Morizoさんの映画レビュー・感想・評価

Morizo

Morizo

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Winny(2023年製作の映画)

3.6

「風立ちぬ」の堀越二郎を思い出した。

新しいことの実現への気持ちに対する純粋な気持ちと、その結果がもたらすことの溝。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.3

エンタメとしてはよくできていると思う。

オマージュネタ多くて前作見てない人だと面白さ半減しそう。

今回の敵はならずもの国家の核開発。
イランと北朝鮮のことだと気付かない人はいないだろう。
自国やイ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

・ 怪獣ものに期待していた人には冗長と思えそうな人間描写シーンが登場人物への感情移入を成功させていたと思う。
・ 予定調和感もツッコミどころも数限りないけれど、エンタメ作品として許せる程度。
・ 人間
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

宮崎駿自身が「わけわからない」と言っているとおり難解な映画でエンタメとは程遠い映画。
それだけに色々な解釈の余地があり、深読みを楽しめる人にとってはおいしい映画とも言える。
自分としては色々な人の考察
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

演者も含めてシン・ゴジラと地続きな映画。
非常時対応に絡めて日本政府の対外的な弱さなどを皮肉っているところも似ている。

つまらなくはないが期待値が高かっただけに少しがっかり。

主人公、ヒロイン、ウ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

悪くはないんだがラストが読めてしまい期待は超えず

囚われの女(2000年製作の映画)

3.8

退屈な映画かなと思ったがそうでもなかった。
構図や登場するものたちが美しいので絵として単純に楽しめる。

・ シモンがとにかく偏執的に描かれている
恋かなわぬストーカーのコワイ映画と思ったが…前半お風
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

4.0

この映画を一言で言い表すと「グロテスク」。
映像も分かりやすくグロテスクだし、社会や人の闇の部分をこれでもかと突きつけてくる様もグロテスク。

その衝撃により観るものに虐殺行為に対する嫌悪を呼び起こし
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

オリジナルからの一番大きな変更は新キャラのバレンティーナの登場で、この存在が映画のテーマを変えたと感じた。

・ Somewhere Someday ~ 未来への祈り

オリジナルではトニーとマリア
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

2.5

新作ノーウェイホームにたどるため、第一作の次にこちらを鑑賞。

アベンジャーズはアイアンマンを観た&ゲームをした程度でキャラは知っているが深くは知らない状態で観たが、面白いと感じなかった。

一作目と
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

2.8

新作ノーウェイホームが絶賛されているのに乗っかりたく、未鑑賞のスパイダーマンシリーズ最初から観てみようと鑑賞。

普通。

アクション部分は当時としてはすごかったのかもしれず、そういう歴史に興味がある
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

ミッドナイト・イン・パリのオマージュ?と一瞬思いましたが、そうでもなく十分に楽しめました。

・ 光と音の使い方がおしゃれでさすがエドガーライトという感じ。ただし、光の点滅が随所にあるので光過敏の方は
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

史実の戦争を題材としていることもあり、コメディー感が薄まった。
前作までとはテイストが変わったので、これまでのキングスマンの軽快さを求めていると少しがっかりするかもしれないか、完成度は高くて十分に楽し
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

2.7

reloaded までと感想はだいたい同じ。

救世主と呼ばれながら、世界よりも好きな異性を優先させる男である、ということの心の葛藤があったりだともう少し深みが出そうだが、そういうのはなく、ただの愛の
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

2.8

ネオとトリニティーの恋愛もの要素が強くなっていてがっかり。

救世主ともあろうものが、たまたま同志だった魅力的な異性がいないと力を発揮できないなんて。

聖書の世界観を名前に託して重ねるならばもっと大
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.4

新作が出るのでもう一度観てみた。

世界は脳が作り出したものであるという古今東西で言われたきた哲学をSF調に使っている。

スマホもない20世紀の映画であるが、VR・メタバースの世界が来ることはこの頃
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ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

3.8

ALSになり余命宣告を受けた後に子どもを授かった元アメフトスター選手のドキュメンタリー。

残された時間で、子どもや親と真剣に向き合おうとする姿に心打たれる。

そして、自分自身やその家族など、誰もが
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シライサン(2020年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ怖いと絶賛されているレビューを観て鑑賞。

絵としてグロいとか脅かしてくるというのはそれほどなく、エンドロールにつながるストーリーで鑑賞後含めてじわじわと攻めてくる感じ。

個人的には怖く
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.1

ボーンは人離れした能力を発揮し、ロボットのようだが、実際はアイデンティティー・クライシスに悩む人情溢れる人…を描きたいのだろうけれど、簡単に人を殺すしカーチェイスで多数の市民を命の危機に晒すことにも無>>続きを読む

人生フルーツ(2016年製作の映画)

3.9

地に足ついた 足るを知る 生活

日本人の美徳に合う家族の生活や言葉を追いかけて、憧れを抱く。

一人の人を想い続けることや世俗的な成功を追い求めないことは、簡単そうで貫徹することがとても難しいから、
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エグザム(2009年製作の映画)

3.4

ひろゆきがススメていたので鑑賞。

リアル脱出ゲーム的な設定と展開に特に前半はワクワクした。

ただ、登場人物が劇場型すぎるのと採用試験でしょこれ?な展開に違和感とツッコミポイントだらけ。

寛大な気
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.6

好き嫌いが分かれるとは思うけれど、個人的には宮崎アニメで一番好きな作品。

飛行フェチの宮崎駿の最後の作品であることに納得できる、どストレート飛行の夢を追う青年の物語。

純粋に何かを求める人達。
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

20年ぶりくらいに観たけれどやはり良い作品。

男女、自然と人間、人間と人間、動物と動物、神と呪い…
実に様々な対抗軸が提示される。

登場人物たちにはそれぞれの属性から少しずつ染み出し合っていて、ど
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

親と子の絆、大切にするということに血の繋がりは関係ないと思わされる映画。

心も身体も一番辛い思いをしている中学生の子を守ってあげられない親になってしまうならば、高学歴なんてなんの意味があるのか。
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ガタカ(1997年製作の映画)

2.7

レビュー書く気が起こらないくらい普通だった

究極のハピネスを求めて(2017年製作の映画)

3.2

好きな人と好きな犬ときままな旅

いかにもな「幸せ」であるが、それは「永続しない幸せ」であることは最初から観る人も本人たちも分かっていたはず。

では彼らは旅を通してどのような場所にたどり着くのか?
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PASSION(2008年製作の映画)

3.4

こんなやついるか!
そんなことあるか!
と突き放し切れないギリギリの世界線で、我々の平和な感情をチクチク刺激してくる映画である。
パートナーと観るのは劇薬になるかもしれない。


PASSION …
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AGANAI 地下鉄サリン事件と私(2020年製作の映画)

3.2

地下鉄サリン事件の被害者でもある坂原監督とオウムの荒木さんのドキュメンタリー。

荒木さんへの集団リンチにより、逆にオウムへの引きこもりを促進させる映画のように見えて少し後味が悪かった。


「贖い
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.6

地下世界に空はないけれど、体温はあった。

ほぼ一人でこのストップモーションを作ったなんてちょっと信じられないクオリティの高さ。

こんなものは偏執的な心がないと作れないと思ってしまうが、果たして妄想
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.7

エヴァンゲリオン シリーズ完結の流れで鑑賞。

庵野監督の出身地の宇部が舞台で、線路はあの線路で、電車はあの電車。

劇中で映画監督である主人公(庵野自身)は、線路が好きな理由として
「レールって決ま
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

1回目観て受け取ったメッセージ
・ 庵野さんの物語であることに開き直った
・ 「第三村」でのじれったい展開は庵野さんがQで燃え尽きてからの8年間の投影か
・ 村はセラピーの場。森田療法(休息 → 単純
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

映画館から外に出て「次に引っ越しをするときには、空が見える部屋にしよう」 と思った。


テーマは承認されることの大切さ。

* 三上(役所広司)のストーリー
主人公の三上は親からの承認を得られず、
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

違いが恋を生み、違いが愛を終わらせる。

分かりやすい勧善懲悪や救いのストーリーにしなかったことで、観た人に考えるきっかけを与えてくれる映画

「自分のストーリーとはなんだろう」と。

* 以下ネタバ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.0

技術とお金と時間が注ぎ込まれたのだろうことが容易に分かる戦場再現とワンカット中心のカメラワーク。見事だ。

しかし、ワンカット中心でナレーション等を排除したからといって臨場感や没入感があったのか?とい
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.2

アニメ+外伝+スペシャル を制覇しての鑑賞。

人に何かを伝えることができることの幸せを教えてくれる素敵な物語。

アニメでは、失った大切なものから得たものを胸に、喪失を乗り越えてゆく という展開が京
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.5

ジブリの世界にNARUTOの戦闘シーン という既視感で、ふとすると邦画?と感じてしまうほどすっきり日本人に入ってくるだろう作品。
完成度は高い。

妖精と人間世界の共存というのがテーマ。
(観ていて何
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