がべさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

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保育園児の時、図書館のビデオ借りてきてめちゃくちゃ観てたな。
今思うと100年前の作品なのも驚きだけど、動物を楽器にする倫理観のないミッキーマウスを面白がってた幼き頃の自分に笑う。

バオ(2018年製作の映画)

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1年間無料でディズニープラスが使えることになりました、記念すべき1作品目。
小籠包ちゃんがかわいい。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.4

あのとき選択したちょっとしたことが今に大きく繋がっている。それぞれが生きる世界で窮屈さを感じることもあるけれど、みんなにとって大事な人やものごとがあるので、どんな選択も間違ってないのかなって思えた気が>>続きを読む

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.5

周りからどう思われるかを常時気にしながら偽物の笑顔で喋るような友達なんかより、本音をぶつけ合える友達を大切にする高校生活が送れたら幸せだよね。

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.2

インドでの貧困、ラップに対する偏見や父親の圧力などに苦しむ主人公がラップに全てをぶつける姿が痺れる。加えて友達、恋人、殻を破れない自分に悩むという点においては感情移入できる部分で、そこからのサクセスス>>続きを読む

風の電話(2020年製作の映画)

3.8

震災で家族が行方不明になった少女がさまざまな人と触れ合うロードムービー。昨日は東日本大地震から10年ということで、その被害の痛みや悲しみをより考えさせられた。
彼女の『喪失』を計り知ることができないし
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まく子(2019年製作の映画)

3.5

大人に変わっていくことに抵抗や嫌悪感を感じる男の子と転校生の女の子は実は異星人かもという掴みはかなり好み。繊細な年頃×まさかのSFの組み合わせ。その絶妙な不穏さに緊張した。少年の目に映る周りの友達の様>>続きを読む

幸せのちから(2006年製作の映画)

3.4

ウィルスミスの息子が可愛すぎる。
実話だからなんとも言えないけど、お父さん落ち着いて、ってなる。

チィファの手紙(2018年製作の映画)

3.6

ストーリーも演出も日本版とほぼ一緒だけど、街の様子や当時の中学生の雰囲気、一人っ子政策による兄弟編成の変更は中国版でしか味わえない岩井俊二監督のこだわり。『ラストレター』は劇場で観た以来だったので、今>>続きを読む

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.0

目の見えない主人公、いつも側にいてくれる幼馴染、通う学校にやってきた転校生。多くを語らない絶妙な表情や視線、何気ない会話に心揺さぶられる。みずみずしさの中に、たまに素直さを出せない濁りにときめいた。>>続きを読む

愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

2.0

オリジナル脚本でクサイ台詞をなかなか聞くことがないので、こちらが恥ずかしい気持ちになった…

間宮兄弟(2006年製作の映画)

3.5

彼女がいなくたっていいじゃん。お兄ちゃん、弟がいるんだから。自分にも兄がいるけど、別に仲がいいわけじゃないから、家に帰ったら、映画観たり、ゲームできる関係が羨ましい。毎日遊ぶの楽しいだろうな〜。
沢尻
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望み(2020年製作の映画)

3.8

行方不明の息子は加害者なのか、被害者なのか。どちらであってほしいのかという想いで揺れ動く家族たちの様子が劇的に描かれていて、久しぶりに「苦しい」という感情で泣いてしまった。まだ事実関係も分からない時に>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.7

思っていたより幼い見た目で驚いた。脆くてちょっとした事で壊れてしまいそうな年頃の少年少女たち。当時の台湾情勢や家族の事情も相まって、その危うさを加速させていく。陰の加減が鬱々とした彼らの気分を投影して>>続きを読む

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE(2015年製作の映画)

3.8

最近好きなローカル路線バス旅×好きな国・台湾という自分の為の映画と言っても過言ではないと思う。番組を映画にするなんて、さすがテレ東は狂ってて裏切らない。
途中であるアクシデントがそれでもルールそのまま
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.9

松坂桃李がハロヲタだよ!?最高じゃん!!と一年以上楽しみにしていた作品をやっとスクリーンで。あややのMVを観てオタク人生が始める瞬間、石川梨華の卒コン、エンドロールで恋INGが鳴り響く劇場で大号泣。改>>続きを読む

リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.7

食べ物を美味しそうに撮る演出、カメラワークや音楽はかなりオリジナル版の映画に近い。しかしより登場人物たちの背景や関係に焦点を当てられている印象。また辛いものやマッコリが出てくるところが韓国ならではの丁>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

3.5

1年前に起きた一家殺人事件。その夫婦を数人がそれぞれ、違う視点で語る。事件を追う記者と、娘を虐待したその妹。
ただの妹ポジションな訳はないと思っていたけど、彼女の歩んできた悲劇を知るとたまらなくなる。
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

悪い事も見逃すのが社会でうまくやっていくコツ。そんな社会が正義だなんてとても思えない。三上が思い通りに生活できないことに失望しながらも、親身になってくれる人に出会うたびに前向きになっていく様子に感動。>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.7

もう太鳳ちゃんが可哀想な運命になるところが目に見えていたので、最初のどん底だった日常から幸せな生活を送る場面から、もうやめてやめてという気持ちや、子どもも旦那も豹変するんでしょって恐ろしさでヒヤヒヤし>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

予告からして芳根京子のサイコパス演技を楽しむ為の映画だと思っていたけど、全然違った。真壁(北川景子)と聖山(芳根京子)の重なる同じような経験とトラウマ。それが明らかになっていくうちに、嫌悪感を抱き、憎>>続きを読む

ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

3.5

女性に対して誰にでも分け隔てなく優しくしてしまうユキヒコは多くの人にとっては魅力的で、しかしもう一方ではモラルが欠けてしまうこともある人。こんな自由奔放なモテ男は絶対竹野内豊にしか出来ないだろうなと思>>続きを読む

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.7

福田雄一の作品をよく観ているわけではないけど、これはドラマは全て鑑賞済み。日テレだから、いつか金曜ロードショーでやるかなと思って、映画館には行かなかったけど、父がレンタルしたので一緒に家族で観ました。>>続きを読む

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

3.5

卒業式で「天使にふれたよ」を歌うまでのシーンはアニメで感動的に描かれていたので、映画らしくスケール大きくロンドンに行って、卒業式にそれを歌う経緯をわざわざ見せなくても良かったのではないかなとは思った。>>続きを読む

ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.6

認知症の母を持つことを重たくとらえず、明るくほのぼのと見せてていいなと思った。みんなボケてて逆に成り立っていること、ハゲ頭を見ると息子のことがわかることとか。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

展開するにつれ坂元裕二ワールドが爆発。好きな人と好きなものに囲まれて暮らすことができたらどれだけ幸せか。上手に生活しなければいけない現実はすれ違う価値観を生み出す。不満と抱えたままズルズル過ごすより健>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.7

「人情」の部分を劇的に描いているのに、クールに感じられる映像は監督の得意分野なのかな。画角やロケーション、時々ブルーが印象的な画が魅力的。
ヤクザの廃れた現状にもクローズアップしているのが珍しいなと。
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乱反射(2018年製作の映画)

3.7

石井裕也監督作品。
公園の木が倒れ、2歳の息子が亡くなった。亡くなるに至るまでいくつもの出来事の重なり、ひとつでもその出来事がなければ息子は命を落とさなかった。悪の所在はどこにあるのか。そしてそれを追
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.4

第二章は第一章で裁判を行った被告人の弟が今作ではメインに。と思ったが、今回は3人の使者が、使者になる千年前にどんなことがあったのか、マ・ドンソクに語られることによって全貌が見えてくる。その内容が無駄に>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

父がレンタルしたので一緒にテネりました。難しいと聞いていたから最初から戦意喪失してたけど、意外と大まかなことはわかったような、わかってないような。細かい部分も理解できる部分もあるような、ないような。

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.7

ほぼCGでアクション満載、冥界をこのように描くのかと興味津々で観ていた。
7つある地獄の裁判が行われるそのたびに明らかになる消防士ジャホンの人生。彼は転生することができるのか、裁判の行方に目が離せない
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.5

元祖・丁寧な暮らしを描いた作品だと思ったけど、観ていくうちにおばあちゃんの言葉が啓発小説のようだった。そうだ、これは小学生の時に離脱してしまった本だと思い出しました。
監督知らないけど、作品の雰囲気は
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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

3.4

評判良くないから期待していなかったけど、普通にどういう仕組みか気になった。
ただこじんまり感が否めないのはなぜ?

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.9

オンライン試写にて。
愛おしい夏映画のひとつとして仲間入りです。大好きな沖田監督、ありがとうございます!
本人曰く絵に描いたような幸せな家族に囲まれて暮らす主人公の美波は真剣になると笑ってしまう、そし
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先に愛した人(2018年製作の映画)

3.9

夫を亡くした妻、父を亡くした息子、そして恋人を亡くした男性。亡くなった彼は、人の心を踏みにじり許せないこともあるけど、優しくて、決して忘れられない存在。そんな死を通し、3人が交流していく。反抗し、荒れ>>続きを読む