あくあーくさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.1

もはや全くパトレイバーじゃねぇ~www 押井色全開の劇場版2作目。雰囲気はパトレイバーというよりどちらかというと攻殻機動隊寄り。ただ、パトレイバーは攻殻よりもテーマが直接的かな。攻殻が電脳世界における>>続きを読む

機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.0

実は初見のパトレイバーシリーズ。アーリーデイズを観終わって劇場版まで来ました。一気に押井色が強くなった劇場版。コンピュータ制御された社会の危うさを、バビロン計画の光と影を併せ持った東京の無機質な空気感>>続きを読む

木更津キャッツアイ ワールドシリーズ(2006年製作の映画)

4.0

唐突にシリーズ全部見返してたんだけど、どうやらワールドシリーズは全く記憶にないから観たことなかったらしい。もともと支離滅裂なドラマだったけど、これはいくらなんでもバグりすぎじゃね?と思ってたら終盤にか>>続きを読む

木更津キャッツアイ 日本シリーズ(2003年製作の映画)

3.8

なんかこの前会社の人との会話で出てから猛烈に見たくなったのでドラマ版から見返してました。あんま覚えてないんだけど、たぶんここまでは見たことあると思うんだよなぁ。全てを勢いだけで持っていくドラマは映画で>>続きを読む

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH(2010年製作の映画)

3.8

今さらシリーズ初見。1期、TVスペシャルを経て、劇場版まで来ました。一言で言うと、なるほど分からんwww 大枠のイメージみたいなものはまぁ分かるんやけど、それをここまで複雑っぽくする必要はあったのかな>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.1

宣伝文句の通り、ザ・ヨーロッパ企画な時間SF。漂う空気はバリバリ舞台のそれだけど、これは映画だからこそ出来る題材かなぁ。描きたいものがあって、それを実現する為の必然として映画という手法が選ばれるっての>>続きを読む

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.6

実写もアニメもそうだけど、何故劇場版になると海外に行くんだろうね。TVシリーズでは描けない少し違う枠組みを求めようとすると、やっぱ舞台ごと変えるっていうのが有効なのかな。1つのテーマや事件をいくつかの>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.5

何も事前情報なしに観たんだけど、めっちゃ湯浅監督だった。言ってしまえば身も蓋もない訳分からん話ではあるんだけど、なんか説得力があるというか、1つの作品の中でまとまってはいるんだよね。唐突に与えられる設>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

序盤はひたすらに婆さんがやかましいし、なんかイマイチかなーと思ってたけど、途中から意外性が畳み掛けてきて、後半はなかなかに予想の出来ない展開で楽しめた。やっぱディズニー映画においては顔が怪しい奴にろく>>続きを読む

にがくてあまい(2016年製作の映画)

3.3

可もなく不可もなくな小品。川口春奈と林遣都っていうバリバリの主役級ではない二人がW主演ってのは好印象。特に話に深みはないし、わだかまりもするするっと解決していくので、流し見しておくにはちょうどいい映画>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.4

なるほど、こういう映画だったのね。論理的な支離滅裂さと言うか、虚構と現実の狭間の不安定さを、映像的に破綻させすぎずに上手くバランス取って表現したなぁと思う。そこは全編ほぼワンカットにしたことが奏功して>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなくの小品。だいたいのアウトラインは想像がつくし、そういう方向の陰謀論に繋がっていくんやろなぁと思ってたらまさにそっち方面に行った。細かい内容までは予想してなかったけど、大枠としてね。>>続きを読む

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.3

相変わらず社会人には胃が痛くなるストーリー。TV版からリアルと同じだけの年月が流れてるというのは好印象。自分自身もTV版の時から所属してる会社が変わり、より規模の小さい会社に移った分、立場的に共感でき>>続きを読む

オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)

3.4

史実を基にしたサスペンスでよくある流れではあるけど、ドンパチに頼りすぎずじっくりと緊張感を維持させた描き方は好印象。一本調子で行くのかと思ったら展開に意外性もあって良い。盗聴や尾行に対する脇が甘いのは>>続きを読む

名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

4.2

えー、こんなに面白かったっけ?公開当時はなんだかイマイチだった記憶なんやけど、ひっさびさに観たらむちゃくちゃ面白かった。
警察上層部まで関わってくる骨太なストーリー。でも中身としては分かりやすく、読み
>>続きを読む

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.3

一見互いに矛盾する「ありえない」現象が起きて、それが1つのキーからバタバタっと解き明かされていく古典ミステリ的な展開は好きだし、1人だけじゃなくてほぼ全員が隠し事をしていたっていうのも個人的に好きな展>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

5.0

もともとすみっコは大好きだし映画の評判も聞いてたんやけど、さすがにそうは言ってもねぇ…?って気分のまま観に行ったら、とんでもなかった。すごすぎた。間違いなくここ数年で一番泣いた映画だし、劇場で人目も憚>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

ようやく初見。是枝作品らしく、全てを語らずにじんわりと浮かび上がらせる作風。その中でもやはり評価の高い本作は最高レベルの完成度ってことなのかなぁ。人間ドラマからどう展開するのかと思ってたらサスペンス的>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

えええ~?まさかのゴリ押しで終えるラスボス戦~www 声出して笑ったわwww いや、まぁそれも1つの正解だとは思うけどね…ひたすらヒット&アウェイでボスを倒すゲームのような…全部もしもボックスで解決し>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

なかなか良く出来たカーアクション映画。しかしカーアクションだけで1つのジャンルになるってのがハリウッドの凄いところだよね。地味で薄味な小品かなと思いきや、映像も音楽も編集もスタイリッシュでテンポ良くま>>続きを読む

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

4.0

放送から10年経って、実は初めて1期から観ました。で、この映画版まで観終わってめでたく完結。
映画そのものは受験から卒業までの間を埋めるおまけストーリー的なノリだけど、それでも「天使にふれたよ」に繋が
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ギフト(2000年製作の映画)

3.0

特にバックグラウンドのない霊能力とか、だいたい予想のつく展開とか、B級ではないけどまぁ小粒の映画って感じ。作りは正統派なので手は抜いてない印象。キアヌ・リーブスの配役が新鮮。

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.9

うーん…やっぱり自分は細田作品と相性悪いのかなぁ…とりあえず観てはみたけど何だかなぁって感じ。もう出だし数分で展開が想像できるし、かと言ってそれが「期待通り!」ともならない。子供向けのちょっとした冒険>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.0

相変わらず試合シーンがアツい完結編。ただ、展開の緩急とかで引き付ける力は前作までの方が強かったかなぁ。少し一本調子に進むのが緩慢に感じなくもない。新キャラ含めて心情の変化が都合良かったり、そこで終わる>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

往年の名曲より最近のポップス多めなのが特徴の歌モノ映画。ストーリーはお馴染みで新鮮味は無い。ひたすらヒット曲を満喫しましょう。エディ良い奴だよね…

天気の子(2019年製作の映画)

4.2

愛すべき僕らのセカイ系の向こう側。水没した東京の風景とか、異常気象で混乱する人々とか、セカイ系の極みだなって感じがするけど、本作で描かれるのはその先の物語。僕とキミが救う世界の延長線。君の名はの次にこ>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

こういうヒーロー(ヒロイン)の誕生モノって、序盤は過去とか幼少期の話になるからけっこう長くなるよね。下手にややこしい能力とか使わずに、キャプテンアメリカみたくかなり肉弾戦なのが好き。とにかく斬って殴っ>>続きを読む

劇場版 黒執事 Book of the Atlantic(2016年製作の映画)

4.1

まさかまさかの展開を見せる劇場版。本気を出す諏訪部。こういう長いシリーズモノが大きな展開を見せる時ってアツいよね。マジでこれからどうなっちゃうのこれ?バトルシーンもめっちゃカッコ良くてヤバいよ!エリザ>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.3

夏らしくホラーものを。実は初見なんやけど、クリーチャー系だったんだなぁ。もっと謎めいたミステリー系を期待してた。そしてこれが噂の救いの無いラストか…そんな嫌いではないけどね。クリーチャーそのものと言う>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.7

原作読者です。こういうのって今売れてるジャニーズとかアイドルとかが出て安い感じになりやすい映画だと思うけど、これはなかなか巧い実写化ではなかろうか。咲良とか原作のイメージぴったりだし、エピソード削りな>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

原作大好き派です。どう映画化するのかなーと思ってたけど、どれか大きなエピソードを切り出してメインに据える形じゃなくて、移りゆく季節の中で細切れのエピソードを小出しにしながら、四姉妹の生き方や絆が深まっ>>続きを読む

アンフェア the end(2015年製作の映画)

3.3

ついにシリーズ完結。どうしてもこういうのって引っ張った割に…な感じになるのが多いけど、これもご多分に漏れずかな。話自体はむちゃくちゃ大きくなってるんやけど、中身は陳腐。主要メンバーほとんど殺しちゃって>>続きを読む

アンフェア the answer(2011年製作の映画)

3.3

このへんからちょっと、うーん…って感じになるんだよなぁ。
どんでん返しも良いし、一部よく解らないエンドロールも好きなんだけど、ここまで殺す必要あるかなぁ…。まぁそれもアンフェアたる所以ではあるんだけど
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アンフェア the movie(2007年製作の映画)

3.6

10数年ほったらかしになってたアンフェアを一気に観ようキャンペーン。コードブレーキングとこのへんまでは正当な続編って感じがあるかな。
巨大権力の不正を暴こうとする人たちと、それを握り潰そうとする人たち
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

ようやく観ました。だいたい予想はしてたけど中身自体はそこまでの凄さではないよね。でも、ラミ・マレック含めた4人がとにかく最高すぎるのと、とめどなく流れる名曲の数々だけでもうお腹いっぱい。そして観た人全>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

なかなかに評価が難しい映画だなぁ。是枝監督は好きだし、言いたいことも解る。だけとこここまで観客に委ねていいものなのかなぁというのが正直なところ。
人が人を裁くことは出来るのか?法廷という密室は真実を明
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