あくあーくさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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オールド(2021年製作の映画)

3.5

個人的にはあまり観ないタイプのスリラー映画。でもそこまでホラー感はなく、グロテスク要素もなくてミステリー感強めだったからさっぱりと観れた。あからさまな残酷描写じゃなくて、設定の不気味さや映像の不穏さで>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

4.0

うーん、これぞエンタテインメント。観ながら考えてたんだけど、ここ最近でこれだけ純粋なオリジナルのエンタメ映画ってあったっけ?底抜けに爽快で、どこまでも娯楽な映画。少なくとも邦画には無いと思う。実際に戦>>続きを読む

ベガスの恋に勝つルール(2008年製作の映画)

3.3

いや~、キャメロンディアスだなぁw 最初はクソみたいな奴だとお互いに思ってたけど、だんだんと「あれ…何この気持ち…(トゥンク)」みたいな感じに好きになっちゃう系映画。それ以上でもそれ以下でもないけど、>>続きを読む

コンティニュー(2021年製作の映画)

3.3

みんな大好きループモノ。今作は「All You Need Is Kill」的な「死にゲー」の強くてニューゲーム型。しかし良いよねぇ、こういう雑な中二設定やトンデモSF設定w そういうのを真面目な顔して>>続きを読む

ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

3.6

バチスタに続いて観たけど、やっぱこっちは観たことあるな。堺雅人が良いのよねぇ。冷酷さ、腹黒さ、サイコパスさ、人間味、もともと読み辛い表情をしてるから余計にカメレオン感があるんよね。言ってしまえば全部同>>続きを読む

チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

3.5

なんか唐突に観てみたら、実は映画版は観たことがなかった。1クールかけてじっくりやったドラマ版に比べて、最後の真犯人が判明するくだりはちょっとあっさり感じちゃうけど、それは仕方ないかなと思う。2時間でも>>続きを読む

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.5

実はおジャ魔女観てないんだよね。その記念作品だということを知らずに観ました。で、そんなおジャ魔女オマージュ作品なのに芸能人が声優やるパターンのやつか~、ってのはちょっとどうなのかなぁと思ったり。でもだ>>続きを読む

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.7

2作目。いや~、今回も藤原竜也やってんな~~~w やっぱさ、佐藤健もこれくらいのアクの強さがないとダメだよ、爽やかすぎるよw 人斬りと「不殺の誓い」の間の葛藤とかはこれくらいアツすぎる演技を見せてくれ>>続きを読む

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.6

以前は佐藤健が好きじゃなかったから触れてこなかったこのシリーズ。実は原作も未読。今となってはすっかり佐藤健好きになったので楽しく観れた。とはいえ、まぁ演技は棒読みだし、人斬りに戻りかけた時の変貌ぶりも>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

いや~、80年代だねぇw 音楽聴いてるだけでたまらんねぇw
しかし内容は思ってた以上に適当で脈絡無かった。別にそれで全然構わんのだけどね。しっかりちゃんと観たのってもしかして初めてだったのかなぁ。全体
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宇宙兄弟(2012年製作の映画)

3.4

実は原作も未読。原作読んでから映画を観ようとずーっと思ってたから今まで未鑑賞だった映画。
内容としてはどこまで原作を踏襲してるのかオリジナルなのか分からないけど、いずれにせよ終盤一気にかっ飛ばしたねぇ
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2:22(原題)(2017年製作の映画)

3.6

良いなぁこういう脈絡の無い中二SFラブロマンスw たぶんB級だって言われるんだろうけど、個人的には好きw 思わせぶりな宇宙の話、30年前の超新星爆発、星座の並び、時間の規則性と繋がる過去の因果…ほら、>>続きを読む

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

3.6

いや~、フランス映画だなぁw むちゃくちゃ罵り合いながら貪るように身体を求め合う感じとか、いちいちヒステリックで劇的な感じとか。念の為言っておくと批判ではない。あくまで感覚というか、印象としてです。>>続きを読む

レインメーカー(1997年製作の映画)

3.7

重めのテーマの社会派映画だけど、ちょいちょいコミカルなシーンや明るい音楽が入ったりするから、あまり胸焼けせずに観られるのが嬉しい。ただ、法廷モノと言えば!っていう緊迫の法廷バトルやアツい弁論を期待して>>続きを読む

Avalon アヴァロン(2000年製作の映画)

3.3

こりゃ押井だなぁw 「映像文学」ってやつだよねこれは。
「何が現実なのか分からない」的なSFっぽい部分もあるけど、どちらかというともっと単純に、まるで現実のような仮想世界と、まるで仮想世界のような現実
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.9

これ良いなw 個人的に笑いのセンスがめっちゃ好みで、質の良い漫才を観てる感覚。菅田将暉と池松壮亮っていうのがまた最高に絶妙。この二人が醸し出す空気感だけでたまらん。ずーっと二人の関西弁を聞いていられる>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.6

あー、面白かった。観終わってパンフ読んでるとすぐにもう一度観たくなる。ウルトラマンがエヴァなのではなくて、エヴァがウルトラマンだったことを認識させられる作品。ヒーロー・怪獣・人間・宇宙人・SF・敵・味>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

途中から劉備より孔明が主役に見える映画。
いや、まぁしかし、いくら何でも適当すぎるかなぁ。緩めの歴史エンタメ映画は星の数ほどあるけど、ちょっとやりすぎというか少し歴史に対するリスペクトを欠いた印象を受
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.1

日本ではクソ邦題の方が話題になってしまった映画。かろうじて「ドリーム」だけになったのが救いだけど、この映画のどこが「ドリーム」なのか改めて意味不明な邦題だわ。原題が良いからまた尚更だよね。
まぁそれは
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ニセコイ(2018年製作の映画)

3.0

雑な展開だなぁw でも観てると何だかほんわか幸せな気分になるあたり、いかにもマンガ原作の映画化って感じだよね。しかしまぁ比較的好き嫌いが分かれる中条あやみを主演に持ってくるってのはなかなかに賭けだよな>>続きを読む

クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.8

実はディズニー映画ってこと初めて知りました。なんか長野五輪の頃に観た記憶があったから、長野に向けた道のりを描いたものだと思ってた。更にその前の話だったのね。
今でこそ冬の大会に常夏の国が出たり、夏の大
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カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.3

デニーロこんな爺さんになってたんだなぁ。そしてクソ野郎すぎるw
西部劇の撮影現場が主になるけど舞台自体も70年代ってことで、なんだかもたもたしたアクションとか雑なエフェクトとかそのへんも昔の西部劇を観
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

騙し合いとかどんでん返しとかそういうのは今の流行りだよね。コピーはそんな感じの煽りだけど、実際の中身はとある出版社の社内における主導権の奪い合い。そしてそこを透かして見る出版業界の苦境を描いた映画。こ>>続きを読む

ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年製作の映画)

3.7

ドラ映画全作品鑑賞マラソン3作目。古い順に観てると序盤に名作が固まりすぎて後がしんどくなるので、順番を混ぜてみた。
で、1期最後となったこの映画。これ当時は感じなかったけど、これが1期最後の映画だと知
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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年製作の映画)

3.9

ドラ映画全作鑑賞マラソン2作目。キャラデザ的にも脚本的にも、やっぱ恐竜は別枠でここからがドラ映画って感じだよね。
内容的には改めて観るとかなり藤子SF感が強いのと、思いの外物語がチャプターで別れた作り
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ドラえもん のび太の恐竜(1980年製作の映画)

3.6

アマプラでドラ映画配信ってことで、全作鑑賞マラソン開始。
記念すべき1作目。42年前かー。何年ぶりに観ただろう。久々に観るとかなり浅くて支離滅裂で唐突だよね。時空犯罪者とか未来の敵キャラとかどれも唐突
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.5

最近アマプラのおかげもあってこういうハリウッド以外の洋画を観たくなる気分になることが多い。これもなかなか観ることのないフィンランド映画。美術商の老紳士の佇まいとか、トラムの走るしっとり濡れた街並みの雰>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

説明不要の超有名作、なんだけど実は初見。この映画最大のキモの設定は最初から明らかにされてるのね。
安全・安心だけど作り物の世界で生きることと、何が起こるか分からないけど夢や憧れの詰まった現実の世界で生
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.8

今更ジブリのレビューを書いてみようシリーズ。
宮崎駿の趣味全開、とにかく描きたいものを全部ぶち込んだ的な話はよく聞くけど、それでもむちゃくちゃ面白い。最終的に何が解決したわけでもなく、豚から人間に戻る
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.9

2時間かけた壮大なFF14のCM。と言っても過言じゃないくらいFF14やりたくなる映画。オンラインゲームってやったことないんだけど、ある意味ホントにみんなで異世界転生してるような感じだよね。やってみよ>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.4

ダコタ・ファニング、いつの間にこんな大人になってたのー。永遠にアイアムサムの印象だからびっくりしたよ。ちょっと非現実的に事件が起きすぎのロードムービー。でもこういう障害モノは邦画より洋画の方が少し遠い>>続きを読む

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.3

なんつーか…わけわからん映画だなwww ナンセンスで支離滅裂で、かと言ってファンタジーとも言い切れない、何とも違和感の塊みたいな映画。それでいて何となくまとまって着地した印象を受ける不思議。まぁ乃木坂>>続きを読む

LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.6

みんな大好きループモノ。観終わってからどこの国の映画なのかと思ったらまさかのハンガリー。ループ好きは世界共通なんだなぁと思ってなんだか嬉しくなった。
さて肝心の中身。結果としてはオーソドックスなループ
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.5

私が好きなあなたは、あの人のことが好きなあなた。絶対に叶えられない四角関係。いやー、あの花チームお得意の緩いセツナファンタジーだなぁ。
大人になって感じる「あの日の自分」に対する後悔というより憧憬に似
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.1

ときどき観たくなる英米以外の外国映画。もうとにかく風景と音楽が美しすぎて、映像を流してるだけでも幸せになれる。iPhoneのCMのようなオシャレさもある映像作りだけど、それが鼻に付かない感じなのが良い>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

久々の三谷映画。ここんところの仰々しくなり続けてた三谷路線からはちょっと外れて、良い意味で「普通の映画」だった。登場人物少なめで舞台もほぼ国会に絞って、お得意の箱庭感を押し出した作りが個人的には好み。>>続きを読む