lemmonさんの映画レビュー・感想・評価 - 80ページ目

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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.4

おそらく20年以上ぶりのドラゴンボールの映画鑑賞!

やっぱり好きだあ!

ブロリーはただの映画用の敵キャラにするにはもったいない存在だったのを、上手くサイヤ人の歴史に繋げるあたりにくいです。

サイ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.7

タイトルロールは本当に難しい。ガガはやりきった。肝になるスター性を見出されるシーンから、オーディエンスにスターと認められる場面までなんたる説得力、何たる歌唱力!

ストーリーが少しクラシカルな、悪く言
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タグ(2018年製作の映画)

2.3

ジェレミーレナーの超人っぷりに笑った。

個人的にはあまり心踊らず。肝心の鬼ごっこシーンが楽しめなかった。

うーん、自分はこんな友達、嫌です。

フェリーニに恋して(2016年製作の映画)

2.8

真っ直ぐで純粋な子を追い詰める状況下に置いて、そこから叙情的なものを読み取らせようとするあたりはフェデリコフェリーニらしさを感じ、まさにオマージュされていることが、名画から切り取ったシーンを盛り込んで>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

2.9

幼い頃のトラウマから心を閉ざさざるをえなかった主人公が、大人になり、徐々に人間らしい感覚を取り戻しつつある中、かつての自分のような抜け殻の少女に会ったことをキッカケに、ごく当たり前と思う人間らしい心が>>続きを読む

ライフ・オブ・ザ・パーティ(2018年製作の映画)

2.2

メリッサマッカーシーのお陰で、楽しく観れました。

どうせならバカで突き進んで欲しかったところ、たまに出る説教臭さがもったいない気がした。そうなってくると現実的には起こらんだろと言うつまらない突っ込み
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シンデレラマン(2005年製作の映画)

4.5

自分のためなんて考えない、そのひたむきさにやられる。この映画、ブラドックの人物像はさほど見えてはこない。ボクシングシーンで当然中央にいるのだが、個性的なのは対戦相手やまわりの登場人物。

おそらくこの
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ガス燈(1940年製作の映画)

3.1

わかりやすい。

ボワイエとバークマン版は、傑作である。語りすぎないのに伝わる画面隅々までの緊張感、バークマンと同じく自分がオカシイとのではないかと思わせられる演出にやられたが、4年前に作られたイギリ
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

こりゃやられました。

ここ最近、インド映画を身始めているが、ハリウッドのクラシック映画にも通づる、良い意味でのお気楽主義に、クラシック映画好きも合って、ハマりかけているが、この映画、それでも前半は少
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.9

サスペンス映画で繰り返し観ている数少ない作品。

物語、クラシック映画の雰囲気漂う作風、演者など、褒め称えるところは沢山あるが、この映画、ラッセルクロウ演じるバドに感情移入せざるを得ない。

所謂、暴
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ペティコート作戦(1959年製作の映画)

2.3

トニーカーティスは男から見ても綺麗な顔してるなあと思う。むさ苦しい男どものなかに紛れるとなおのこと。

さておき、映画は乗れなかった。何度か見て行くと面白さがわかって来るかなあ、とは思いつつ、ブラジャ
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スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

1.7

マイケルファスベンダーの放つ妖気は、他の俳優にはない魅力で、それだけで映画が観たくなる。

彼はなかなか渾身作に出会えていない気がする。

本作もファスベンダーは好きだか、あまりあっていないように思っ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

2.7

前作のボーダーラインは個人的に傑作だった。無垢な子供に責任は無いかを画面から問われ、「ない。但しその責任は親にあり、だからこそ人類の守るべきルールがある。」裏社会で極悪非道なことをする親に子供には罪は>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

クイーンの音楽の素晴らしさが十二分に伝わった。誰よりも孤独と戦って来た(孤独と思い込んできた?)男が、どのアーティストよりも観客・ファンとの一体感を大事にせざるを得なかった理由、そしてクイーンの音楽が>>続きを読む

ミンクの手ざわり(1962年製作の映画)

3.8

ドリスデイは色男に振り回されながら、気づいたら色男を振り回して、最後には夢中にさせる、そんなストーリーのヒロインにぴったりな憎めない愛嬌を持っている。

本作では、ケイリーグラントに振り回され振り回す
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スタア誕生(1937年製作の映画)

3.6

栄光のハリウッドを入れると、ガガ版含め5回のリメイクをされている名ストーリー。

ハリウッドの内幕をあぶりだしながら、見事愛のある物語に昇華させているところがにくい。一番応援しているはずの自分が、一番
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.4

男と女のそれぞれの主義は、永遠と続いて行く議論だと思う。男も女も結局は都合よく意見を解釈して、なんとなくそれらしく語っているのがほとんどの印象。だからこの手の映画は、なぜか勝者が勝者に見えない。

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スタア誕生(1954年製作の映画)

4.6

ジュディガーランドはこの15年前に、不思議の国に舞い降り、後世に残る名曲をわずか16歳でささやかに歌っていた。

自分のガーランド初見作品だった。当時はクラシック映画をまだ見始めた頃で、ガーランドの顔
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.1

なんだか、久しぶりに王道の感動巨編に巡り会えた気分。最近のハリウッド作品は王道作品でもなんとか他とは違う毛色を出そうと凝ったエンディングにしたり、はたまたあえて語らずの考えさせられたりする作品が多い(>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.2

トム・ハーディは、スーパーマンやX-MEN・アベンジャーズのヒーローなんて、やらなそうである。一癖も二癖もある存在感、、、なのに顔立ちは2枚目、なんだけど、どこか冷めている、、、なのに熱い奴。

ヴェ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.9

繰り返し見てしまう楽しさに溢れている。

ダサかった(個人的に嫌いではないけど)アンハサウェイが、どんどんファッション雑誌の仕事をする風貌になる流れや、メリルストリープの豪快だが、敏腕である、その仕事
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かりそめの幸福(1935年製作の映画)

3.0

ものすごい設定の物語に頭がついていかず、これが究極に人を愛せることなのかな?とか、いろいろ考えているうちに終わった。

人を愛するって、その人がどんなことをしようが、許し、相手を思うこと?
それとも、
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.3

茶道、掛け軸、壁掛けの文字、茶碗、、、そして四季。

それぞれ、こんな楽しみ方をするんだ!と新たな発見があった。自分のこれからの人生においてもう一つ楽しみ方をそっと教えてくれた、そんな映画でした。
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

前後を端折って、とことん追い込まれた状況下をいかに生き抜くかに物語がしぼられていることで、見終わったあと、1500mを全力で走りきったような感覚に陥った。

あー疲れた、疲れたんだわ(笑)

音を立て
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モダン・ミリー(1966年製作の映画)

4.8

いろんなこと抜きで、とにかく楽しい映画。映画の奥底のメッセージ?、、、そんなもんあるか!と鼻で笑うかのような場面のオンパレード。

監督の、とにかく皆を笑わせたい一心なのが伝わる。それに加えて、キャス
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.4

メリーポピンズは、子供好きのはずだが、変にベタベタせず、子供と一定の距離感をたもってるあたりが、乳母としてすごいところなのだろう、と思う。みなに愛される理由もそこな気がする。

ウォルトディズニーの約
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

4.0

ある種、頑なに自分を崩さないクソババアは観ていて潔い。あのメリーポピンズを生み出したトラヴァース夫人は、子供が好きだからなんてとんでもない、子供時代のコンプレックスから生み出したメリーポピンズによって>>続きを読む

泥棒貴族(1966年製作の映画)

3.3

年代的にも近いが、オードリーヘプバーンの「おしゃれ泥棒」を思い出した。

ヘプバーンは出るだけでオシャレ感漂うのに対して、マクレーンの魅力はコケティッシュなところ。どちらの映画その両女優の良さを引き出
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食べる女(2018年製作の映画)

3.4

改めて小泉今日子と鈴木京香の凄味に気づいた。

ちょっとした、まったく同じエピソードでなくても、どこか共感できる場面の切り取り方に、映画に派手な抑揚は無くとも、釘付けにさせられた。また観たい。

その
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カジュアリティーズ(1989年製作の映画)

1.8

恥ずかしいことに、どうしても理解はできない。

平和に生きている自分には到底無理な世界。なのだが、この映画、ねじ曲がった見方になるが、ヒーローとして描かれている主人公に違和感あり。所詮アジアン・アフリ
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デ・パルマ(2015年製作の映画)

2.3

デパルマについてはよく知らない。ただ、映画好きとしては、監督がどう考え、どう作品を生み出すかには興味がある。クラシック俳優・監督なんかのドキュメンタリー好きとしては知らなくても興味が湧いた。

デパル
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ラインの監視(1943年製作の映画)

3.2

ヒロインの母親が一番自分には近かった。

平和に生きていると一緒にいる人物が実は危険なんて考えもしない。目の前でいくら脅しをかけられようが、それが後々大変なことになるなんて、想像もつかない。

知らな
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.1

多くの人には青春時代に夢中になった音楽がある。音楽がジャンルレスになり、細分化されている昨今、この誰にだってある音楽を振り返った時に、好き嫌いはさておき、同じ年代を生きた者同士であれば、思わず『懐かし>>続きを読む

情熱の航路(1942年製作の映画)

4.1

母娘の愛の葛藤。


歪みきった母に対して複雑だが愛を持ち続けたデイヴィスの演技に釘付け。

子は親を選べない。ただ、なぜ縁が簡単に切れないのだろう。永遠の謎だ。憎しみとも言える感情が入り混じるのに、
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愛の勝利(1939年製作の映画)

2.9

勝気だが、儚くも可愛らしく、愛おしい、、、わがままだか、情に熱い女。そんな役をやらせたら右に出る者がいないデイヴィス。

ラストに向けて真実の愛を誘って、自分ではない誰かを愛するヒロインに涙なしには観
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醜聞(スキャンダル)殺人事件(1952年製作の映画)

3.2

ヘイワースの成熟たっぷりな色気が、より一層緊張感を増している。

興味を惹かれるのが一切登場しない自殺したヘイワースの夫というところも作り手のうまさを感じる。

グレンフォードは最初こんなサル顔がなん
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