味コスモさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

味コスモ

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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.0

お父さんの眼鏡に度が入ってないのが気になったな。おしゃれ目的でかけてるのかよ(息子に眼鏡を拾わせるシーンもあるからそんなわけがない)。しかたないっちゃないけど、ちょっと醒める。

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

2.0

これでカンヌの女優賞って、賞なんてあてにならないな。

この内容で100分は無理。60分以内の短編だったらアリかもしれないけど。

雅楽っぽい音楽はおもしろい。でも、しつこい。音に頼りすぎ。

衣装、
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.5

ちょうどいい塩梅だけど、やっぱりアルモドバルなヘンな映画。

わざわざCG使って解説を2連発。なんだあれ。

劇中劇の『中毒』、全編見てみたいなぁ。ミニマルなひとり芝居でめちゃくちゃ好みだった。

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劇場(2020年製作の映画)

2.5

いくらなんでも都合よすぎるだろ。
この映画の女性観、どうかしてるよ。
結末も、この主人公には甘すぎる。

松岡茉優さんの演技、監督によってはまったく気にならないんだけど、この映画ではわざとらしさが前面
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.5

あんなにきれいな街でタバコのポイ捨てするなよ。

大学ってそんなコネで入れるの? リップサービスを真に受けてるだけじゃないかと、いらぬ心配をしてしまう。著名な教授だからって、人格者とは限らないからね。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

手紙を破り捨てるシーンに挿入される、シアーシャとティモシーの短いカットがすごくよかったなぁ。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.0

かなり『マトリックス』だったなぁ。最後は『トゥルーマン・ショー』だし、ネタばらしの説明が多すぎる。

メタファーが社会批評としてそれなりに機能しているからまあ許せるけど、話運びは雑。

魚切ったり、入
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.0

セコイアの切り株の年輪の外を指差して、「あそこから来た」と男は言う。

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

2.5

『笑ゥせぇるすまん』みたいなオチが連続するホラー。
アート界の風刺としても大したことないなぁ。
マルコヴィッチの無駄遣い。

ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

2.5

美術館のインスタレーションのひとつであれば、おもしろく見られるかもね。

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.0

彫刻作品の控えめなサイズがいいね。

おじさん/おばさんが小走りになってる姿は、なんとも言えない味わい。

父親の人間性に難はあれど、基本的に子供たちは彼の作品を悪く言ったりはせず、正当に評価されてほ
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ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

2.5

この映画には、『恋はデジャ・ブ』と『エターナル・サンシャイン』がつくられる以前に戻ってもらうしかないな……。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.0

文化祭の歌、もうちょっと聴かせてほしかった。とても魅力的なんだけど、彼女の世界に引き込まれるには短かすぎる。

ここまで複雑な心の機微を描いておきながら、メインの3人以外のひとたちの書き割り感には不満
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

2.5

合わないな…。語りすぎ。顔近すぎ。
浅いのを必死に演出力と構成で深そうに見せている。

人間同士の距離感、というより、人間と人生を語る言葉との距離感がわからない。言葉に対する恐れを持たないから、どんな
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.0

予備知識がないと、話が焦点を結ぶまで結構きつい。『マネー・ショート』も正直ずっとあやふやなまま見てたけど、こっちもそんな感じ。もうちょっと親切にしてほしい、っていうのが本音だな。

パーカーや寿司はリ
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

とにかくもうレネー・ゼルウィガーが素晴らしい。こんなに繊細に孤独を表現できるひとがいるのか。何度もボロボロ泣いてしまう。一方、話の運びや演出はそれには追いついていない。とはいえ、レネーの足を引っ張るほ>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.5

このくらいの映画か…と高を括っていたら、突然始まるこども大戦争。いや、「突然」始まったように見えるだけで、ほんとうはずっと準備されていたんだな。