あくあーくさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.8

最近のコナン映画の中ではかなり好きな方かも。派手な事件と重なる殺人、けっこう絶え間なく動く舞台と詰まったストーリー。映画らしい映画でよく出来てると思う。
しっかし、相変わらずアクション無茶しすぎでワロ
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.9

前後編連続鑑賞。前編は途中から川本家も出てこなくなってベテラン棋士の重厚なドラマになってたけど、後編はひなちゃんのいじめエピソードと川本親父と零くんの成長に重きを置いた構成。ただ途中、零くんが意識高過>>続きを読む

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

4.0

原作読者です。対局シーンがとにかくすごくて息の詰まるような迫力。原作のほんわかした絵に対して、実写はじっくり長尺でBGMも控えめに演者の表情や息づかいを撮り続ける演出が良い。時代劇の居合でも観てるよう>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.6

洋画らしい洋画って感じ。FacebookはSNSというものを世界に浸透させたと同時に、ビジネスの仕組みも変えたんだなぁと再認識した。昔からある大企業とかじゃなくて、世界の新しい流れに一番最初に乗った個>>続きを読む

デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

3.5

原作大好き派です。にも関わらず酷評されまくってる今作にこの点数付けるってのは意外かもしれないけど、原作以上の頭脳戦とかは正直求めてなくて、純粋にノートの奪い合いとしてはそこそこ面白かったから。
登場人
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.7

例によって謎解きというよりハイスピードアクションの要素が強めだけど、記憶喪失やミスリードと絡めて上手いことまとめられた映画だと思う。メインの謎解きはじっくり追いかける時間はないけど、組織や人間関係のサ>>続きを読む

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

4.3

1日でファーストガンダム劇場版三部作を全部やっつけようキャンペーン。ついに終焉を迎える三作目。これが噂のララァか…。三部作総じてアクション、人間ドラマ、政治ドラマが完璧なバランスで全部詰まってるかと思>>続きを読む

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

4.2

1日でファーストガンダム劇場版三部作全部やっつけようキャンペーン。いろいろな人との出会いや別れが心と身体を強くしていく二作目。どんどんパワーアップしていくアクションが40年前とは思えない洗練されっぷり>>続きを読む

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

4.3

40年弱の時を経て、ついにファーストガンダムを初めて観ました。というかガンダム自体が全シリーズ含めて初。でも宇宙戦艦ヤマトを経験済みってこともあって古くささは全く感じなかった。ここから1日で劇場版三部>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.2

児童文学らしい画風と、それに似合わない重たいストーリー。序盤の主人公の気丈さは不自然に軽々しく感じるんだけど、それこそが終盤のクライマックスとなって波のように押し寄せてくる描き方が秀逸。短い上映時間の>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

ようやく初見。第四の壁を破った向こう側の第五の壁みたいな描き方をした映画。手法としては使い古されたもののように感じるけど、意外とここまで視点を重ね合わせたのは無かったかな。不自然さを全開にすることで「>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.4

令和1本目の映画鑑賞は文句なしの名作から。実は初見なんだけど、いやー、全ての点で完璧だ。思いの外長い130分くらいの上映時間だけど、一切無駄がない。コメディタッチだけどただのドタバタに終わらずストーリ>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

原作は既読。挿絵も何もなかったハズなのに映像を見て声を聴いた瞬間、「そうそう、この景色!この表情!この声!」って全てがしっくり来た。個人差はあると思うけど、完璧な映像化とはこのことだと思った。ただ、映>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

相変わらずファンクでポップでクールな雰囲気が魅力の映画。マーベル作品って基本的にヒーローたちが強大な敵に立ち向かってどっかんどっかんやるっていうのは変わらないわけで、じゃあどこで差別化するのさって言っ>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.9

何の根拠も自信もないけど「何者かになりたい」という気持ち。ならなければ好きな人や時間の流れに置いていかれてしまうような感覚。ファンタジーとは違う意味でのノスタルジックな現代の街並みが、思春期の頃のほろ>>続きを読む

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.7

二人ともかわいいなぁ…。理由は解らないけど誰かのことを大好きになる。理由が解らないからこそ反発したくなる。青春ってこういうものだよねっていう眩しさや瑞々しさがよく描かれた映画。頭の理解より先に心が先に>>続きを読む

名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

4.5

これめっちゃ好きなんだよなぁ。他の作品と同じ上映時間とは思えない濃密な内容。謎解きの面白さ、宝探し的なわくわく感、謎が謎を呼ぶミステリアスな人間関係、事件のサスペンス感…全てが完璧に絡まった脚本の素晴>>続きを読む

大空港(1970年製作の映画)

3.4

これぞオールスターキャストのグランドホテル。パニック映画の元祖って言われるのはだてじゃないなぁ。最後まで並行型で物語が進むのかと思いきや、それは前提の提示までで中盤以降は全員が1つの舞台に収斂していく>>続きを読む

ミックス。(2017年製作の映画)

3.5

「ザ・フジテレビ」な映画。みんなでドタバタコメディーをやりながらいろいろ上手いこと絡んでいって最後はちょっといい話で終わる、ってやつ。説得力はゼロだけど、適当に流しとく分には絶対に外れない。まぁ結局面>>続きを読む

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.5

1000万マイル貯めるための節約生活!みたいに読める邦題のせいで、こんな話だとは思ってなかった。バックパックに入らない荷物やしがらみは人生には必要ない。家も人間関係も全て置いて世界を飛び回ることこそが>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.2

序盤の音楽と雰囲気はすごく好み。でも物語が進むにつれ、小粒に収まっていく感がひしひしと。個人的にはアリエッティの監督ってだけで期待感が高まりすぎちゃうのも厳しいところだよなぁ。まぁでも90分くらいの子>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.9

すごいなこれ。ひたすら暴力的で性的で狂気のノンストップカーバトル。ここまで徹底してるのはなかなかないよなぁと思う。狂った世界観と狂ったストーリーにマッチした狂った美術。そして濃いめの映像。内容どうこう>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.3

これ、埼玉県民、住んだことある人、所縁のある人は絶対観なくちゃダメだよwww もはや義務www エモい、エモすぎるわ。今まで埼玉愛ゼロだった自分を省みたい。何なんだろう、観終わった後のこの謎の高揚感は>>続きを読む

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.7

HIV差別と戦う人間ドラマ。主に裁判モノ。HIVという病気自体がどうこうと言うより、同性愛者に対する嫌悪、憎悪、不快感みたいな漠然としたものが生み出す「空気」を問う物語。裁判モノとして観ると分かりやす>>続きを読む

ヒンデンブルグ(1975年製作の映画)

3.1

もっと史実を基にしてると思ってたけど、そうか、だいぶ想像を含んでるのか。限りなくフィクションなのね。実際のラジオ音声を織り交ぜたドキュメンタリータッチの作りは好き。

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.3

トンデモB級映画感があるんやけど、妙にキャストが豪華。主題歌も宇多田だし。全体的にはまぁ面白いと思うけど、日常ほのぼの系で引っ張っておいて最後に仰々しく異世界に行くのがしっくり来ない。何か大きな事件を>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

3.3

雑CGとやっすいコスプレ映画、ってのを逆手に取って巧いこと作り上げたなぁっていう映画。要するにヨシヒコ系だよね。ときどき最大瞬間風力的な笑いが来るのは最高なんだけど、全体的にちょい演出がしつこい。ここ>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.7

え、こんなにキャラ増えてたっけwww もはやスマブラみたいになってるwww そういやX-MEN系とかもいたんだったな…もはや誰がどういう流れで加わったのか記憶がない。というかMCUの他の作品からの繋が>>続きを読む

アウト・オブ・サイト(1998年製作の映画)

3.2

ザ・ハリウッドなクライムサスペンス。中身は説得力ゼロだけど、無駄にスタイリッシュな描き方はまぁよく出来てるよね。ジョージ・クルーニーとジェニファー・ロペスの為の映画。オーシャンズの原型と言っていい作品>>続きを読む

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.5

アツいのはアツいんやけど、なんか何でもかんでも美談にしすぎなのがちょっと気になる。「永遠の0」の時も戦争賛歌にしすぎじゃないか?って意見があって、ただその時は個人的にはあまり気にならなくてむしろアツさ>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.3

現代版古典ミステリの傑作。原作は既読だけど、映像で観ることで改めてそう思った。キャスト、2時間でのまとめ方、映画らしくキャラを強めに立たせた演出…全ての点で完璧な映像化と言っていいと思う。回想シーンの>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

うーん、面白いのは間違いないんやけどちょっと期待感が高すぎたかなぁ…。序盤のレースシーンに代表されるとてつもない映像世界、数々のアニメやゲームへのオマージュ、「開発者の隠したイースターエッグ探し」とい>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

今更ジブリのレビューを書いてみようシリーズ。観れば観るほどに溢れるナウシカの圧倒的ヒロイン感。全編通して好きな台詞やカッコイイ台詞も多すぎて、何と言うか作品の空気そのものに震えが止まらん。まぁそれは他>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

実は初見。これが難解すぎると噂の映画か…。とりあえず出だしはさっぱり解らないけど、見続けてる内に「あぁこういうルールなんだな」ってのは何となく解る。で、そこから先は「AをしたからB」って考えるよりも、>>続きを読む

ハード・ウェイ(1991年製作の映画)

3.2

マイケル・J・フォックスがわがまますぎてやかましすぎてイライラするけど、お約束通りのラストで全部許せちゃう映画。これぞ大団円って感じだよねwww

2010年(1984年製作の映画)

3.9

超絶名作「2001年宇宙の旅」の続編。今さら観てみた。正直1ミリも期待しないで観たんだけど、個人的にはけっこう好き。詩的で抽象的な映像作品だった前作に比べ、もう少し具体的なエンタテインメント感の増した>>続きを読む