amhuiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.1

音楽の歴史を作ってくれてありがとうビートルズとより思えた映画でした。
いつ聴いても色褪せないビートルズは偉大なアーティストだなぁ。

設定からして滑るはずがない〜。
ダラダラせず楽しめました。

エド
>>続きを読む

コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.3

アメリカ版ドラゴン桜
これから先を考える学生時代にカーターみたいな大人に出会えて羨ましいなぁ。
勝敗だけではなくその後の人生をバスケを通して教えてくれて、ここまで生徒の将来を本気で考えてくれるコーチは
>>続きを読む

荒野にて(2017年製作の映画)

3.8



静かで淡々としていて優しい雰囲気に反して内容はひたすら孤独で辛い。物語が進むにつれてチャーリーの顔がどんどん曇っていく。
チャーリーの表情がとても繊細で綺麗。

15歳くらいの年齢って難しい時期。
>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.5



どんな人であろうと、理由なく命を奪われていい人なんていない。
ただ理由は黒人というだけで、理不尽だと誰でもわかるはずなのにわからない人がいるのが現実で信じ難い。

残された家族の抱える感情は自分が
>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.4

偏屈なおじいちゃんと少年の組み合わせはずるいよ。絶対いい話だもん。

オリバーに出会い変わっていくヴィンセント。
もしかしたら変わっていくというよりも、素直になれなかった部分や元々持っていたものをオリ
>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

3.8



何も考えずに見れて元気が出る映画。
とにかく元気になりたい時に見たくなります。
見終わった後にジムキャリーのモノマネ練習したくなります。

自分が生まれた時代と同じなのにCGが古く見えないのすごい
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

展開も早くどんどん伏線も回収していくのでテンポ良く見れた。
ドキドキハラハラしたりクスリと笑えたり、どうしようもない怒りや悲しみなど色々な感情になった。

富裕層と貧困層の格差が水や食べ物のなどモチー
>>続きを読む

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.1


ジョージクルーニーが自ら監督した渋めSF映画。

SF映画なのに緊迫感がなく静かで詩的。
地球や人が死んでいく時でさえもひたすら緩やかに流れていく。

人間のリアルなシワと肌感と宇宙の美しい映像が対
>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

いつ見ただろうか、、




カセットで音楽を聴いて、クラブに行って、タバコを吸って。この時代の雰囲気がとても好き。

幸せかどうか考えたら鬱になると言うセリフに心がウッと苦しくなった。

母「自分の
>>続きを読む

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.0


余計な脚色や過剰に映画的に盛り上げたりせずに、ただただフィッシュマンズというバンドが巡ってきた軌跡を日記のページをめくっているように丁寧に進んでいました。

とにかくインタビューの密度が本当に高くて
>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.6

チョコレートドーナツのような展開を想像してしまって恐る恐る見たけど終始幸せで心洗われまし
た。

映像に柔らかい色味を使っていてこの映画らしくてとても好みでした。


施設のおじいちゃんおばあちゃんや
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

紳士を摂取した。紳士のサプリメントだ。
知識があって謙虚でセンス良くてユーモアがあって熱意もある。素敵すぎるよ。愛しかない。
彼の紳士さや優しさは経験をしてきたからこそなんだな。若いうちに色々経験して
>>続きを読む

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

4.0

少し前に見たので思い出しながら
ドッグタウン、ワイルドスタイルと同じく私のカルチャーの教科書的映画。

最近、人種差別的な映画がたくさんあるけど、ブラックコミュニティを理解する上で観るべき映画。

>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.6

事前情報なしで見たので、??ってなった。
苦悩や葛藤の描写がとても繊細だったな。

現実と幻覚の境目が観ている側もわからなくなってくる。


「義務感と逃げ出したい罪悪感」
とても苦しい言葉だったけど
>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.9

安定の作画に感動。
石畳に打ち付ける雨とか実写かと思った。

ひとりひとりの物語を丁寧に描いていて、
普段伝えられずにいる人の想いに触れて涙が止まりませんでした。

泣きそうになるシーンが多すぎて、涙
>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.3

少し前に見たので思い出しながら、、

安定に繊細な描写の作画が美しい。
登場人物も素直で心が綺麗。

アニメに引き続き、しゅわ〜って浄化される気持ちになる。

「寂しくなったら名前を呼んで」
涙を堪え
>>続きを読む

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.4

2019.12.26 鑑賞



身勝手な主人公が自分の身勝手さに気づき、向き合い、周りの人とも向き合っていくのを淡々と描いる。そのシンプルさが静かで心地よかった。



音楽担当のジャイテープ・ラー
>>続きを読む

同級生(2015年製作の映画)

3.0

圧倒的描写力!!!
初めてアニメのBL映画を見ました。

ピュアだ、、、
青春だ、、、
二人とも好き、、、

こういう感じの初めて見たので語彙力皆無です。

水の描き方がとても綺麗で印象的。

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.1

9つの地獄ツアー
醜い人間のフルコース


BGMや余計なセリフがなく淡々と残酷なシーンが続く。

セリフが圧倒的に少ないから不快な音が際立つ。
こんなに耳障りだと感じたことがないかもしれない。

>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.6


どうしようもなく痛くて生き辛くて
そんな中時折差し込む光どこまでも儚く美しい映画でした。
選択に、在り方に、ルールなんてない。
なににおいても形はそれぞれ。
痛くて、脆くて、儚くて、そして強かった。
>>続きを読む

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.0


社会問題、歴史にも触れながらも損得に縛られず、自由な感性とみずみずしい映像。
純粋な視点で撮るエドワード・ヤンの映画に心を惹かれました。

結婚式で始まってお葬式で終わる。
不幸から幸福になる映画が
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9


mid90s に比べて、登場人物の背景(貧困、家庭環境、暴力、人種差別)が色濃く描写されていて終始重く苦しかった。

スケートボードを通じていても問題に介入できない事もあって、家庭環境やDV問題の根
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.8


スケート、ファッション、音楽のカルチャー青春映画かと思っていたけれど、ヒリヒリとした青春時代でのそれぞれの家庭の問題、歳を重ねる上での葛藤が丁寧に描かれている映画でした。

60mmフィルムで4:3
>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0



アルフレードの無償の愛を感じる映画
映像、音楽もノスタルジックで美しいです。

時代と共に変わり失われていっても、変わらない愛情と友情もあって。

寡黙で愛に満ち溢れているアルフレードの数々の言葉
>>続きを読む

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.0



「人が見えないものを見ろ。
人が見ようとしないものを見ると新しい世界が見えてくる。」
「死を遠ざけるのではなく、生の質を高める。」

どちらも考え方の角度を少し変えるだけで良い方向に向かってくれる
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.2

ブックスマート

人種、LGBTQ、劣等感、下ネタも重くなりすぎずに上手く物語に入れているなあと。(9割ウェイウェイしていたからなのかな)

自分と違う人間を偏見してカテゴライズして決めつけてはいけな
>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.7

ハニーボーイ

不器用で、不完全な親子
余韻が痛々しく残る。

もっと辛い映画を想像していたけれど、シャイガールとセラピーさんとのやり取りに救われた。

シャイア・ラブーフの子供時代にの経験を踏まえた
>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.7



沙希は自分を押し殺して無理して笑って優しくして擦り切れても自分を必要としてくれていたら我慢してしまうよ。
いい子を演じている自分が好きだったのかな。
原作を読んでいないので沙希がどんな子なのか終始
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.1


ストーリーは深くないけれど雰囲気ひたひた眼福映画。

ウィットに富んだ会話と芸術と音楽
ウディアレンの全てが詰め込まれている。

選曲が最高すぎる。
『I Got Lucky in the Rain
>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.5

朝子の私が世界の中心なのよ。
いけないと分かっていても気持ちが止まらない。
雨の日の湿気の多いもわんとした気持ちになる恋愛映画。

共感できそうで全くできない映画なので俯瞰して鑑賞するのがいいのかも。
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.7

(レビュー書き直し)


好きとかじゃなくて違和感がなければ

先生が一の書いたノートを見てニヤニヤしていて、「先生の手柄じゃないよ」って叫ぶシーンはとても苦しい。
コンプレックスまみれの拗れたよしか
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

繊細で哲学的な二人の会話にくすぐられました。
多様な生き方がある世の中で他者との繋がりを求めるあり方を考えさせられました。


主人公は自己中心的で自分の理想の世界観を守るために相手を受け入れず変えさ
>>続きを読む