どう考えてもシド脱退後のアルバムの方が全然好きで、たまに初期作やソロを聴くときの気分って明らかに「ファッション」なんだよね。世にカリスマと称揚される才能というのはそういうもので、肖ることしかできない。
このレビューはネタバレを含みます
まあ旧作のが断然よかった。格闘術も制圧用の装備も足らないくせに撃ち合いだけ無敵なアルベールさんにわらってしまうが、全体的には単に気弱な人って感じで、アレを「一番嫌い」と断じる意味合いが薄れていたように>>続きを読む
映画館の音響ゆえか元々のミックスがそうなのか、オープニング主題歌のサビでギターが物凄く前に出てて歌とギターのダブルリードになってたのが印象的だった。この作品らしくていいんじゃないですか。
前回に比べて話が大きく動く分、かなり面白くなっていた。槍もいい感じ。3話ペースでサービスシーンを持ってくる決まりなのか?
音楽以外何も心に残りゃしないので、素直にアルバム聴きましょう。
公開当時観た記憶があるが、続編が4本も出ていたとは知らなかった。俳優陣はけっこう頑張ってて貶す気にはならんものの、さすがに重厚な声に囲まれると若干つらいか。
予備知識なし。ウテナを中心に据えて、ここ20年余りのアニメの総決算みたいな内容。まあウテナすぎる気もしたが。テレビ版も観ないとなあ。
舞台の高橋克実を初めて見たが、ここまで凄いのかと驚いた。藤原竜也の悲痛な叫びも素晴らしい。
先に本を読んでいたが、やはり強烈な内容だった。染五郎の悪役っぷりが凄まじい。
サントラは昔から愛聴していたが、映画自体は駄作と聞いていた。ようやく観られるようになったわけだが、案の定サントラだけ聴いていた方がマシである。
正統続編として今のところ及第点。「亡国のアキト」の方が戦闘は良かったが話はこっちの方が面白いというぐらいの出来で、短い尺に展開を詰め込もうとした結果人物が薄くなってるという感じはあるが、それでも日常回>>続きを読む
峻厳たる自然にも人々の営みにも自分の目でなくカメラのレンズを向けるルーカスという男があまりにもゴマンといる現代人すぎて、あれこれ批評するのも気が引ける。
エンディングで、モリコーネのコンサートでやってたのはコレか!ってなった。
思ったよりは楽しめたけど、比較対象がどうしたってデヴィッド・クローネンバーグ(それも全盛期の)になってしまう宿命からは逃れようもない。彼の傑作は、いわば既存の善悪すら超えた異なる世界の倫理を呈示してい>>続きを読む