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小学校生活最後の夏休みに、取り壊し予定の古びた団地に忍び込んだ小学生達が、突然団地ごと海のど真ん中に飛ばされてしまい、漂流生活を送る事になるというジュブナイル物。
少年少女の漂流生活を通じての成長、>>続きを読む
“離婚した妻を癌で亡くし、それが原因で娘達との間に亀裂が生じている父親が、バカンスで訪れた亡き妻の故郷であるアフリカのサバンナで、獰猛な巨大ライオンと死闘を繰り広げながら、家族の絆を取り戻していく”>>続きを読む
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日陰者として暗い日常生活を送っていた主人公が、天才的なハッキングの才能を買われ、新鋭のハッカー集団にスカウトされるも、より大きな事件に巻き込まれていくというストーリー。
冒頭、既に事件は佳境を迎えて>>続きを読む
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伊坂幸太郎作品は、小説も映像化作品も一切触れた事が無いので、本作が初体験である。なので、原作との違いは分からないのであしからず。
とある殺し屋の代理で、列車内からブリーフケースを盗み出す任務を負った>>続きを読む
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近場の劇場でのIMAX版上映終了最終日に、ギリギリ滑り込みで鑑賞。
IMAXカメラで撮影されたIMAXシアター用作品である本作が、僅か2週間でその上映を終了してしまうのはあまりにも勿体無いと思うのだが>>続きを読む
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これまで数多くの作品が発表され、やり尽くされたと思っていたゾンビ映画(正確には今作はその系譜にある作品)というジャンルに於いて、このような新しい風が齎されるとは嬉しい発見だった。
ウイルスによる凶暴>>続きを読む
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今作は、歌とライブがテーマなので、出来るだけ優れた音響でと思いIMAX版を鑑賞。流石、力を入れているだけあって、Adoの圧倒的な歌唱力と、豪華提供陣による優れた楽曲の数々を聴く為だけでも鑑賞する価値は>>続きを読む
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個人的に、ワールド・シリーズに関しては「わざわざ再稼働させる必要があったのか?」と、1作目の時点で色々疑問だったのだが、最終的な結論としても、やはり再稼働させる必要は無かったように思う。
偉大なるシ>>続きを読む
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若さへの嫉妬と、老いの中に僅かばかりの希望を見い出す殺人鬼老夫婦の姿が印象的。
特に、老婆が作中最初の殺人を犯して、高揚感から踊り出すシーンは、同じく殺人の高揚感から踊り出すホアキン・フェニックスの『>>続きを読む
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実話が基という事もあり、常に画面を覆う緊迫感が凄まじいが、所々にコメディチックなやり取りを盛り込む遊び心を忘れない抜かりなさがニクい。
立場の違いから蟠りを抱えたまま、それでも“生きる”という共通の>>続きを読む
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『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に続く、2022年3本目となるマーベル映画。
先の2作品がシリアス寄りの作品だったのに対して、今作は>>続きを読む
前編を鑑賞した際は、原作の要素を上手く取捨選択して組み替えた構成や、キャスト陣の演技が自然になってきた部分を褒めたのだが、今作ではその評価点が姿を消し、再び駄目な実写化作品の教科書と化してしまった。>>続きを読む
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原作未読、TVシリーズ1期&2期鑑賞済みです。
原作&TVより先、なでしこ達が社会人となった未来を舞台に、野クルのメンバーが再集結し、地元山梨にキャンプ場を作るというストーリー。
原作やアニメがあ>>続きを読む
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『トイ・ストーリー』シリーズで、主人公のアンディが夢中になった映画を元にしたスピンオフ作品。
私自身は、『トイ・ストーリー』にはあまり明るくないので、あくまで今作のみの評価レビューになります。
全体>>続きを読む
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“史上最も売れたソロアーティスト”エルヴィス・プレスリーの栄光と苦悩に満ちた生涯を描く音楽伝記映画ということで、個人的に公開前からかなり期待していた作品。
最初に結論を述べてしまうと、作品を通して描>>続きを読む
捨てられた赤ん坊を売買するブローカー一向が、養父母を探す旅の中で、次第に擬似家族として互いの過去や思いを理解し合っていくロードムービー。
子供を育てられない親が赤ん坊を預ける“赤ちゃんポスト”や、非>>続きを読む
“冒険ロマンスシリーズの小説家ロレッタが、完結作で偶然古代遺跡の象形文字を解読しており、そのことを知った謎の大富豪に拉致され、南の孤島で小説さながらの大冒険を繰り広げる羽目に”という、荒唐無稽な王道の>>続きを読む
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前作『ブロリー』のシリアスさとは打って変わって、今作は全体的にコミカルで、原作初期(アニメの無印時代)のような作風に。
更に、今作では映像を回想シーン以外は全てCG表現に変えるという攻めの姿勢。予告>>続きを読む
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鑑賞するまでは「サイケデリックな映像と難解なストーリーでこちらを翻弄してくるカルト映画でしょ?」と思っていたのだが、蓋を開けてみると“精神治療の目的で開発された「夢」を共有する装置【DCミニ】と、それ>>続きを読む
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名作中の名作として語られている作品ながら、今まで未見だったため鑑賞。
一体何がこれほどまでの評価を受ける要因なのかと思い調べると、一つの出来事を複数の人間の証言によって描く手法や、太陽に直接カメラを向>>続きを読む
事実を基にした戦争アクション。
私自身は、史実について明るくないので、どの程度事実が反映されているのかは不明だが、観ている間中ずっと「何故、この兵士達は他国の内戦に首を突っ込み、これだけの犠牲を払っ>>続きを読む
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IMAX字幕版を鑑賞。
本作を一言で表すなら、“熱い少年漫画”といったところ。
尚且つ、トニー・スコット監督による前作に対する愛と敬意、そして続編としての物語の正当性に満ち溢れている。
また、特筆す>>続きを読む
“天才パイロットと女性教官の恋を描いた青春モノ”というあらすじを知っていた為、今まで食指が動かなかったのだが、最新作『マーヴェリック』が絶賛の嵐故、続編鑑賞前の予習として鑑賞。
事前情報通り、ストー>>続きを読む
※先ず初めに断っておきたいのは、前作が漫画原作の実写化作品の中でも一際駄作であった為、それと比較した上且つ原作のストーリーの圧倒的なクオリティの高さに救われたが故に、若干評価が甘めになっているという自>>続きを読む
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『シン・ゴジラ』のスタッフが再集結して制作される特撮“シン”シリーズ第2弾ということで、公開前から何かと話題になっていた本作。
私自身は、シン・ゴジラはオールタイムベスト級の名作だが、『ウルトラマン』>>続きを読む
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劇場版30周年記念作ということで、予告編やポスタービジュアルからは“しんのすけの生まれた日”をテーマにした一大感動巨編を思わせる雰囲気が漂っていたが、蓋を開けてみると野原一家からカスカベ防衛隊、ゲスト>>続きを読む
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やはり特筆すべきは、連続殺人犯 榛村を演じた阿部サダヲの圧巻の演技力。
面会室で岡田健史演じる雅也と対面する際に見せる目に光のない演技と、回想シーンで街のパン屋さんとして“善い人”らしく振る舞っている>>続きを読む
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※本作に密接に関わってくる『ワンダヴィジョン』を未見の為、「ワンダがスカーレット・ウィッチになるまでの物語だった」という必要最低限の知識のみで鑑賞した感想です。
先ず、何よりもボリューム感。
公開前>>続きを読む
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劇場版シリーズの通算25作目。
しかし、去年の『緋色の弾丸』が新型コロナウィルスの影響で公開が1年延期された都合上、“25周年記念作品”とはならなかったという可哀想な立ち位置に。
脚本家が『から紅の>>続きを読む
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前シリーズに当たる『ハリー・ポッター』シリーズは全作鑑賞済み。
個人的に、今回の『ファンタスティック・ビースト』シリーズには【ハリポタシリーズとは違った、個性豊かな魔法動物達と、それを引き立てるポップ>>続きを読む
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ハリウッドのカメレオン俳優ジャレット・レト主演且つSONY配給でMCUとは別枠(SSU)とはいえ天下のマーベル作品ということで、頻繁に予告編が流れていた作品。
しかし、予告編からはあまり期待出来そうに>>続きを読む
“怪作”とは正にこのこと!
スクリーンに映し出させる衝撃の数々に、最後まで目が釘付けだった。そういう意味では、圧巻の一作であると言える。
しかし、あまりにも常軌を逸した一作である為、一般的な観客とシネ>>続きを読む
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まず第一に、アカデミー賞脚本賞受賞おめでとうございます!
アイルランド紛争を舞台に、紛争地域に住まう一家族の次男バディの視点から見えてくる、小さく細やかながらも美しい日常と、移住という大きな変化を求>>続きを読む
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ギレルモ・デル・トロ監督のファンなので鑑賞。
『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』と、これまで数々の作品でモンスターや日本の特撮怪獣といったクリーチャーへの愛を>>続きを読む
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先ず最初に断っておくと、私はマイケル・ベイ監督の大ファンであり、『バッドボーイズ2 バッド』は、愛すべき究極のバカ映画だと思っているクチです。
『アルマゲドン』『バッドボーイズ』シリーズ、『トランス>>続きを読む
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吹き替え版を鑑賞。
前作が“日常に埋没していた才能の発掘と開花”だったのに対し、今作は“開花した才能でより大きな舞台へ、夢の舞台へ”と、順当に達成すべき目標のステージが上がっており、登場人物たちの苦>>続きを読む