Stroszek

魔女の宅急便のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1989年。13歳になったキキは、一人前の魔女になる修行をするために、家を出てほかの町で暮らす。南仏か南伊風の海岸の町が舞台だが、市電に「KUMADEN」と書いてあったり、登場人物名が「おソノ」、「ウルスラ」であったりと、多国籍風。主人公は13歳だが、「仕事を選ぶかパーティや彼氏を選ぶか」の岐路に立たされる場面が多くあり、社会人一年生を描いているかのよう。自転車を動力とするプロペラ機や飛行船等、監督自身の「飛行機」への憧憬がここにも。最後、キキがトンボを救う場面には従来のヒーロー像の男女逆転が見られる。
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