あくあーくさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.6

偶然が絡み合って1つの大きなドミノが倒れていく系の映画。フランス映画らしい独特な空気感とゆるゆるとした構成が楽しい。中身自体はしっかりとした社会風刺映画。都会と田舎それぞれの良さがあるからなかなか簡単>>続きを読む

ボクの妻と結婚してください。(2016年製作の映画)

4.1

もうアホみたいに泣いた。我が家のティッシュが枯渇した。あからさまに「さぁどうぞ泣いて下さい!」って映画なんだけど、それが鼻につかない爽やかさがある。病気系だし苦手な感じかなーって思いながら観始めたけど>>続きを読む

カルテット!人生のオペラハウス(2012年製作の映画)

3.2

ちょっと独特な空気の音楽映画。落ちぶれたかつてのスターが輝きを取り戻すってのはよくあるけど、既に全員レベル高いってのはあんまりないかも。つーか、とりあえず何かの単語に「!」を付けるクソ邦題はどうにかな>>続きを読む

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.2

アニメで観た時も感じたんだけど、なーんかしっくり来ないんだよなぁ…音楽モノで感動モノで、自分の好みにはジャストフィットしてるハズなんだけど…。あからさまに先が予想できる展開が、安心感を通り越して若干引>>続きを読む

カムバック!(2014年製作の映画)

3.5

冴えないオッサンが輝きを取り戻す系映画。いやー、ホントに中身がなくてくだらないなwww いや、褒め言葉ねwww サルサに限らず、仕事もプライベートも何でも結局大事なことはパッション。すました顔してたっ>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.5

ティム・バートン×ジョニー・デップの原点的映画。序盤はあんまティム・バートン感を感じないかなとか思ったけど、全然ティム・バートンだった。脈絡のない不条理さとかナンセンスさとか、それを下地に独特すぎる世>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.9

うーん、良い。D・ホフマンとM・ストリープの夫婦役ってだけでもうお腹いっぱいだけど、そこに子供も絡んでくる親子の関係性がたまらない。ただの母娘ドラマに終わらず、タイトルにもある通り、裁判まで出てきて現>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.6

地の台詞が一切なく、全ての台詞が歌で表現されるというものすごい映画。ある意味これが本物のミュージカルとでも言えるのかな…それが50年以上前に作られてるってのがまたすごい。とはいえ、観てる分には若干疲れ>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

事件そのものの真相とか裏側とかはそこまで重要視されず、劇場型犯人のセンセーショナル感と次々起こる急展開のサスペンス感を楽しむ作品。中盤~終盤の生放送が最大の盛り上がりでその後は少し尻すぼみなのが惜しい>>続きを読む

名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.9

事件はほとんど起きず、推理もほとんどなく、一本道のストーリーをなぞっていく地味な作品だけど、でもこういうのこそ劇場版でやるべき脚本だよなぁと評価したい作品。普段の事件を長くしただけとか、ただ爆発とアク>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.9

ここに来て予想外の正統派続編。めっちゃ地味だけど、伝承を頼りに宝を探してすったもんだってのがいかにもパイレーツだし、三部作のはみ出た部分を畳むのが話のメインどころだから、今作だけ切り取ったら地味でも構>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.9

ようやく観ました。正統な続編ってことも勿論だけど、内容も「The スター・ウォーズ」って感じで、スター・ウォーズを現代の映像技術で描いたらどうなるかっていう全世界の期待をそのまま形にしたような作品。ス>>続きを読む

相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断(2017年製作の映画)

3.5

地味目な劇場版4作目。でも純粋に筋を追って事件を捜査する王道って感じで悪くなかったなーと思う。劇場版らしさがあったのはパレードシーンの大規模感くらいだけど、そもそもそんな派手さはこの作品には要らないの>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.8

途中からただのドンパチとカーチェイスになってマジック感が薄くなっちゃったかなーと思ってたら後半からまた加速した。トリックについては「どういうこと?」と思っても後からちゃんと説明があるし(それでも何とな>>続きを読む

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.4

星の王子さまのその後の物語。前半は原作の物語を通じながら少女が心を開いていく、まぁよくある展開。そして後半は唐突に何のこっちゃな展開。でも、それぞれの星の住人たちはその後どうなったかって切り口は面白い>>続きを読む

ある愛の詩(1970年製作の映画)

3.3

想像以上にベッタベタなストーリー。でもこういうのが後世の作品に影響を与えた結果のベタベタ感なのかな。どうにも展開に唐突さを感じるけど、これもまた名作系あるあるな気がする。あまりにも有名なピアノの叙情的>>続きを読む

レンタネコ(2011年製作の映画)

2.8

雰囲気映画。それ以上でもそれ以下でもない。まぁ荻上直子だしそうだろうとは思ってたけど、いくら何でも内容なさすぎ&浮世離れしすぎかなぁ。こういうのって心地良く感じるかどうかは紙一重なんだけどね。だらーっ>>続きを読む

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.9

ストーリー性よりも芸術性や童話としての面白さを味わうべき映画。正直期待以上に良かったし、これだけストーリーが無い中でじんわりと心に残る何かを与えられるというのは、監督の力が為せるものなんだと思う。基本>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

もう全台詞覚えるくらいの回数観てるから今更だけど、登録してなかったので。晴れた日の空と緑、夕立と水たまり、夕暮れとひぐらし、全てが郷愁の塊で、この歳になると切なさに胸がキュンとなる。好きなシーンも台詞>>続きを読む

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.6

人間ドラマを織り交ぜたサクセスストーリーかと思いきや、想像以上にハチャメチャコメディーだった。まぁMJフォックスだし。内容の奥深さよりも変わり身のドタバタっぷりを楽しむべき。でも、常に向上心や野心を抱>>続きを読む

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

3.9

ジャジィでメロウなピアノをバックに、ネオンの煌めきと煙草の香りとロックグラスの傾く音に浸る大人の映画。順風満帆に見えても、大人になるとそう簡単に上手くはいかない。ラストも「あぁ、そこで終わるんだなぁ」>>続きを読む

北のカナリアたち(2012年製作の映画)

2.1

これは…なかなか言い辛いけど駄作なんじゃなかろうか…。かつての生徒たちのエピソードを辿っていく内に過去の事件の裏に隠されたドラマが明らかに…なるわけでもない。なんとなく心の傷を癒し合って良い話になって>>続きを読む

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.2

ドタバタ系タイムスリップ映画。悪くはないんだけど可もなく不可もなく。歴史を追体験しつつちょっと良い話に触れるだけで、それ以上のもうひとひねり、もうひと押しはない。一応主人公の心境の変化的なものはあるけ>>続きを読む

SPEC〜零〜(2013年製作の映画)

3.5

昨日の天に続いて今日は零。やっぱこれは一気に見ないと分からなくなるわwww さぁあとは結だ!

劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

3.5

翔からだいぶ間が空いちゃいましたが、ようやく天まで来ました。劇場版のせいなのか何なのか、やけにTRICKっぽさが強かった気がするのは気のせい?あとは零と結を観れば完全制覇だ!でも結をやると思ったら大間>>続きを読む

ティンカー・ベルと輝く羽の秘密(2012年製作の映画)

3.6

映画「ティンカー・ベル」四部作を観終わりました。1作目を観て音楽が良すぎたので「月の石」「妖精の家」「輝く羽の秘密」の残り3作も一気に。いやー、このシリーズ好きだなぁ。とにかく音楽が好みにぴったりなの>>続きを読む

東のエデン 劇場版 I The King of Eden(2009年製作の映画)

3.9

TVシリーズ全話再鑑賞に続き、劇場版も再鑑賞。劇場版始まった!って感じのOPのわくわく感が大好きです。

東のエデン 劇場版 II Paradise Lost(2009年製作の映画)

4.0

TVシリーズ、The King of Eden再鑑賞に続き、Paradise Lostまで再鑑賞して、無事に「東のエデン」再コンプリート完了。以前よりだいぶちゃんと理解できた気がするし、以前よりよくま>>続きを読む

劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

3.6

天、零に続いて3日連続SPEC。今日は結です。まずは漸ノ篇。今回はあくまで繋ぎって感じであまり大きな動きはなし。時間も短いですしね。でも徐々に預言やらガイアやら、世界レベル、地球レベルの話が姿を現して>>続きを読む

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

3.5

ついにSPEC完結です!劇場版に入ってからどう考えても「事件簿」ってレベルじゃなくなってきたけど、終わり方としては全体的には満足。しかしずっと同じ場所でのクライマックスはいくら何でも長い。どうにかして>>続きを読む

花よりもなほ(2006年製作の映画)

3.7

コメディー色は強いんだけど要所要所に本格的な雰囲気も漂う、独特で自由な空気の時代劇。バランスが程よいです。岡田准一をはじめ、キャストも程よいです。 「桜の散り際が潔いのは、来年また咲くことを知っている>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.2

取って付けたようなキッカケだけど、なんだかんだでクライムサスペンスの様相を呈してくるタランティーノクオリティ。スタイリッシュな映像とハンス・ジマーの洒落た音楽で、バイオレンスとドラッグとセックスの三拍>>続きを読む

スラップ・ショット(1977年製作の映画)

3.1

それでええんかいっていう終わり方だけど、まぁコメディーだしいっか。ただ、試合シーンの迫力や入場シーンの盛り上げ方、タイトルの入れ方とかは現代でも十分色あせないセンスの良さ。そのへんが長く愛されてる要因>>続きを読む