がべさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

否定的な意見も多く見受けられるけど自分としては賛です。
まずすず/ベルの美しい声なのに力強い歌い方に魅了された。
そして今までの細田作品で最も大きい世界を描いているように感じていたが、守るべきものは暗
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.7

こんな気持ち悪い男しか出てこない(映画といえども)世界と、子どもを産むことこそが最大の歓びと謳う地元の病院に絶望。原題にもある、あの質問に答える長回しのシーンが辛すぎてどう言葉にしたらいいのかわからな>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

3.7

めまぐるしく変わる展開が突然始まった彼女に対する過酷ないじめと、そして少年との出会いを表しているかのようで。2人だけの世界がずっと続けばいいのにと心から願い、泣いてしまった。互いに顔を見ただけで通じ合>>続きを読む

彼女が夢から覚めるまで(2021年製作の映画)

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もう関根監督の創る映像に遺伝子レベルに反応して、のめり込んで、なぜだか泣けてしまう…
音楽も、菅原小春と森山未來の身体性にも引き込まれてしまったよ。

ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.6

猫に癒される映画だと思ったら、飯テロ映画でもあった…佐久島行きたい…
じいちゃんが飼っているタマがうちの犬に似ていて愛しかったです。
キャストがちゃっかり豪華。

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

3.6

情報量多かった感、泣かせにきてる点はかなり否めないですが、これは私の大好きなまっすぐ生きていく有村架純ちゃんシリーズ。國村さんのほどほどに見守る感も良かった。
後味爽やか作品。電車に乗りたくような、真
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9

私はモード・ルイスを知らなかったけど、この作品を観ることができて良かった。今作の何が魅力的なのかって、厳しいこともあるけど愛に溢れた2人の人生を少しでも覗くことができたってところだと思う。すれ違いもあ>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.6

何もしない、をしよう。毎日はできないけど、定期的に実践したいと思う。
100エーカーの森の愉快な仲間たちが懐かしい〜!相変わらず可愛い〜!

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

超面白かったです!
基本おバカな映画なのに、アクションシーンが非常にかっこいい。終始ケラケラ笑って、意外と引き込まれるというギャップが最高でした。みんなのキャラクターもいいよね(特にマ刑事)。
カルビ
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.0

南沙良ちゃんを観られたのは良かったですが、回想シーン長くない?そもそもいる?という感じで、肝心のアクションシーンがボヤッとしていた印象。どっちつかずな感じ。

いとみち(2020年製作の映画)

3.8

評判を聞く前まで勝手にご当地B級映画だと思っていたので、上品な作品で驚いた。
上品だけど、青森や津軽弁、メイドのお仕事、そしていとのキャラクターに笑わせてもらったりもして。
長いな〜と思ってしまう場面
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アジアの天使(2021年製作の映画)

2.8

期待していた作品だっただけに、日韓関係や仕事、家族、恋愛、やら色々詰め込まれてもさっとした印象になってしまった。
海に行くシーンはよかったし、最後に登場したあの方のビジュアルは好きでした。

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.9

遅ばせながら観ましたが凄く良かったです…。みんなダサいのにかっこいいよ。
楽しければ楽しいほど、切ない。なんだこの感じ。過去の場面が何度も挟まれ、ストーリーが進むうちに彼らの深みにハマり、寂しくなった
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

評判には聞いていましたが、最高でした!!
映画が大好きで良かったと何度も思えてうんうんわかるよと共感し、これしかないって思える好きなものへの活力が羨ましくて明日から仕事頑張りたいと思えた。
私も90分
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.7

待望のチェン・ユーシュン監督の新作。
ポップで遊び心のある演出は健在。かつ恋愛ストーリーとしてよりSFとして楽しめた。意外と所々深い良い事を言っていた。2人の視点ですべてが見えたとき、時間の流れの違い
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.2

いじめられている女の子にできたクラスに転校してきた新しい友達。しかしそれぞれ抱える家庭環境の違いなどが少しずつ積み重なっていき、彼女たちもすれ違っていくその様子が苦しくて、やりきれなかった。最後に小さ>>続きを読む

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.7

今作は若い2人がメインの話になっており、若さ特有の青さがあるけど、それは青臭くなくて。若気の至りが至って至って今に辿りついて大人になるんだなって春子さんや知世さんを見てそう思った。
やりたいことを一つ
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.6

人間の世界を楽しむ様子が可愛かった。予想していなかった最後の展開に声を出して驚き感動した。ルカ良かったねって。そしてこんなこと思ったの絶対私だけだと思うけど、あの街並みWii fitの島みたいだった。>>続きを読む

ギャングース(2018年製作の映画)

2.5

貧困な生い立ちの為に窃盗を行う3人の青年たち。生まれ育った環境でどう頑張っても報われないのは悲しい。
だが台詞の中にそんなことを何度も何度も言われしつこいというか説教くさかったし、多重債務の女性に対す
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

お父さんがなぜかこの映画好きで小さい頃何回も観た、そして今日久しぶりに。
いつ観ても面白い!桃子とイチゴの最高の友情物語で、成長物語で。自分のルールに従い貫く桃子も、元いい子ちゃんで熱いハートを持った
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.2

「信じること」の力強さと、反対にその脆さの両方を目の当たりにし、難しいことだと感じる。
そんなテーマの壁にぶち当たっていく登場人物たちの揺れ動く心情と行動、王国の美しさに感動。芯があるヒロイン像も最高
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.7

夏に観たいなと思って今日まで楽しみをとっておきました。
『アマンダと僕』でも感じた、大切な人を亡くした喪失感が一見淡々としてみえる生活の中に流れている。ヨーロッパなどの街並みの中で少しずつ前向きに変化
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羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

3.7

ポップで、チャーミングで、フィクションの許容範囲内の倫理観めちゃくちゃで楽しかった。
たくさん殺人が行われるカオスの中で、2人の想い合う様子はあくまで純粋。その違和感に妙にハマってしまう。

AWAKE(2019年製作の映画)

3.6

大学でAI研究会に入ったところからの加速度がシンプルかつ熱かった。ただ突然のヒロインと元奨励会の記者の登場は要らないように感じ少しげんなり。でも最後の場面が好き!やっと素直に戦えたんだねとそこだけ繰り>>続きを読む

ループ(2020年製作の映画)

3.6

男の子優しすぎる、自分ならイラついてしまうのにって思ってしまった自分は思い遣る気持ちが足りないと気付かされた。優しさを持ちたい。

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.8

人間の機械化や資本主義を大胆に風刺、そんな時代の流れに取り残されそうになるが、前向きな姿勢を思わせる終わり方に好感。
ほぼサイレントでも動きの繰り返しやコミカルさで飽きさせないのがチャップリン作品の面
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宙を舞う(2019年製作の映画)

3.7

宙に舞う=個性として例えられて、それって色んな個性を持って生まれてきた子どもとその親にちょっとの勇気とメッセージを送ることができているのかなと思う。
持って生まれたものをほかの子と違うからって隠すんじ
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紙ひこうき(2012年製作の映画)

3.6

洒落てますね〜。モノクロの世界に赤いリップが映えてて、アンジュルムの新曲MVみたいで好き。
ただ仕事の紙を全部紙飛行機にするのは良くないよ。

あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

3.8

台詞なしで伝わる、ディズニーの短編映画。
若くなって楽しむ様子も、今のままで2人で踊る様子も、なんだかほっこり。
『雨に唄えば』のオマージュも良かったし、それを7分で表現した映像と音楽にときめいた。

ういらぶ。(2018年製作の映画)

2.0

好きな子をいじめる平野紫耀が実は裏で好き好きしてて萌えてる設定は開始10分までは楽しめました。

花様年華(2000年製作の映画)

2.6

楽しみにしていた初ウォン・カーウァイ。どこで2人は愛し合うようになったのかわからなくて、私には合いませんでした。じめっとしてる。

チルソクの夏(2003年製作の映画)

3.7

日韓関係は昔に比べるとかなり良くなったと思えてしまうくらい、取り除けなかった壁。女子高生たちはそんなこと殆ど気にしないが、(70年代の)親世代はやはりそうはいかない。ピュアすぎてちょっと恥ずかしい。だ>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.9

オクジャを愛おしく思っていたら一転、ハラハラする展開に。助けたい一心で立ち向かう勇敢な幼い少女を応援していた。
ただ可哀想だと感じつつも、自分は肉を普通に食べてしまっているからな…と複雑な気持ちになっ
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おと・な・り(2009年製作の映画)

3.4

全く2人が関わり合わない前半は退屈。
後半からはやっと関係性が動き出したようで、最終地点とエンドロールがあの形だったのはなんだかおしゃれだったと思う。
♪か〜ぜ〜を〜あつめて〜

君の誕生日(2018年製作の映画)

3.9

静かに物語が展開していくうちに察していく、家族たちの受け止めきれない過去。遺された人々は彼のことをこれからも忘れずに生きていく。哀しみも後悔も抱えて。
だけど誕生日会では弔いだけではなく、楽しかった思
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