AKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.5

事件は会議室で起きてる、な映画。

事案は予告編の通り、それがすべて。
英国軍の諜報機関は指名手配中のテロリストのアジトを突き止める。
彼らが悪事を起こし何十人もの被害者が出る前に殺っちまおうぜ!
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.8

男臭くてかっこいい!
名作「7人の侍」のインスパイア映画?リメイク?
デンゼル・ワシントン筆頭に荒くれ者7人が善き人々を救う。

ストーリーは想像通りで意外なことは全くなし。
それでもセリフがウィット
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

本業が殺し屋の会計士ってだけで、あ、これ見なきゃいけないやつだ。ってことで映画館へ。

ベンアフレック、ハマリ役。
ゴーンガールのように、冷静でシリアスなストーリーなのにどこか知的なユーモラスがある。
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.7

ただのコメディじゃない!
なかなかの社会派だと思います。
そしてなぜかトランプ大統領を彷彿させる。
日本人には彼の人柄があまりストレートにズドンと来ないけど、本国の多くが人間的な魅力を感じてトランプに
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

3.6

サンローランは好きだけど、本人の事をよく知らないので視聴。
芸術家の必須科目なのか?ってくらいだいたい同棲愛で、パリピな友人に囲まれて、でもなんか寂しくてドラッグやって廃人手前まで心身が疲弊して、彼を
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レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.4

思考回路が単純で条件反射で暴力とか、会話が成立しない権力者ってほんと、コワイコワイ(震)
マッチョが苦手なもんだから、せっかくのトムハーディなのにカッコイイ~とか思えず。その時点で映画の半分の価値捨て
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ルーム(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず、息子がほしくなる。

監禁された部屋でジャックを出産。
5歳になった息子に本物の世界を見せるために一念発起し、脱出を試みる。泣きながら怯えるジャックを説得するママ。
あれが1番辛かっただろ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.4

期待の斜め下を行く超地味映画。
映画で眠くなったの久しぶり…
面白くなくもなくなくないけど、これ30分に凝縮できたのでは…?
キョウコさんもオチも停電のくだりも「でしょうね!」で「あら意外!」が全くや
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.7

あれ?面白いぞ?笑

期待してなかったから得した気分。
痛快ドタバタスパイもので、昔見たオースティン・パワーズにちょっと似てるかな。でも、あそこまでおバカじゃなく、ちゃんとオデブなオバハンが大活躍しち
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愛の棘(2014年製作の映画)

3.7

えぐられた…
この韓国式えぐりかた、たまらんです。

イケメン教師ジュンギに近づく超カワイイ女子生徒ウンヨン。
嫁は絶賛妊娠中。1番浮気してはいけない時期に、ジュンギはある雨の日にウンヨンと学校で雨宿
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殺人の告白(2012年製作の映画)

3.6

この不敵の笑みに誘われ、思わずジャケ借り。

時効を迎えた連続殺人事件の犯人だと名乗り出たイケメン。
そして彼を狙う被害者の遺族達。
告白の目的は金か、それとも?

安定の韓国クオリティ。ちゃんと面白
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バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

知ってはいたけどジャンプってスゴイ…

過去最高の発行部数が653万部というモンスター雑誌、週刊少年ジャンプ。この映画を見るとその地位を築き上げたジャンプと歴代漫画家達に改めて尊敬が止まらない。

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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.6

同監督の「ベテラン」が面白かったので見てみました。

まずこれだけは声を大にして言いたい。
ハ・ジョンウかっこええぇぇ…えぇぇぇぇ
もう、心の中でこだまするくらいツボ。ジャニーズに例えるならこうゆうの
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.6

モヤモヤする名作。
最後、うわ‥マジか韓国映画〜〜!と天を仰ぐ。

韓国の田舎村で連続強姦殺人事件が起こる。
地元警察はろくに裏付け捜査もせずに怪しいと思う人物をしょっぴき、物証を捏造してまで、犯人を
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.8

清々しい…実に健康的な映画。

ニューヨークでオーロラが観測された日に、何故か30年前に事故で亡くなった父親と時を超えて無線で話せるようになる。

1969年を生きる父親と1999年を生きる息子が無線
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ベテラン(2015年製作の映画)

4.3

ベテラン広域捜査隊VS暴走する財閥企業

スカッとしたー!
韓国の勧懲映画はマジ最高です。
本作は特にユ・アイン演じる財閥企業の御曹司が最低最悪で性根腐った憎たらしい調子こいたクソ野郎なので、正義の鉄
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裏窓(1954年製作の映画)

3.9

やっとこさ、ヒッチコック2作目。

四方にアパートメントが密集する部屋。
骨折したカメラマンのジェフが自宅療養7週目に突入。退屈しのぎに部屋から向かいの部屋を眺めて人間観察していると、ある夫婦の変化に
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メランコリア(2011年製作の映画)

3.5

鬱病の辛さがよくわかる映画。

第一部はキルスティン・ダンスト演じる妹ジャスティンの披露宴。
第二部はシャルロット・ゲンズブール演じる姉クレアの生活。

ジャスティンは優しい夫に愛され、仕事も成功、姉
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モンスター上司(2011年製作の映画)

3.1

アメリカのスパイドラマ「ジ・アメリカンズ」のイッキ視聴中、重厚な空気に飽きてきて、軽いものを摂取したくなって見ました。
魔が差した、というやつです。

中年の仲良し三人組が上司殺害計画を遂行するまでの
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

3.6

オーウェンと子猫ちゃんたちのジャケを見て、なんとなくウディ・アレン臭するなーと思い、見たらますますウディ・アレンでしたが、ヴォグダノヴィッチ監督作品とのことでした。

映像がオレンジがかっていて綺麗。
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.5

ダコタ・ファニング、恐ろしい子!と月影先生も青ざめるであろう天才ぷり。そしてデンゼル、不死身ですか?胸に何発もお見舞いされても死なない人いるんだね。

話の筋はメキシコで流行りの誘拐からダコタちゃんを
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.6

え?どゆこと?ボケッとして見落としていたのか、いくつか謎のまま終わりましてん。。

・フランス語をマスターしてどうしたかったのか?
・「未来の妻に会わなきゃ済む話だろ」「お前は何もわかってない」→何が
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.4

たぶん、とってもいい話なんだと思います。
みなさん高評価ですし。

わたしは「クレイジーキャラ女子」を据える映画がどうも苦手で、更にそれを好きな女優さんがプロ根性で振り切ろうとがんばってる姿を見ると悲
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アジャストメント(2011年製作の映画)

3.2

ジャケットの躍動感から勝手にボーンシリーズと思ってたら、ラブSF?でした。

実はこの世界を動かしている裏世界があるらしく、マットがそれ見ちゃった。で、「み〜た〜な〜」となる話。

終わってみたら腹五
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抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.1

うーん…
このテのテーマは日本人の方が脚本うまく書けるんじゃないかなぁ。
だって、いくら欧米の女性が強気でもあんなことしないでしょ(彼女でもないのに、先客の女子に帰れと怒鳴って暴れるとか)。メンヘラに
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ターゲット(2010年製作の映画)

3.7

エミリー好きとしてはずっと見たかった本作。
日本で公開されてなかったのか、レンタルにもなく半ば諦めかけていた頃にまさかのNETFLIXさまによる日本語字幕付き━(゚∀゚)━!!キタコレ。
これぞ企業努
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Something Borrowed/幸せのジンクス(2011年製作の映画)

3.6

sooooo cute☆なジニファー・グッドウィンの魅力満載ラブコメ。
がしかし、友達にするならケイトハドソン派。
恋愛のキラキラ部分から卑しい部分までぎっしり。
最後は納得しない人も多いかもですが、
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

もう…疲れたよ…あと一歩で天使が舞い降りるとこだったよ、パトラッシュ。
なかなかのカロリー消費量でした。
この疲れはボーダーライン以来だな。あ、同じ監督だった!

子供が何者かにさらわれる事件が発生。
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.5

サブカル好きにファンの多いウェス・アンダーソンの初期映画。
因みに私は特にファンではないです。

脚本は大学時代からの親友オーウェン・ウィルソンとの共同制作。
確かブタペストもでしたね。ロイヤル…では
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.9

アルモドバルらしい欲望とタブーのサスペンス劇場。意表つかれた!

人口肌の生成を研究しているロベル(バンデラス)が自分の亡き妻にそっくりな美しいベラを軟禁しているところから話が始まる。
妻は重度の火傷
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.7

桐島、部活やめるってよ→へー。
じゃ済まなかった話。桐島インパクト、すごい。

話の中心人物は学校のスターである桐島くんとその周辺。いわゆるスクールカースト上位の男女がざわつく話。そして、クラスのスポ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦という史実を大胆にフィクションにしたタラちゃんの名作。フィクションとはいえ、実際にユダヤ系が、ナチス親衛隊を狩るバスターズは存在したとか。

150分は長い。でもストーリーの面白さはもち
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映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

3.9

さすが古沢さん、安定の面白さ。
そして面白いだけじゃない、見終わったあとに1 upした気になるお土産も。

映画のテーマは「社会的マイノリティ」。
喫煙者、選挙の無投票者、ニートといったマイノリティ達
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バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(2012年製作の映画)

2.1

ひどい…酷すぎる。どのキャラも気持ち悪いし、何ひとつ響かない。

仲良し女子3人が、度を越した悪ふざけで友達のウエディングドレスを破いてしまい、本番までの数時間で何とかしなきゃ〜!な話なんだけど、大麻
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.8

過剰な演出のないサラリとした北欧ミステリー

終始、仏頂フェイスのカールとキャリアはないけど有能なアサドの刑事二人。彼らの仕事は終わった事件の資料整理なのに、「これ、自殺じゃなくね?」と勝手に捜査を開
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

「悪の法則」で知ったメキシコの麻薬組織(カルテル)の恐ろしさ再び。

本作、のっけからぶっ飛んでるので油断禁物。メキシコ名物(なのか?)の見せしめ殺人の死体描写もあったり、随所に背筋ピーンとなるシーン
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