しょしょしょさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

しょしょしょ

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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.3

人生2回目があったら、こんな人生も悪くない。
嫌なことから全部逃げて、新しい場所で新しい人生と新しい出会い。
毎日同じことの繰り返しじゃ自分の才能がどこにあるかなんて気付けないしな。
人との出逢いに意
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奇跡(2011年製作の映画)

4.6

大人になったら笑っちゃうような、そんな奇跡。
世界ってなんだろうな、無駄なことでも意味がないと意味が無い。

こんな奇跡信じて旅してみたい、子供じゃなくても。

2021.12

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.7

うわ、これめっちゃ好きだわ。
こんなん観たらぶっ飛ばしたくなっちゃう。
ミュージックビデオくらい軽いのに、割と核心を突いてくるというか、感じた事あるんだよなぁこの感じ。
実家に住んでたらここまで良いと
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

はい!カット!!!!
なるほど、うわ〜そういう事か。

今更観たことないって言えない映画、初めて(というかやっと)観ました。
ネタバレみたいな事をよく聞いてたので全く内容知らなかったんですが、なるほど
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.7

良くも悪くも思ってた以上に全体的に淡白で観やすかった。
アメリカヒーロー映画では無かった事は良かった。この手の映画って大体アメリカ正義で描かれることが多い気がするから、あのラストのカットは良かった。
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.2

母はメイド、祖母は家事する奴隷。
「風と共に去りぬ」の家庭では当たり前の光景だった黒人メイド。
30年代の映画をほんのちょっとちらつかせるだけで、映画で時代の変化を意識させる。あの頃は当たり前すぎて誰
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.7

みんな待ってんだ、なんか凄い事起こらないかなって。
向こう側に何があるか知るには向こう側に行くしかない。

本人達の証言によるあやふやなノンフィクション。
友達同士でレザボアドッグスとかHEATとかの
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.4

こんなアスペ比の映画初めて観た。
意味深な長回しに生活音がBGM、常にゴーストが映り込む違和感。

白いシーツを被って目のところをくり抜いただけ、でもその“ゴースト”👻ってそもそもなんなんだろうね。
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.2

頭悪いセレブを相手に頭悪いアバズレなファッキンビッチたちによるオーシャンズ8的な流れ。
ガバガバセキュリティなセレブが悪いとしか言い様がない。というかそんなに服とかジュエリー持ってても使わないんだから
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

I’m a bitch, I’m a boss
I’m a bitch and a boss, I’ma shine like gloss

まさかのアクション見応えあり!!

新しい人生のスタート
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.6

トランシーバー、スタンドの付いてない停める時は投げ倒すスタイルのあのチャリ、懐中電灯、双眼鏡、秘密基地、
80年代が詰まってるタイムカプセルを開けたようなごちゃごちゃはみんな大好きやっぱり最高。

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モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

4.6

2021年1本目はこの作品!
いや〜カッコイイ。サントラ聴きまくり。
トランペットが曲を乗っ取る、それぞれのパートが歩み寄りながら上手く交わる。
ジャズの素晴らしさは耳だけじゃ伝わらない。
スパイク・
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.7

会議室での12人のおじさんの会話劇。
ほんとに展開としてはそれだけでした。
なのに、なのに、なぜか引き込まれた。
レイトン教授を進めてる感覚と人狼の1日目の話し合いがずっと続いてる感覚を合わせた感じっ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.2

あの頃のウディ・アレンがティモシーに憑依してる!!!
お相手はエル!!
この恋模様をロマンチックに、そしてあのエンディングを迎えられるのもウディ・アレンらしい。
ニューヨークの魅力が詰まってる。

2
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.3

大人の豊かさ。
いやぁカッコイイっすね。
父は自分の世界観を娘と分かち合いたいというか、男はいくつになっても子供で、父からすれば娘はいつまでも子供で、それでも娘はいつの間にか大人の階段をのぼってて。
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.2

ビューティーインサイドというタイトル、見た目と中身本当に大切なのは…というキャッチコピーからくるミスリード、とまでは言わないけど
その実、裏テーマ“ビューティーアウトサイド”が意図的に感じられる。
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.3

先入観に捉われずに自分の感性を信じ、自分自身の声を見つけろ。
知識よりも大切な事は溢れてる。
それを伝える事が出来る教育者はどれだけいるか。
原題はDead Poets Societyに対し邦題は良い
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.4

直角に曲がるスウィントンwwww
好きなシーン多いなあ、
死体発見のダイナーのくだり面白かったわ
メタ発言多いのも緩くていい
しっかり森に住むおじさんの伏線も回収していく。

2020.408

アーティスト(2011年製作の映画)

4.7

「あえて」 この “あえて”が最高でした。
映画の歴史を越えた仕掛けがまあ面白い。
古き良き時代の映画が現代に新ジャンルとして蘇った。
やっぱトーキーじゃ表現出来ない映画の美しさってのがあるんだよ
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

愛なんて呼ぶには幼すぎる、ティーンエイジャーにも満たない大人ぶった少年少女達。
悪戯の奥に隠した片思いは憧れのノスタルジー。
単なるPuppy loveで終わらないのは、70年代イギリスの今では作れな
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.2

子供の頃持ってた冒険心をくすぐられた。
冒険に出る時は、要らないものまで持っていくから荷物が多くなっちゃうのもあの頃特有だなあ。
小さい世界のアドベンチャーに展開されるウェス・アンダーソンの世界と豪華
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.5

観覧車からの眺めは壮観でも、いつも同じ場所を回転しているだけで、どこか別の場所に行くことはできない。観覧車は、ロマンス、美、そして虚無の象徴。

満たされなくて、恋に執着・依存してしまうウディアレン特
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遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

4.1

山田洋次監督初鑑賞。
北海道の雄大な自然と古くさい日本美。
即席じゃない、ちゃんと温まった。

倍賞千恵子さんは初めてだったけどなんとお美しい。声に聞き覚えがあると思ったらソフィーでした。
高倉健さん
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独裁者(1940年製作の映画)

4.4

「ジョジョラビット」のレビューでなんだかんだ言いましたが、一部訂正したいです。あの内容は今だからできる表現だとばかり思っていましたが違いました。

独裁政治や近隣諸国に対する軍事侵略、ユダヤ人迫害等当
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.6

グザヴィエドラン監督をディグろうと思ってまずこの作品を観たけど、う〜んあんまハマらなかったというか、印象がうすかったかなぁ。
mommyを観てみようと思います。

今思えばなんでか分からないくらいあの
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

5.0

自分の中で、デニーロ作品・パチーノ作品・マフィアギャング作品にMCU的な流れをイメージして、色んな作品を見てきたけど、それでいうエンドゲームがまさに今作だった。

いつもは映画を観終わると他の作品も観
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スモーク(1995年製作の映画)

4.5

何かと世間から煙たがられるそれは、いつもその場の雰囲気と感情に合わせてくれる。時間に漂いながら何も言わず寄り添ってくれて、夢から覚めても匂いだけが確か。そんな愛すべき有害タール。
吸殻ばかり目に留まる
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.2

“パーフェクトワールド”なんて存在しない、人間が完璧でないのだから。
ただ、子供にとっての世界は身の回りがほとんど世界の全てであるために、子供にとっての“パーフェクトワールド”は創ることがもしかしたら
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

「罪の声」で報道の意義みたいなのが1つ要素にあって、未鑑賞だったこの作品がふと頭に浮かんだので。

霞ヶ関就職希望者が激減しそうな内容でしたね。
政府に対し暴れるバイアス?ひっくり返せばプロパガンダ?
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罪の声(2020年製作の映画)

4.3

“声”が流れるシーンで引き込まれてから最後まであっという間だった。

よく言われる点と点が繋がっていくっていうのがまさにその通りで、ひとつ繋がるごとに着実にシフトアップしていく。膨大な情報量が絡まるこ
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.8

特筆すべきはこの豪華キャスト!!!!
これだけの役者を揃えて何をするかと思えば、まさかのパニック映画!!!
それもこれもワーナーと20世紀FOX 共同製作提供作品だからこそのスケール!

え、、、パニ
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オーシャンと十一人の仲間(1960年製作の映画)

4.1

終わり方さえ違ければ、星4.5以上は確定くらい良かっただけに勿体なかった。
やっぱ時代でしょうかねこの雰囲気は。この男達がたまらなくカッコイイ。

言わずと知れた?「オーシャンズ11」はこの作品のリメ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

やっぱファッション、教会に入ってきた時のヒッピー風衣装が最高にキマッてる。

普通ってなんでしょう。
普通っていう言葉に普通は無くて、時と場合もっと広くいえば流行なんかで普通が変わる。
対してこの家族
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