CharlieZGさんの映画レビュー・感想・評価

CharlieZG

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ビューティフル・ゲーム(2024年製作の映画)

3.6

サッカーホームレスW杯英国代表チームを通し、生きる活力と助け合い精神を教える実録コメディ。

天才サッカー少年としてプロチームにスカウトされるも解雇経験を持つヴィニーは高過ぎるプライドが仇となり人に馴
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 2(2012年製作の映画)

3.2

トワイライトシリーズ5作目で最終章

ヴァンパイアとして転生したベラは最強の力を得る、父チャーリーに再会し娘レネズミも紹介、平穏が訪れると思いきや “不滅の子” と勘違いした密告者が現れヴォルトゥーリ
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1(2011年製作の映画)

3.5

トワイライトシリーズ4作目

遂にベラとエドワードが結婚。
このフォレスト・ウェディングの綺麗でオシャレなこと!
いろんな映画で結婚式シーンを観るけど、こんなに幸福感に満ちた結婚式は珍しい。
終始笑顔
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エクリプス トワイライト・サーガ(2010年製作の映画)

3.5

トワイライトシリーズ3作目

行方不明者ライリー率いる新生者部隊が攻めてくる。
狙いはベラ。
本来敵対している人狼と冷人カレン家が手を組んでベラを守るという何とも心強い展開。
そしてヴィクトリアとの直
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ニュームーン トワイライト・サーガ(2009年製作の映画)

3.3

トワイライトシリーズ2作目
ベラが赤マントの行列を掻き分けて駆けつけた先には・・・

エドワードが一家ごと何処かへ行っちゃう、何で?何で?
親のわりに若いカーライルが不自然?何だその理由は(笑)
で、
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トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.4

人間の女子高生とヴァンパイアのラブストーリー。
ピンチの彼女を彼氏が助けに来るというティーン向け恋愛ものの王道。

処女の生き血を吸って生きながらえるドラキュラ伯爵など、これまで描かれてきた吸血鬼物語
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

人気スパイ小説家エリー・コンウェイが本物の組織に命を狙われるアクションコメディ。
現実と小説の世界が混濁して実は・・・
という展開が何転も転がり飽きさせず、格闘とダンスやフィギュアスケートの融合も楽し
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さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

3.3

疎遠の父子の最後の旅。
余命僅かなカメラマンと終焉間近のコダクロームを掛け合わせたストーリー。

コダクロームと言えば写真製版のスタンダードとしてアナログ時代に君臨した35mmフィルムの王者。
発色の
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

3.5

過保護男と滞納女のコメディ。

税金滞納で車を没収され家まで抵当に入れられるUberドライバーの車目当てのアルバイトのつもりが・・・。

年齢も境遇も性格も違う2人だけどボーダーを越えられない似た者同
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アイ・ソー・ザ・ライト(2015年製作の映画)

3.2

僅か6年間の活動でカントリーミュージック界にその名を残したハンク・ウィリアムズの半生。

無名時代から数えても亡くなるまで10年、メジャーに移籍して6年でビルボードトップ10入りシングルが35枚、内1
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

天才ロバートと凡人ルイスの確執物語。

ルイスは努力家で凡人としては出世頭なんだけど、2人の見ている目線が違い過ぎてルイスが哀れに見えた。
策略のキッカケが “えっ❗️そんなこと⁉️” と呆れる始末。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.7

天窓の部屋を抜け出す母子の絆物語。

前半と後半の2本立てのような作りに唸った。
如何にして部屋を出るのかだけでもかなりの緊迫感があり、警察官の機転に救われたと思いきやそれは序章に過ぎず、その後の話が
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

オリジナルから81年後のリメイク4作目。
1976年版同様の音楽業界が舞台。
のっけから携帯で話すガガ、オリジナルの要所だけ残し6年前とはいえしっかりと現代版に刷新されていて観やすかった。

ノーマン
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スター誕生(1976年製作の映画)

3.5

1937年ウィリアム・A・ウェルマンのオリジナル版から39年後、3度目のリメイク。
映画業界から完全に音楽業界へ舞台を移し、エスター・ブロジェットからエスター・ホフマンに改名、芸名のヴィッキー・レスタ
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スタア誕生(1954年製作の映画)

3.5

オリジナル版から17年後のリメイク2作目。
基本プロットは同じながらミュージカル女優で人気を博すエスター役にジュディ・ガーランドを起用。
存分に歌とダンスを楽しめるところはオリジナルとの大きな違い。
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スタア誕生(1937年製作の映画)

3.5

まずテクニカラーに驚き!
1937年というと第二次世界大戦以前の昭和12年なので、如何にアメリカ文化が先進的だったかが窺える。

主演のジャネット・ゲイナーは第1回アカデミー賞主演女優賞のオスカー女優
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パレード(2024年製作の映画)

3.3

その先へ進めない者達が旅立つまでの束の間に想いを交える話。

大きなハプニングがあるでもなく、過度に涙を誘う事もなく、優しくてちょっとコミカルで静かにお腹に降りてくるような暖かさを感じた。

人生は大
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.4

1965年版から54年振りの続編ミュージカル。
大人になったジェーンとマイケルの下に現れるメリーポピンズ、エミリー・ブラントのクールな顔立ちはピッタリ。

新キャストと新たなストーリーで進行しつつ'6
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

IMAX先行上映で鑑賞。
パート1の続編、ハルコンネン軍とサーダガーの急襲から逃げ延びたポールとジェシカがフレメンに合流するところから始まる。

ポールは救世主なのか?ただの人なのか?
スパイスと砂虫
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

2.5

友人で俳優の失踪から22年、事件を取り上げたTV番組から追想する男の話。

面白そうな予告編から感動のドラマを期待したせいか正直肩透かしを食らった。
何から何まで説明されるとつまらないけど、何も説明さ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

不本意な大衆迎合小説ヒットに苦虫作家のシニカル・コメディ。

世間が思い描く黒人の姿を風刺しているようだけど批判的な “あるある” にはならなかった。逆に言えば私も偏見的な視線を黒人に向けている証拠と
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スニーカーシンデレラ(2022年製作の映画)

3.5

週末はミュージカル!
今回は「スニーカーシンデレラ」


クィーンズ地区の靴店で雑用しながらシューズ・デザイナーを夢見る少年の現代版 “逆” シンデレラ・ミュージカル。

子供向けお伽話風な装丁だけど
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ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)

3.5

猫と少女の成長物語。

動物相手は忍耐の撮影だろうしアドリブもあったかもしれないけど、よくぞ1本にまとめたなというのが率直な感想。

猫達の表情や仕草が愛くるしいんだけど、それにも勝りクレム役キャプシ
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ニュージーズ(1992年製作の映画)

3.5

週末はミュージカル
今回は「ニュージーズ」


新聞社の横暴に立ち向かった新聞配達少年達の抗議ストライキを描く実話ベースのミュージカル。

17歳のクリスチャン・ベール扮するジャック・ケリーがマンハッ
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クロスロード(1986年製作の映画)

3.4

幻の曲を手に入れたい若きギタリストが伝説のハーピストを南部へ連れて行くロードムービー。

悪魔に魂を売りギターテクニックを手に入れたという有名なロバート・ジョンソンのクロスロード伝説をモチーフに進むス
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.2

娘を誘拐した犯人を追う刑事のサスペンス・アクション・・・
ということにしておこうか・・・

語れば即ネタバレになるので多くは言えないが、後半はドンデン返しの連続で混乱しそうなほど世界が変わって行くけれ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.0

母の支配下から抜け出せず決断力に欠け不安症に悩まされる男の奇妙な物語。

ボーの目を通して成長しない彼の追体験をさせられた感じ、かなり精神と身体のバランスが崩れ、そんなつもりじゃないのに他人の怒りを買
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.4

ドーナツで一攫千金を狙った男達の友情物語。

ドーナツといっても穴のないフライケーキ、それより牛乳が珍しいあの時代に揚げ物油があったのか疑問(笑)

腕力に物を言わせる過去の西部劇とは一線を画し、スイ
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ショータイム!(2022年製作の映画)

3.3

経営難の酪農から思いついた一発逆転の実話コメディ。

キャバレーというと日本人である私はホステスが接客をするいかがわしい風俗店を連想するが、フランスでは意味合いが違いショーを楽しむ所、さしずめ食事をし
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.5

1982年アリス・ウォーカー著小説のブロードウェイ・ミュージカル版の映画化。
1985年にスピルバーグ監督で映画化されたので、そのミュージカル版とも言える。

男尊女卑の虐げられた境遇で生きる黒人女性
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.4

60歳超えにしてキューバ〜フロリダ177kmの遠泳に挑戦したナイアドの不屈の実話。

何度失敗しても挑戦を繰り返す、諦めなければ・・・と口では簡単だけど周りを巻き込みながら突き進むエネルギーは凄まじい
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呪われた息子の母 ローラ(2021年製作の映画)

3.0

カルト教団に追われる親子のグロありホラー。

ヘンテコな邦題、原題のままで良かったのでは?
開始早々結末読めた!とたかを括ったら、え!そっち?!想像とは違ったけどカルトには違いない。
息子が母にふざけ
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バービー(2023年製作の映画)

3.8

バービー人形を通して偏った社会をシニカルに描いたコメディ。

女性上位のバービー界は人間界を逆さまに映す鏡、どちらが上とか下とかではなくお互いを思い遣る気持ちの大切さを感じた。

開始早々2001年〜
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ラブ・クラッシュ(2016年製作の映画)

2.8

週末はミュージカル
今回は「ラブ・クラッシュ」



田舎暮らしの青年と夢追うSSW女のロマコメ・ミュージカル。

一目会ったその日から恋の花咲くこともある的な・・・かなり強引な一目惚れ。

カントリ
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.5

エトワール目前のバレエダンサーの挫折と再起の物語。

本物のダンサー起用がダンスムービーとしても見応えがあり、舞台裏やリハーサル風景などドキュメンタリーの要素もあって興味深い。

振付師ホフェッシュ・
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

孤独でシャイな男女のラブストーリー。

初起用の2人を主役に据えながら抑制を効かせ、ちょっと時代の進んだ古めかしさと惚けたユーモア、昭和歌謡的な歌とチャイコフスキー、そして “マウステテュトット” の
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