あまがえるさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あまがえる

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わが母の記(2011年製作の映画)

3.6

井上靖の母と家族を描いた映画
子供の頃から母に捨てられたと思っていたが、母が記憶をなくしてしまった後に母の生涯を通じた子供への愛情を知る。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.9

今から10年前の映画
ワクチン開発の大変さも描かれるがm RNAワクチンを作る今日の医学はすごいなと改めて思った。

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.7

ヘルシンキが舞台の映画。
画廊を経営しているおじいちゃんと久しぶりに再開した孫の話。
絵を買ったり売ったりして儲けるには長年の経験と勉強が大事。孫も素質がありそうで面白かった。

ともしび(2017年製作の映画)

3.5

さざなみに続き、老夫婦の葛藤。シャーロットランプリングの抑圧的な演技が全編にわたっている。ときおり小さな子供に見せる優しさにホッとする。なにがあったのかなんとなくわかるのだが、それでも日常を続けていけ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

スティーブマックィーンやブルースリーのそっくりさんがちょいちょい出てくるだけでワクワクしながら観た。シャロンテートのお茶目な映画鑑賞が可愛らしく、この先どうなっていくんだろうと心配し、リックとクリフの>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.9

初めて見たけど、さすがに大ヒット映画だけあって全曲聞いたことがあった。王子が裏切るとか今までのディズニーではありえない展開。エルサも自分が変わるのではなく、ありのままの姿をみんなに認めてもらえることが>>続きを読む

月夜の傘(1955年製作の映画)

3.9

母と鑑賞
最近古い映画をよく観るが、なんじゃこれ?って感じのストーリーも多い中、この時代の幸せそうな核家族の4人の主婦を中心にとてもよくまとまったお話でした。
主婦たちも、子供たちもお父さんたちも、そ
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.1

いつの間にかジャスミンが自立した1人の人間に成長していた。
とても楽しめた。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.7

原作を以前読んでいたが、期待を裏切らない映画だった。
子供の精神が育っていく過程で、経済力や教育環境以上に、親の性的嗜好は、大きな影響を与えると感じてゾゾっとした。

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

記憶が飛んだり時間が遡ったりで、少々わかりにくかったが後半面白くなってきた。結婚相手を選ぶのも大変。

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

一味違う法廷もの。
おかたい筋書きではなく、なんでもありな感じがアメリカらしくていいな。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.4

こだわりの強い女の子だが、現実の恋愛に一歩踏み出していこうともがく姿が痛々しい。不器用な女性を松岡茉優が熱演している。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

世代が違うので感情移入は難しいが、映画としては楽しく観られた。大瀧詠一も懐かしく、のんの感情的に喚くシーンは見ていて気持ちが良かった。

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.8

シャーリーズ セロンの普通の疲れたお母さんの再現がすごい!
最近の日本のママたちは、乳飲児がいても綺麗にしてるけどほんとはすごい努力をしてるんだろうなって思います。

ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

3.3

第九のバレエは初めて観た。鍛え上げられた肉体に目を奪われる。ドキュメンタリーだからこの舞台の意味が伝わってきたが、欲を言えば舞台そのものも通して観たかった。ベジャールというバレエの振付師の名前を覚えた>>続きを読む

マダム(2019年製作の映画)

3.9

完全な男社会の時代に、子供を育てるために事業を興し成功した祖母と、小さな頃から自分の性に違和感を感じ、もがきながら成長し、家族にゲイを告知した孫息子。ただ優しいだけでなく、人生を教え諭すおばあちゃんと>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

4.1

子供に何かあった時の、父親と母親の思いを対照的にものすごくうまく描いていて、感情移入してみた。祖母が覚悟を持って受け入れなさい、と言うような事を言った時、力強い励ましだと思ったが、実際に息子を更生させ>>続きを読む

パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.6

イケメンなフランスの中年男と、車椅子のテニスもできるバイオリニストの恋。自宅に招いて食事のテーブルが水に浮いていく様がありえないけど素敵。さすが金持ち。

卒業(1967年製作の映画)

4.0

あんなに有名なのに、サイモンとガーファンクルなのに、なぜか見たことのない映画だった。ベンの表情がどんどん変わっていって、優等生の金持ち息子から恋のためならストーカーだってやる芯のある男に育っていった。>>続きを読む

安宅家(あたかけ)の人々(1952年製作の映画)

3.3

母が見ているのを横から鑑賞。
女性2人が強く正しく生きていく話

麦秋(1951年製作の映画)

4.3

小津安二郎作品を好きな母と見た。家父長制が色濃く残る時代の男の台詞にイラッとしたり、いつも控えめで優しいお嫁さんの態度を切なく感じたり、子供を描いているけれど、親と子の間に今とは違う何かがある。主人公>>続きを読む

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

3.5

母と鑑賞。
1940年代の家族。
お金持ちでも、未婚の女性や未亡人はいろいろと苦労する。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.8

母と一緒に鑑賞。
小津安二郎の独特な台詞回しと画像の美しさ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

韓国の格差を背景に、いろんな要素を詰め込んだエンターテインメント。最後までぶっ通しで楽しんだ。

グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.7

スリラーとは思わず見た。今時の少年たちの悪ふざけと、次第に明かされる老人の生き方を無理やりクロスさせて起こった結末。ストーリーに無理なく、登場人物もきちんと描かれていて面白く見られた。

フランクおじさん(2020年製作の映画)

4.0

60年70年代のアメリカ、宗教の色合いも濃く、ゲイには辛い時代だった。現代のアメリカのホームドラマ、モダンファミリーに出ているゲイカップルと比べたら、社会的な立場が全然違う。それにしてもいい家族。父親>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.4

前から見たいと思っていた映画。直球すぎる純愛物語。背景や音楽がとても良かった。でも白鳥の中でボートに乗るのはゾクゾクして落ち着かない。認知症の描き方や施設の閉鎖的な感じに違和感がある。ハッピーエンドと>>続きを読む

ロスト・イン・マンハッタン(2014年製作の映画)

2.7

なんかよくわからないけど、周囲の音が騒音というか雑音というか、とにかく無秩序にずっと流れていて、都会のホームレスを体験できる仕掛けなのかなと思った。でも退屈すぎる。

慕情(1955年製作の映画)

2.5

この時代の恋愛は、国際的な背景を理解できないとすんなり感情移入できない。マークに妻がいるという設定がちょっと残念だった。あんな狭い国にどうしてこんなに多くの人が住んでいるんだろうと思った香港のことが少>>続きを読む