うずらさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.8

元気になるとかハッピーって言葉がほんとうに合うよね。
明るい音楽で幕があけて、それが終えてもまた歌がはじまるってくらい絶え間なく詰め込んだこのテンポが好き。

ハイスクールミュージカルからザック・エフ
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.6

ダメでした。とんでもなく好きな部類のミュージカルだった……。歌に圧倒される。
なんでかなあ恐ろしいお話だと思ってたんだけど、余すところなく華麗でダイナミックで、不器用な悲しさと美しさに見事にもっていか
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デイ・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)

3.0

ハイスペックゾンビのせいでハードモード感がすごい。感染してない人がいるのが不思議なくらい。私なら序盤から仲間入りして同じく壁這ってる。
わりと設定ふわっとしてるんだけど、主人公の女性がすごくキュートだ
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バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(2012年製作の映画)

3.0

結婚式前夜祭のハプニング。何やってんだ!?ってつっこみたくなるドタバタ劇。馴染みがない文化だからかもしれないけど下ネタがすぎる……。
とにかくイタくて妙にリアリティあるんだけど、海外映画だって意識して
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おしゃべり魔法犬ファン(2012年製作の映画)

2.8

でこぼこな悪役コンビが出てくるのお約束だよね。

展開としては邦題が的を得てるファンタジーコメディなんだけど、
一見パニックホラーかな?と思うような原題「VAMPIRE DOG」のパッケージは日本語版
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ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

3.2

家族の再生、この先出会うことがなかっただろうふたりの恋。ニューヨークの7日間。音楽や音を通じてつながっていく、静かで落ち着いた雰囲気のヒューマンドラマだ。
夜の風景とライトアップが印象的。

ぜひ原題
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.6

エズラ・ミラーくんの雰囲気たまらないし、このエマちゃん大変可愛くて好きです。

クライマックスの魅せ方は爽快で満たされて、この三人がいいってなんだか安心した。
せっかく著者自らが指揮してる作品なのに私
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

3.8

始まりからもうハイテンション。主人公を凌ぐ勢いで、まわりのキャラクターたちも強烈。ガンガンくる面白さの中にしれっとある皮肉が好き。
アイスクリームのシーンは素直にやばいと思った。闇を感じる。

空から
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

ラストの余韻が心地よすぎて。
パリでの再会。サンライズから9年後、同じく公開も。あのね、これは劇場で観て、時間の経過を体感したかった……ドキドキできたはずだ……次は意識しながら観るんだ……。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

ウィーンでの出会い。途切れない知的な会話も、流れる街並みも、きれいで幻想的で。行きずりってネガティブにも思えるのに不思議だ。

特別何かが起こるわけじゃなく、シーン毎が印象深い映画だった。ストーリーを
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マクロポリス(2012年製作の映画)

4.0

不良品で工場で廃棄扱いのおもちゃ。そうか、この子にはこう見えるんだって気付いたとき、あかりが灯ったようなそんな気持ちでいっぱいになった。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

おとぎの国のアンダレーシアと、現代のニューヨーク。2Dアニメーションと実写。楽しいなあ。
ディズニーネタ見つけては嬉しくなっちゃうし、衣装も色合いもとんでもなく可愛い。

歌わないし踊らないぞって言っ
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クルードさんちのはじめての冒険(2013年製作の映画)

4.0

古代生物を含む、登場人物たちがみんなすごく個性的で魅力的。
癇癪を起こしたときの動きはいつも笑ってしまうし、道中イープとガイの仲良しっぷりが微笑ましいしそれを邪魔するパパ・グラグの構図がメチャクチャ好
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リロ&スティッチ2(2005年製作の映画)

4.0

スティッチの可愛さが尽きない。いい子でいようとする懸命な姿がとっても愛おしい。

ドクターに悪夢の詳細をうながされて、ハッと口をつぐんでおしまいにするのがぐっときたとこ。言えないよね。印象深くて、遊び
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リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

4.0

ハワイアンな雰囲気もエルヴィス・プレスリーの音楽もウキウキしてしまう。好き。
自分の家族はどこにいるの?って絵本のくだりは鮮明に覚えてるのに、久しぶりに観たらくるものがあったなぁ。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.0

心グッタリ期、何か元気が出るものが欲しくて、そうだミュージカルを!で思い当たった本作品。

ABBAって世代ピッタリって訳じゃないんだけど、やっぱりどこかで聴いてて馴染みあるんだなあ。始終陽気で、思わ
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「まだあなたに何もしてあげてない」でいつも泣いてしまう。
何をどれだけやっても“やりきった”と思うことはないんだろうな。
花ちゃんの中で雨は背中をトントンしてあげてた泣き虫だった子供の頃のままで、だけ
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わたしの可愛い人 シェリ(2009年製作の映画)

4.0

ベル・エポック時代のココット(高級娼婦)のレアと親子程歳が離れた若い青年シェリの愛。その決着。
画の美しさがまさに贅沢で、すうっと惹き込まれた。あまり得意なテーマではなかったから緊張してたのだけど、弛
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トールとトール(2011年製作の映画)

3.2

このちょっと不気味な雰囲気が好き。小物がかわいい、パペットアニメーション。
同じなまえの新しい友人と、暗号のような手紙のやりとり。
最後の手紙を受け取ったあとの間が……。なんて書いてあるのか、わからな
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壁の花(2011年製作の映画)

3.2

パーティーで正しく壁の花で落ち込んでいた女性と、高価な宝石を狙って盗みに入った泥棒が鉢合わせて――? なショートムービー

先読めちゃったんだけど余計にやにやしちゃって。音楽も雰囲気も好きなので、もう
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ネコのミヌース(2001年製作の映画)

5.0

シャイで取材ができない記者のティベを助けるために、ネコのネットワークが大活躍。ネコに知らないことはない!ってところ、すごっくグッときた。

アニー・M.G. シュミットの同名童話が原作。

人間の女の
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二人(2007年製作の映画)

4.0

台詞なくとも伝わってくる凄さ。
生活面もタイプも全く違う双子を演じたベネディクト・カンバーバッチ。すべてがひっくり返るラストシーンは切なく、圧巻。
その後がとても気になるのだけど!

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

終わり方がとっても好き。ユージーンの良さとてもわかる。

親と子供ってディズニーでも沢山出てくるけれど、ラプンツェルに於いてはゴーテルとラプンツェル、またリアルなモチーフだなあと、シリアスをエンタメに
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

なんだか記憶に残ってるラストシーンや銃撃戦からか漠然と怖いってイメージがあったのに、レオンとマチルダの強さと弱さに触れるうちに微笑ましくて仕方なくて。バディで良質ラブストーリー、これは観て良かったなあ>>続きを読む

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

4.0

一話90分の見ごたえあるドラマシリーズを堪能したので早速!

ドラマ視聴前提の特別編で、シーズン3.5と言ったところ。映画から入るのは難しそうだ。
19世紀が舞台になるんだけど、変わらずシリアスでコミ
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

最愛の父を亡くした少年が、父が遺した一本の鍵を見つける。そこに父からのメッセージあるはずだと考えた少年の、鍵穴探しがはじまる。

有名なタイトル、くらいの前情報なしに観はじめてお葬式の言葉からもうハテ
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プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

4.0

メグ・キャボット「プリンセス・ダイアリー」が原作の地味で冴えない女子高生がプリンセスになる王道シンデレラストーリー。
学生時代のマイヘビロテ映画。
ミアとおばあさまのやりとりがほほえましくて、あどけな
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.0

花売り娘からレディへの変貌ぶり。前者もわたしは好きだけれど、衣装もオードリーの美しさもすばらしいなあ。

少し納得いかなくて自分の読み取る力のあまりの無さに落ち込みつつ、各々方の解説を拝見してはあなる
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シンデレラⅡ(2001年製作の映画)

4.0

慣れないお城での生活、シンデレラの役に立ちたいジャックのお話、お義姉さんのアナスタシアの恋のお話。
ネズミたちがシンデレラに贈るための絵本を作りながら、『シンデレラ』のその後を振り返る。

二作目以降
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シンデレラ(1950年製作の映画)

4.0

断片的にシーンを覚えていて、くりかえし見た記憶はないけれど、有名な童話ですからね。よく知ってるような気持ちになるふしぎ。

ボロを纏っていようと凛として美しく、思いやりがあって、素敵な女性像のシンデレ
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くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

5.0

貧乏な音楽家のクマのおじさんと絵を描くことが大好きな孤児の子ネズミちゃんの優しい絵本タッチのアニメーション。

導入から、あ、好きかも。とぐぐっと惹き込まれて、動作とか雰囲気とか、通しておしゃれ。ふた
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明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.2

誰も彼もが爆発寸前の手前で、誰が死んでも可笑しくない状態で迎えたラスト。衝撃的であって、またひどく納得させられるからしんどい。
身近なもので誰の隣り合わせでもあるのに、描かれたそこでようやくハッとさせ
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Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004年製作の映画)

3.5

幸せな生活だけれど、どこか物足りない。
打ち込めるものを見つけて、コミュニティとして盛り上がってくるところはだんだん楽しくなってくるし、ポップでエネルギッシュだ!とウキウキ。
エスカレーターのリチャー
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わんわん物語(1955年製作の映画)

5.0

物心ついたときにはもう動物が好きだったんだけど、今思うと私が犬好きになるきっかけだったのでは。当時の記憶でも、やっぱりレディは素敵だった。

お嬢様のレディと風来坊トランプの身分差の恋物語。
ここまで
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

5.0

飛んでるとき、空との一体感がいいなあ。
ドラゴンのトゥースのコロコロ変わる仕草、表情が可愛らしい。

敵を圧倒するんじゃなく理解することで、誰より弱虫だったヒックが成長していく。
わかり合おうと努力す
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