がべさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

ラスト20分は思わず泣きそうになったけど、予想通りな展開にハマらなかったな〜…父母が当たり前のように漁師の仕事を娘に頼っていた場面が苦手すぎてその後が印象に残らなかったのかもすみません…
あの男の子と
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声もなく(2020年製作の映画)

3.6

すべて思っていた展開と違う方向に進むので、あれそうなるの?と最後までなってしまった。そして意外とコミカルな雰囲気と、パキッとした色の景色。
すべて丸く収まったのでは?と思ったけど、一緒に観ていた人が指
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さがす(2022年製作の映画)

3.9

ただただ凄いものを観てしまったという『岬の兄妹』以来の衝撃を久しぶりに。しかし今作は救われる部分も多かったのかなとも思う。
行為の残虐さが目立つけど、死を渇望する人たちやそれをターゲットにする意味を、
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.0

最後サクサクと解決して踊り出したので、これでいいのか?ってなってしまった。好きそうな映画だと思ったのにな〜。

悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

3.4

韓国のオリジナル版は鑑賞済み。ほとんど話を覚えていなかったけど、あ〜婚約者が可哀想だったな、最初からそうすればよかったのにと思い出した。

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

4.0

ダサかっこいい映画は久しぶり!出てくるみんなが優しくて最高だぜ。そしてありきたりの展開かもだけど、面白い。月に一回はこんな作品を摂取したい。
詳しくないけど音楽が気持ちいい!

(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

小松菜奈が「今度は私が守る側になりたい」って語るところがハイライトかなあ。あとは詰め込みすぎなのと、どうしても2人をひっつけたい茶番な感じが本当に嫌。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

内容についてはあまりにもネタバレ要素しかないので触れられないけど、ピーター・パーカーの選んだ答えに対する切なさや妙な清々しさなどをひっくるめた複雑な気持ちと、今までのスパイダーマンシリーズを観てきてよ>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

途中こんなの敵に勝てへんやん…って思ってしまうくらい夢中になって楽しめました。アベンジャーズ云々の話にはついていけないけど、アクション観ない私でも、スパイダーマンはやっぱり観やすい。
トムホランドとゼ
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.9

虐げられてきた彼女たちの過去は多く語られる訳ではないが、発する言葉や諦めたような表情に察する。しかしそれを包み込む優しさが小樽の雪景色にはあって、そばに居る家族は暖かい。
作品を観た後、監督のインタビ
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.5

ドラマシリーズは全て視聴済み。
ドラマより更にくどい演出とくどいギャグのおかげで気軽に観られるが、そのせいでせっかくの一級品のトリックとミステリーを堪能しづらかった。スクリーンじゃなくても良かったな。
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エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

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なんかやべえものを観た感が凄すぎてまったく言葉にまとめられなかった。
延々と見せられる新作映画のオーディションに参加する人たちのさまざまなバックグラウンド。
エキストラ最高!と胸熱な人間讃歌を園子温監
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

3.7

最新作といい、浅いようで深く考えされられる、大人でも楽しめる路線は、非常に貴重だと思う。
ひっさしぶりのぶりぶりざえもんとの(私的)再会に歓喜。
しんちゃんと仲間たちの想いが春日部のみんなに伝わった瞬
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静かな雨(2020年製作の映画)

4.5

久しぶりに優しい気持ちになれる素敵な映画を観た。
優しさの要因は陽の光、流れ続けるピアノのメロディー、人物の性格そのもの、たい焼き…すべてにあると思う。
切ない現実をすべて包み込んでくれるかのような穏
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罪の声(2020年製作の映画)

3.7

最初は正直複雑に事件が絡んでるな〜と理解するのに時間がかかったけど、だんだん核心が見えてきた。あの役の宇野祥平さんは背負ってきた重さが強く伝わる。
やっぱり野木亜紀子脚本よね…ただのミステリーではなく
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

緻密に計算された時間の遊び。たかが2分、されど2分。2分に翻弄されつづける70分間が楽しかった。
なんだかんだみんなずっと楽しそうだったから、自分もそれに巻き込まれたんだと思う。
小さい頃、三面鏡で遊
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.3

会話のテンポに心地良さを感じ、時々違和感にはっとさせられる。使われる言葉も楽しくて、優しくて、暴力的で。有意義な2時間だった。
鑑賞しながら、かつて偶然選択したもの、しなかったものについて想像してしま
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

師匠と弟子の愛に溢れた定番の感動ストーリーかもしれないけど、なんと言っても舞台設定や美術、劇伴、そして各キャラクター像がかっこ良すぎる。台詞の一つひとつが後につながる伏線で、それが回収された時にあたた>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.6

Netflixで観ちゃったのが勿体なかった、これは絶対映画館で観るべきだった。
ミュージカルRENTのことは全く知らないけど、それでも30になる手前で、夢、恋、友達のことで悩む姿に共感できた。

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.8

話の内容のテンションは引いてしまうものの、お互いを守りたいという一心で正義のヒーローになっていく様子はめちゃくちゃアツかった。壮大な愛の物語。グロ演出も相まって園子温っぽい作品。
堤真一の新たな一面見
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野球少女(2019年製作の映画)

3.6

単に「女の子だから」という理由だけではなく、球の速さはどうしても男より劣ってしまう。それを理解した上で、良さを伸ばしていくのは、1番の夢を叶えるコツだと思った。

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

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高校生までアルバム買ったり、番組は欠かさずチェックしてたけど、コンサートを観るのは初めてでした。
多くの人から愛される理由が詰まってた。5人がファンを楽しませようとするマインドが熱すぎた!!

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

繰り広げられるエンターテイメントの傑作感はひしひしと予感させられていたんだけど、それがずっと続いてしまう感じ。肝心の大きな衝撃があまりない。ひたすら演出もキャストも豪華だったなという印象。うーん。

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.1

みんな闇抱えているな…呪いで人を殺めてしまっているのに、それを悲劇で片付けて同情させようとしているのが無理。主人公3人ともそれだし。
岡田将生演じる幼少期のフラッシュバックのアートな演出は大好き。話が
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.0

トムとジェリーのドタバタ劇の舞台を現代に置き換えるとなんかださいな…

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.3

″普通″というワードだけで、こんなに2人の会話が繰り広げられるなんて楽しいな。先生のことを「普通じゃない」と言う香住が、突拍子もない行動を起こすようになる経過が面白かった。なんだかソフトな映画だったな>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.9

ダメだ、こういうあの頃は…って振り返る映画に弱すぎる。ドラマチックに描きすぎじゃない?とも思ったけど、過去はそれくらい誇張されて思い出されるもの。原作も読んだけど、忘れられない彼女との何気ない会話やい>>続きを読む

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.8

意外と面白かった!良いなと思ったのは、あの古い慣習がある国のなかで、王子様の考え方はちゃんと現代的にブラッシュアップされていたこと。とことん王子様。日本のフェミニズム映画とは違うなって思った。夢も好き>>続きを読む

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.6

夢を持つことの素晴らしさを、ふぁいぶと私たちに優しく教えてくれる作品。
すみっコは前作に引き続き2回目だけど、とかげを中心にみんななんだか切ない悩みを抱えているけど、みんなで励ましあったり、寄せ合って
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

4.0

やっぱり急に歌い出す映画苦手だな〜と思いながら観ていたけど、予告でも言っていたシオンの本当の目的が分かった瞬間、もうずっと泣いてしまった。あの時のシーンもこの時の場面もそういうことかと、全てが完璧に思>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.6

わかりやすい嫌な男性像や、抽象的な描写のホラー感に若干引きつつも、4人ともありのまま生きる為に戦い始めてかっこよかった!みんな良いのよ。歳を重ねることで、また今の人生観もだいぶ変わるんだろうなって。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

元ドラック依存症の主人公は彼女に支えられて過ごしてきたが、聴力を失い始める。自暴自棄になるも聴覚障害のある人たちのコミュニティでの生活と、「聞こえない」ことにも慣れていく。しかしバンド、彼女との生活を>>続きを読む

リトル・ガール(2020年製作の映画)

4.3

いつも笑顔の幼い少女が静かに泣いている姿を見て、傷つける者たちに怒りと悲しみが抑えられない。
そして一緒に苦しみ、彼女が自由に生きられるようにと行動する家族の存在。そこで好きなように過ごしてほしいなと
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よい子の殺人犯(2018年製作の映画)

3.2

引きこもり青年のサイコパス殺人鬼な姿を期待してたけど、なんだか最後まで利用されたり、罵られたりで可哀想だった。もうちょっとしっかりしなよって思う所はあったけど。そしておじいちゃん…泣。
それよりポ○モ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.4

周りの評価の高さで期待値が高かった分、慣れないアクションと、トニーレオン演じる父の言動についていけなかった。というか父親が目立ちすぎて、肝心のヒーローが薄れてしまった印象。彼の過去が段々と明らかになっ>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

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ドラマ版同様、大好きですの気持ちでいっぱい。自然な笑顔溢れるシーンがより多くて、こちらまで幸せになった。ただ幸せな事ばかりではないけど、まわりの人への感謝を行動に移しながら、2人の生活を大事にしようと>>続きを読む