あつしさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

あつし

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ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.4

ペキンパー監督による「俺たちに明日はない(ボニー&クライド)」だと捉えてよろしいのでしょうかね〜。簡単に言うと悪い奴、クズばっかり出てきますが面白い!獣医のハロルドさんがかわいそうすぎます(笑)

白熱(1949年製作の映画)

3.6

NYHCのMADBALLがseに使ったり、映画「ジュース」でも流れるエンディングの名場面名台詞が観たいがために鑑賞。なんでこんなに面白いんでしょう〜。

ウッドランド(2018年製作の映画)

2.8

ガチガチの緊張感でもないので綺麗な映像を堪能できましたが、結局何だったんだ?という感じではあります。最後はなるほどという感じですが、まぁ古典的なよくある展開かな。音と熊はチープです、かわいいけど(笑)

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.7

久しぶりに観たけど、若い時よりよく理解できました。多様性を尊重し合うことの大切さを教えてくれる、まさに今にこそ観るべき反戦映画だと思う。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ感動しました、レコメンドされているみなさんに感謝を。久しぶりに映画で泣いたような気がします。

あまりいろいろ書くと感動がぼやけてしまいそうですが、個人的な感想。壮大な風景の中でのブレイデ
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ブックセラーズ(2019年製作の映画)

3.3

こんな状況なので躊躇しながらも何か観に行こうか迷っていましたが、朝から注文していた本が届き、図書館へ返却と予約受け取りに行き、という日はこれでしょう!と。

本好きにはたまらない、というよりは本屋さん
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メランコリック(2018年製作の映画)

2.9

面白そうだと期待していましたが、リアリティがなさすぎて、いい意味でも悪い意味でもテキトーに漫画を読んでいる気分で鑑賞いたしました。先がほぼ読めてしまうので、あまり疲れずには観れましたが。

コロンバス(2017年製作の映画)

3.6

当方、建築には全然明るくないのですが、非常に心地よい映像でした。何より引き込まれたのが、その構図!シンメトリーもそうですが、左右でカッチリ分けているのは登場人物の境遇を引き立てるためだったり、静かに印>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

3.5

原作を読んだので初鑑賞。まず語りがないのと、日記や手紙を使った形式ではないので、印象がずいぶん違いました。

これは端折るんだ、ここは入れてくるんだと思った中でも、ちょっと意外だった警護されてケントン
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セッション(2014年製作の映画)

3.8

音楽に限らず、物事を追求していくとこういうことはままあるものです。スタジオでお互いの演奏が気に入らずに険悪になっていたのを思い出してしまいます(笑)スネアの音が心地よいです!原題を表現する日本語が上手>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

「ファーゴ」のお姉さん、フランシス・マクドーマンド。芯の強い女性を演じさせたら抜群ですね、素晴らしい。派手な作品ではないですが、大好きな部類の映画でした。期待以上。

ノマドの人々それぞれに考えや境遇
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

なんとなく気になっていた作品です。始まりはゆっくりとでしたが、少しずつ引きこまれていきましたね。中盤からはあっという間でした。主たる登場人物が少なめなので、みんなの表情から心の動きがよくわかってすごく>>続きを読む

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

2.9

原作は未読です。ブラックメタルファンには周知の、本当にあった事件ばかりなんですが、インナーサークルの活動経緯?のようなものが垣間見れたのは興味深かったです。カウントや関係者のインタビューなども昔によく>>続きを読む

スタイルウォーズ(1983年製作の映画)

3.1

もう少し若い時に観たかった(泣)グラフィティ始まりの時点で、今でも通用するクオリティがすごい!あの時代のピリピリした空気感やライター同士のせめぎ合いが、オリジナルなものを生み出していったんだな〜。電車>>続きを読む

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.4

余裕こいてたら大阪では終わってしまっていたので、慌てて駆け足で京都まで。観に行った人からの感想や、ネットなどの記事から受けた軽い予備知識を持って、わけわかんないことを覚悟して観に行きましたー。構えずに>>続きを読む

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.3

決して本格的にホラーになったりゴシックになったりしないのがジャームッシュらしいというか。squrlの音を思いっきり使うために作ったんじゃないの?って思ってしまう世界観、素敵なMVを観てるような気分にな>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.5

劇場で観たかったけどタイミング合わずだった作品。すべてが記録されているわけではないけど、生々しい映像や語り、滑稽なエピソードなどから戦場の空気が伝わってきます。ちゃんと観れて良かった。

マシニスト(2004年製作の映画)

2.9

色彩を抑えた、不穏な重めの映像で進行していくのが独特で観応えありました。話の内容はちょっと先が読めてしまうけど、その展開はなかなか面白く味わえました。

カラスが多すぎる(2016年製作の映画)

3.1

カラス賢いもんな〜、怖い。ヒッチコックのとはまた違う面白さです。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.3

あんまり肩肘張って観ると疲れますが。どんどん展開がとっちらかったりするのは、夢を観てる感じで観ると面白いと思います。うん、でもあながち間違ってないと思うんですよね、この頃から見た未来世紀である今とこれ>>続きを読む

ロンドン・エディンバラ・ロンドン(2016年製作の映画)

3.1

ワクワクして参加したものの、途中で何度も挫折しそうになり葛藤している様子がヒシヒシと感じられて面白かったです。食うも食わずそこらで気絶して、また走り出してってすごいなぁ。ゴールした者にしかわからない達>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.5

何回観ても面白い!ジャームッシュ作品の空気感、ハマるとしばらくそればっかりになってしまいます。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.7

歌い手としても俳優としても大好きなトム・ウェイツ。観ながら気付いたけど、今日は土曜日の夜だ!

よく言われるオフビートって、こういうことだとよくわかる作品ですね。脱走シーンや最後の別れ道での自然の風景
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.3

やっぱり最初からこういうのを撮る人なんだな〜と久しぶりに再鑑賞。

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.6

すごく緊張感があるとかサスペンス感とかはあまり感じないけど、なんとなくちょっとずつダメな方へ転げ落ちて行く感じ、マイルスの音がより雰囲気を色付けしていて程よく気怠く(←いい意味の)させてくれます。

カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

3.3

劇場公開時、タイミング合わずに観逃していた作品。自分がギター弾くからかどうかはわからないけど、作業してるのをずっと観ててもなぜか苦にならないし、豪華なお客さん達の試奏(というにはカッコ良すぎる!)も最>>続きを読む

ルル・オン・ザ・ブリッジ(1998年製作の映画)

3.6

何か意味ありげなセリフが何にもなかったり、もしあの時こうだったら…とか。物語中物語だったり、完全にポール・オースターの世界でした、素晴らしい。いろいろな彼の作品で取り上げられるような古き良き映画の雰囲>>続きを読む

ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.4

ずっと観たかったのに、なかなかタイミングが合わずにやっっっと観れました〜。思っていたより青春友情映画でグッときました!スピード感のあるロックの名曲の数々、BLACK FLAGの曲なんかは多少前後してる>>続きを読む

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.4

モノクロによる陰影で、より登場人物の心象風景が浮かび上って描かれているようで、セリフも少ないために余計に惹きつけられたような気がします。事件について全くの無知な状態で観たため、あまりレビューできるよう>>続きを読む

カットバンク(2014年製作の映画)

2.7

もう少し長くてもいいので、メリハリをつけてじっくり展開させるところはさせれば飽きずに観れたような気がします、やや期待しすぎたかな。

天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命(2011年製作の映画)

3.0

10代後半〜20代半ば頃までは見沢氏の著作やエッセイ等たくさん読んできました。もちろん彼のしてきたことや表現したかったことなども理解して触れていたつもりです、共感するかどうかは別問題として。その上で鑑>>続きを読む

デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.1

家族や環境の話は興味深かったけど、なぜこういう作品を作るようになったかという理由には全然つながらないな〜。意外とまともに育ってるんやん、って思いました(笑)そこではなくて、彼の性格やアートへの姿勢の資>>続きを読む

サラダデイズ SALAD DAYS(2015年製作の映画)

3.2

好きなバンドがたくさん出ていて面白かったです。特にDAG NASTY。ハードコアにどっぷりハマっていろいろ聴き漁って観に行っていた、高校生だった20数年前に初めてエモコアという言葉を聞いた時の違和感。>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.7

たくさんの高評価なレビューに納得の面白さです。以下、ネタバレも含んでしまいそうな、私的な感想や推察です。

主人公の衣装について。YOUTH OF TODAYのパーカーは、依存症である彼自身の今の闘っ
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ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR(1976年製作の映画)

3.2

バンドの方を先に知っていましたが、以前から観たいと思っていた作品。記録映画として興味深く観ました。PINK FLOYDの「神秘」LPがチラリ。

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.2

予想より社会派というかシリアスな題材があり面白かったです。St.Nicholasなんてニヤリとしてしまうセリフも聞こえながら、空気感も楽しめます。50年代、ジャズ、ブルックリン、画になります。