あくあーくさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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ワイアット・アープ(1994年製作の映画)

2.9

190分の超大作。序盤~中盤は面白い。開拓者たちのフロンティアスピリッツみたいなものと相まって気分が高揚する。でも、メインのトゥームストーンあたりからとにかく気分が乗ってこない。主人公の行動一つ一つに>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.9

前作から9年後を描く続編であり、現実でも9年の月日が実際に流れている映画。それでありながらこれだけ自然で、仰々しくなく、でもどこか浮世離れした雰囲気を作り出しすのはすごい。そこが唯一無二の魅力だと思う>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.8

初見だけどもっと硬派な映画かと思ってたら、捜査系チームモノのエンタテインメント作品だった。映像にところどころ古臭さは感じつつも、カメラワークがめっちゃオシャレでドラマ風。音楽もヒーロー映画って感じで観>>続きを読む

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.7

ストーリーもアクションも全部勢いとノリだけで進んでいくのが好き。その中でもやっぱミニオンたちの動きがツボすぎるwww たかたか動いてあひゃひゃひゃひゃってwww 何かやるたびにツボるwww あと終盤の>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

とある二人の一夜限りの物語。舞台はウィーン。ロードムービー的な雰囲気も少しあるんだけど、これはただひたすら歩き、会話するだけの映画。だけどそれが良い。超ロングカットの二人の会話とか、どのシーンも本当に>>続きを読む

オズ はじまりの戦い(2013年製作の映画)

3.2

わざと古臭い演出にしてるのと、不思議な世界を感じさせる色鮮やかな映像が良い味を出してる。でもそれを感じたのはやはりカラーに切り替わるシーンと花火のシーンで、あとはまぁ可もなく不可もなくって感じ。ところ>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.9

いかにもディズニーな冒険と成長の物語なんだけど、映像の綺麗さとか、ミュージカルシーンのポップでありながら洗練された演出とか、ディズニーは一体どこまで進化していくんだろうと思う。ストーリーとしては長編と>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

古き良き王道ミュージカル。展開も演出も往年の名作を多分に意識した作り。悪くはないんだけど、それ以上でもそれ以下でもないかなぁというのが正直なところ。絶賛されまくりだから期待しすぎたかなぁ。ただOPがア>>続きを読む

ラブライブ!The School Idol Movie(2015年製作の映画)

3.8

今さらながら完全なるシリーズ初見で1期、2期、劇場版と連続でやっつけました。ひたすら明るかった本編に続いて劇場版もひたすら明るくて、「あー、終わったー!」って感じの清々しさがある。ドラマ要素はちょっと>>続きを読む

最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.8

登場人物、ストーリー、セリフ…映画を構成する全てが素敵な作品。が、あくまでそれだけの作品。とても良い話で観てて幸せになれるんだけどかなり速攻で主人公の苦悩とかも解決するし、物語に深みはない。ただとにか>>続きを読む

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.7

海賊どもがひたすらガタガタうるさいけど、映画用にスマートに演出されてないこれこそがリアルに近い状況だったんじゃないかと思う。そこまでアップダウンはないけど、ひたすら緊張の糸が張り続けてあんまり飽きない>>続きを読む

60セカンズ(2000年製作の映画)

3.4

ストーリーはほぼ全くなく、車を飛ばす爽快感と盗むスリルとカーアクションを堪能するためだけの映画。下手に余計なことせず完全に開き直った作りがけっこう好き。ニコラス・ケイジ含め、メンバーが渋めなのも良い。>>続きを読む

わが命つきるとも(1966年製作の映画)

3.5

どこまでも気高く、誇り高く、神の意志の下に生きた男の物語。話としては一本道だけど、ラストの裁判シーン含め言論のぶつけ合いと解釈の奪い合いがアツい。元が戯曲なので、映画用の脚本になっても戯曲っぽさが残っ>>続きを読む

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.6

実は初見。想像以上に歌が満載で2時間ずっとミュージカルなストーリーでした。内容は単純だけど、重たいドラマ要素はそこまでなくひたすら自分の夢と音楽を追い続ける姿は見てて気持ちいい。音楽だけでもお腹いっぱ>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.4

ゾンビ映画だったのか。序盤はまぁ無難なパニック映画かなーと思ってたら中盤からミステリアスなムードになって引き付けられていった。が、終盤はちょっと弱め。感染源の話はどこ行った?って思ったら、一応ラストに>>続きを読む

JOY(2015年製作の映画)

2.9

倍返し系の映画だけど、追い詰められ方が少し納得できなくて微妙にしっくり来ないとこもあったり。「え?お前がそれ言うの?」的な。でもまぁ上手くいって良かった。色合いや雰囲気の独特な感じが目に残る作品。

ドノバン珊瑚礁(1963年製作の映画)

2.9

この妙にテンポの崩れたコメディとか乱闘シーン、良い意味で古臭いなぁって感じ。思ったより楽しめたかな。南の島に行きたい、感想としてはそれに尽きる作品。「仲直り?」「仲直りだ。」

ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(2014年製作の映画)

3.8

無難で小粒な音楽モノ。話がポンポン進むので、心境の変化とか成長とかそういうのにはあまり説得力がない。でも合唱シーンが豊富なのとBGMも良いのでそれだけで全部許せる。ボーイソプラノから感じる荘厳さという>>続きを読む

たまゆら 卒業写真 第4部 朝 あした(2016年製作の映画)

4.0

最終章。季節は冬から新しい春へ。高校3年生の心の揺らぎをここまで繊細な筆致でじっくり拾って描き切った作品はないってくらい優しく丁寧な四部作。「やさしさに包まれたなら」で始まったシリーズが「卒業写真」で>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.7

過去改変モノ。且つこれまでのシリーズが長いので、新旧入り乱れていろんなキャラが出てくるからちゃんと観てないと訳分からなくなる。ところどころ改変前後の繋がりに納得できそうで納得できないところがある気もす>>続きを読む

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

3.4

前情報なしで観たけど、想像してた感じとは全然違って文学的な作品。一体何の物語なのかはっきりとさせないまま進んでいき、その背景を外側からじゃなくて内側から明かしていく構成はミステリ的で好き。言葉で理解を>>続きを読む

たまゆら 卒業写真 第3部 憧 あこがれ(2015年製作の映画)

3.8

第3部。季節は秋。同じ高校生なのに、1年生や2年生の時に受験や進路の話をしてる3年生を見るとすごく大人に見えるよね。進路のことや来年の自分の姿を想像すると急に足元が脆く儚いものに思えてくる3年生の気持>>続きを読む

たまゆら 卒業写真 第2部 響 ひびき(2015年製作の映画)

3.7

第2部。季節は夏。ときどき現れる唐突なギャグパートが何とも言えず味わい深い。高まりそうで高まらない空気感がクセになる。姉ちゃんの一期一会シャツワロタwww TVシリーズとちょっと作画が違く感じるのは劇>>続きを読む

たまゆら 卒業写真 第1部 芽 きざし(2015年製作の映画)

3.7

OVA、1期、2期と観てきて、いよいよ最終章まで来たので備忘録として記録。ARIAからの流れで観た典型的な1人だけど、まぁARIAと比べちゃうとさすがにしんどい。話が悪いとかじゃなくてすごく良い話なん>>続きを読む

クーリエ 過去を運ぶ男(2011年製作の映画)

2.3

誰も予想できない結末とか言う割に、むしろ誰でも予想できる結末。つーか、そんなオチの良し悪しを議論できるレベルにも達してない映画。脚本が雑すぎたり、行動に説得力がなさすぎたり、あらゆる部分で中途半端な作>>続きを読む

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.2

一つの事件を軸に描かれる罪悪感と強迫観念のスリラー映画。もう少しサスペンス系なのかなと思ってたけど、主人公の精神面に重きを置いたスリラーでした。派手さはないけどじっくりと撮った映像が印象的な作品。

ポテチ(2012年製作の映画)

3.3

原作は既読だけど、映画化されてたことは知らなかった。良い話だよねこれ。映画としての出来もまぁまぁ。短編映画というかオムニバスドラマのような雰囲気がそこそこ良い。濱田岳の一人舞台かシュールな一人コントを>>続きを読む

陽のあたる場所(1951年製作の映画)

3.6

階級ありきの社会構造に飲み込まれ、自分でもコントロールできないまま文字通り溺れていく悲劇の物語。終盤にかけて虚ろに揺らいでいくジョージの瞳が全てを表してると思う。ラストに名台詞が連発される作品。君は、>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.8

スパイ映画らしくないスパイ映画。だけど、これこそが本物のスパイ映画なのだと観てる内に気付く。邦題には裏切りという言葉が入ってるけど、物語の本質としては忠誠心の方。そしてそれと表裏一体としての裏切り。M>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

「型破りさとか破天荒さとかによって固く閉ざされた人の心を開く」系の映画っぽいけど、ちょっと違う。そこまで劇的な事件とかイベントは起きず、ただ二人の交流を淡々と、それでいてリズムよく描いた作品。ドラマチ>>続きを読む

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

2.7

ZEROの続編かと思ったらファイナルディシジョンの続編なのね。しかし内容的には完全なる外伝。なんでハリウッドに日本語が入ると、みんなものすごい棒読みで不自然な日本語になるんだろう。他の言語(独語とか仏>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ3(1994年製作の映画)

3.2

今さらだけどシリーズ制覇。そもそも3まで作られてたことも知らんかった。遊園地が舞台ってこともあってだいぶアニメ的というかディズニー的というか、アドベンチャーファンタジーな感じが強い。悪くはないけど、ま>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.8

1に比べると、いくらなんでもそれは通用しないよね…っていう勢いでゴリゴリ進んでいくけど、まぁこのシリーズはそれでいい気がする。OPから最高の爽快感だし。ビリーとタガートのキャラがどんどんいい感じになっ>>続きを読む

ミッシング ID(2011年製作の映画)

2.7

序盤のぞくぞくする雰囲気の割には結局はそこまで深くならないドンパチ展開。自分の過去探し的な流れになるかと思ってたから、想像以上に通常アクションだったのがある意味意外性と言えなくもない。めっちゃハイテク>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.7

パトリック・スチュワートをあまり好きになれない自分にとって、ジェームズ・マカヴォイ演じるチャールズがすごく良い。シリーズ通して観てるとチャールズとエリックの共闘が嬉しくて、そして辛い。そんな胸の苦しさ>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

4.5

実は初見。これはすごい。瞬きするのも忘れる超絶圧倒的世界観。ここまで作り込まれたらもう誰も文句は言えない。既に7年前の映画に対して言うのもなんだけど、明らかに新時代に足を踏み入れた作品であり、未だに追>>続きを読む