AKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.1

圧巻。ただただ、圧巻。
これ見たら「何も言えねぇ…!」と北島康介も叫ばずにいられないはず。とりあえず映画館で見てよかった!な映像美。アカデミー賞総なめの仕事ぶり、とくと見せてもらいました。

そしてま
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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.7

紛争あるところに武器商人あり。
戦争の支配者と言われた実在の武器商人の話。でも、仕事デキル商社マンが妻子のために命がけで仕事してるようにしか見えず、まるで武器商人版「プロフェッショナル〜仕事の流儀」を
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完全なる報復(2009年製作の映画)

3.8

妻子を殺された男の徹底した計画的報復。
ふむふむ、スカッとしそうだな、と思いきや全然スカッとしない。勝者がいないから。報復は何も生まないね、を改めておさらいする映画。
でも「壮絶な復讐の計画」にハラハ
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.5

ネット上の出会いに慰めと希望を求める人々。ネット社会の闇と接触し、目を背けてきたリアルでの壁にぶち当たる。

淡々と話が進むけど、目が離せない面白さ。
ネットが身近な存在なだけに、見入ってしまう。
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.3

脚本と演技力がモノをいう、ワンシチュエーションコメディ。

子どものケンカで殴られた息子の親(ジョディ・フォスター側夫妻)に殴った息子の親(ケント・ウィンスレット側夫妻)が謝りに行ったつもりが醜いおと
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悪人(2010年製作の映画)

3.5

部屋の隅っこで膝抱えて一点凝視してしまいそう…
お休みの日に見なくて良かった。

悪人って何ね?って妙に考えてしまうったい。考えたくなかのに。みんな善人と思いたか。
罪人かもしれんちゃけど悪人じゃなか
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.3

登場人物達の違和感。仄暗い空気。細いピアノの音。
淡々と過ぎる…淡々と…たんた…(=_=)zzz

おっと、目の保養(アン・ハサウェイ)がなかったら爆睡してるとこだよ。

最後の答え合わせまで見てよか
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ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.8

まず、このジャケットの違う違う..そうじゃない感。
レビュー見てなきゃ通り過ぎるところだったよ。

舞台はドイツ。ナチスヒトラーのユダヤ人政策の真っ只中。
ユダヤ人の画商の息子とその家の使用人の息子の
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アントマン(2015年製作の映画)

4.2

マーベル苦手な人にもオススメ!
ヒーローモノというより、ほぼコメディ。
脚本も演出も最高。みんなで見て笑える映画です。

マーベルヒーローは「地球のため、宇宙のため」と、背負ってるもののスケールがハン
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エヴァの告白(2013年製作の映画)

3.2

話が暗い!暗すぎる!
せめて豆電球くらいのともしびをください…

もちょっとエヴァの人間らしい一面が見たかったな。
高潔なクリスチャンなのにあっさり悪に染まり、告解で許しを乞う場面でもさほど後悔してる
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ヘッドハント(2012年製作の映画)

3.5

いきなり拉致られ、気つけば目の前にパソコン。
手足が繋がれた状態で5人の男女がパソコンをカチャカチャ。
成果を出さなければクビチョンパ。がくがくぶるぶる!

仕事は真犯人を探すこと。
ボスは無実の罪を
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殺人漫画(2013年製作の映画)

3.4

デスノートならぬデス漫画。
漫画に書いた通りの殺人が起こるという漫画のようなお話。
すべて怨霊の仕業かと思いきやアラ意外!という韓国サプライズあり。
人間が一番怖いね、みたいなやつ。

ただ、ホラーっ
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ハンコック(2008年製作の映画)

3.5

あまり期待せずに見たら、思いの外よかった。

アル中で嫌われ者の正義の味方ハンコック。
悪事を止めてもハンコックが公共物を荒らすので税金被害が甚大。国民も彼を「クズ」とののしる始末。そんな中、ハンコッ
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ホステル(2005年製作の映画)

3.7

ストーリー性があって怖くて笑えるホラー。
さすがタラちゃん。日本語セリフの違和感もさすが。
「ヤッチマイナ!」を思い出したよ。

いい女と寝るためにスロバキアに訪れた男三人衆。
狙い通りに夢の夜を過ご
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.2

エディ×アリシア×ベンウィショーのトリプルポップ!に可愛いワンコもトッピング。美味しかった。ご馳走さまでした。

ベンウィショーとエディの初対面シーン、ノンケ俳優だったらこんなにドキドキしなかっただろ
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タイムトラベラー/きのうから来た恋人(1999年製作の映画)

3.6

シェルター育ちの35歳青年が地上に出てはじめてのおつかい。
はじめて出会ったおなご(懐かしのアリシアシルバーストーン)に恋するお話。

35歳といっても見た目は20代青年。(日光浴びてないから老けてな
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.7

「緑を求めて逃げながら戦うんだよ」「火を吹くギターがさ」と周りから熱く勧められても「…私はたぶん好きじゃないと思う」と拒み続けた本作。
これは確かに面白さの説明が難しい。。

トムハーディがかっこいい
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.7

最後の息子のセリフ…何だか可哀想になった。

モンスターに生まれたわけじゃない。
小さい頃の満たされない何か、母親への不信感。
でも理由は彼にも分からない。

はっきり「産みたくなかった」なんて言われ
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サイコ(1960年製作の映画)

3.6

初ヒッチコック。

怖いんだろうな!という心のシートベルトを締めてから見たせいか、事故に遭わずに平和に見終えてしまった。。

まず、このカバー写真の「キャー!」のシーンがさほど怖くない。
恐らくこのシ
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彼女を信じないでください(2004年製作の映画)

3.5

カン・ドンウォン目当て。
10年前のドラマとは思えない…‥(20年位前に見える)

話の筋は、気の強い女と優しい男が反発しあい、彼女の弱い部分を見てずっきゅん☆というまさにラブコメの雛形。
でも普通に
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私たちの幸せな時間(2006年製作の映画)

4.2

やられた…目が腫れ上がり視界不良。
ここまで泣いてしまうとは想定外。

普通の恋愛モノと思って油断するとこうなる↑

死刑制度に疑問を投げかける映画は数あれど、これはダルビッシュの球くらいドスンと来ま
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義兄弟 SECRET REUNION(2010年製作の映画)

3.8

朝鮮統一問題の映画って何故にこうも涙腺を刺激するんでしょうね…

イケメン北朝鮮工作員とそれを追う韓国情報局員。
(こんなカッコイイ工作員いたらすぐ面が割れるぞ)
局員は工作員を取り逃がし、その失敗か
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

科学は身を助ける。

不慮の災害で火星にひとり残されたワトニー。
さぞかし辛くひもじい火星生活を…と思いきや、知性とユーモアで乗り越えようとする何とも前向きな映画。

異星で一人暮らし、、想像するだけ
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.7

想像を上回るグロさ。というより、ばっちい感。
潔癖症の人は見ない方がいい。
チェーンソーで切り刻む肉片とかの方がマシな気がする。
ハエ人間のお食事風景なんてオーマイガーですよ。
暫くドーナツ食べれない
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.8

殺る気スイッチ君のはどこにあるんだろう?
チャンベール最高〜

サイコパス映画によくある、綿密に寝られた計画殺人や殺しの儀式を楽しむオタク感はなく、殺し方が大雑把…あ、だからアメリカン・サイコなのか?
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バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)

3.9

パない愛しさと切なさ(と心強さと)

耳の聞こえないバルフィが超美人のシュルティお嬢様に恋をする。どう見ても釣り合わない二人。
一方、自閉症でろくに人と目もあわせられないジルミルお嬢様がバルフィと心を
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.8

ホーキング博士と妻のやや波乱万丈物語。
ゲゲゲの女房的な感じでしょうか。(見てないけど)

恋愛期のキャッキャうふふ期から一変、結婚後はホーキングの重度の障害を支える介護生活の日々。そして、若くて美し
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エデン(2012年製作の映画)

3.6

ヒョンジェ(ジェイミー・チャン)は、バーで知り合ったイケメン男性に誘われ、車に乗ったらそのまま拉致られ、「エデン」という名で売春宿での生活を強いられることに。

始めは強く抵抗するも、次第に生きるため
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.9

みんな大好きマコノヒーの法廷サスペンス。

悪徳弁護士風を吹かせるマコノヒ。
ひょんな事から、ある金持ち坊っちゃんの弁護を頼まれることに。
坊っちゃんは「ぼくやってないよ!」とワナワナ肩を震わせ訴える
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.3

あれっ、またLGBTモノだった!←知らずに見た人

と、思わず手にとったものがLGBT映画に当たるほど縁があっても、LGBTについてはほとんど無知だったと思い知らされた映画。

サッチャーが大統領だっ
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.2

共感できずにオワタ。。

ファイアーウォールを破る興奮とか、世間を騒がす存在になりたい気持ちとか、ヒロインに気に入られたいとか、、今ひとつピンとせず。

イーサン・ハントやジェームス・ボンドのように人
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.1

母は強し。でも愛だけで未来は作れない。

ADHDの息子スティーブと暮らすダイアン。
夫は既に亡くなり、息子は病気から突如暴力的になり度々問題を起こす。その問題解決は全てダイアンに重くのしかかる。
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

4.3

「私はロランス」と同様、自分を偽らずに生きることと愛がテーマと受け取りました。

親友ローラを亡くし、悲しみから立ち直れずにいたクレール。
まだ生後間もない娘と遺された夫を気遣い、ローラの家を尋ねると
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

俺のワンコ殺された→カッチーン→ブッコロス

クールな殺し屋でなくオバサンという設定だったらまるでミザリーな狂気に満ちた復讐の動機。
でも怒らせた奴が頭がパラリラなマフィアのバカ息子だからスッキリ爽快
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.9

小悪党VS大悪党
韓国の刑事モノ、たいてい初期設定が汚職まみれで見てて恐ろしい。

ゴンス刑事は母親の葬儀に急いで車で向かうところ、うっかり人をハネてしまい、それを隠蔽しようと画策したあたりから、どん
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

東西冷戦下、英国数学者達の敵国ドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読奮闘記。と思いきや、同性愛者への迫害を描いた話でもあり、戦争に翻弄された偉人達の話でもある。
一粒で何度かおいしい映画でした。

↓ネタバ
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