろしい国だろうって思う

信じるのは自
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.8

同名短編と合わせて

救いがない短編への一筋の光

世界が産んだ捩れだけに、正すにはまだまだ時間がかかる

でも救いがある事を描いている


白人至上主義のスキンズに所属するブライオン(バブス)

3
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わたしが発芽する日(2016年製作の映画)

3.7

普通なんか分からない

誰かが決めた基準じゃなく

自分はどうしたいか


紗耶と優子、2人暮らしの姉妹

妹の優子は普通が苦手
決まり事が守れずマイペース

そんな妹を守る姉にも転機が訪れる

少し
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私は渦の底から(2015年製作の映画)

3.6

人と違った感情を抱く苦悩

10代の頃、想いを打ち明けれずに胸を痛めた日々を思い出した

対象がどうあれ

人を好きになる気持ちに貴賎はない


りいの寝顔を見つめる希子

希子はりいに対し、人並みな
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次は何に生まれましょうか(2019年製作の映画)

3.5

みんなと同じってナニ

渦中にいる間は意外と見えない

とっても難しいし、デリケートな問題

教育現場や行政、全ての子育てに携わる人が観た方が良いのでは?


シングルマザーのサトミ

娘のミユは無口
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.0

一作目で描かれなかった関係者のその後

前作に引き続き、「呪いの家」に関わる人それぞれのオムニバス

おさらいのエピソードから始まる

怖いけど、一作目でちょっと慣れる


不動産を販売した達也、自身
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呪怨(1999年製作の映画)

3.6

呪怨シリーズの元祖

『リング』と並び、ジャパニーズホラー界に大きな爪痕を残した作品

ある家を中心に起こる怪現象と、関わった人それぞれのオムニバス形式で描かれている

映像の古さ込みで、怖い
全体的
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リング0 バースデイ(2000年製作の映画)

2.5

ついに明かされる貞子出生の秘密

って明かすなあかすな!
ドンズベリやないか!

貞子が大好きな仲間由紀恵

フクザツ〜

美人過ぎるやろ!
貞子のイメージから大きく乖離しとるじゃないの
もっと醜女な
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マーシャル博士の恐竜ランド(2009年製作の映画)

3.2

『センター・オブ・ジ・アース』に『ジュラシック・パーク』と『猿の惑星』と『2001年宇宙の旅』の要素をブッ込んでフィル・フェレルでかき混ぜたら出来た感じ

昔のテレビのリメイクらしい
けど知らん

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リング2(1999年製作の映画)

3.3

映画『リング』に続くオリジナルの続編

『らせん』で次のフェーズへ移行した呪いを描くのではなく、あくまで『リング』のパラレルワールドのような展開を描く

そういえば『ループ』ってあったような?


3
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燃えよ、マッハ拳!(2011年製作の映画)

2.0

ケイン・コスギのパッケージと、サモ・ハン・キンポーと息子の親子共演言うから観たけど

腰抜けるわ!

何だこのチョー安っぽいカンフードラマ

今考えたらタイトルからチョーダッサい

完全にしてやられた
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らせん(1998年製作の映画)

3.6

言わずと知れた『リング』の続編

小説の方が面白いイメージ

ホラーとして突っ走った『リング』に比べ、呪いのビデオを医学的見地から追求していくような構図

一見するとホラー要素がほとんどなく、全く別物
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リング(1998年製作の映画)

3.9

鈴木光司が世に送り出し、世界へ増殖したジャパニーズホラーの草分け的な存在

冒頭、若き日の元気な竹内結子が出る
ちょっと哀しい気分になる

死の刻限が迫るミステリーとしても手に汗握る展開

そこへ来て
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

ダニエル・ラドクリフがまさかの死体

何とも不思議、ファンタジー世界と夢うつつを描いたような遭難奇譚

奇妙で下品だけど

何だろう

好き


海を漂うメッセージ

無人島に流れ着いたハンクは、全て
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