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完全ネタバレあり感想。
『うぇっ、うぇっ(嗚咽)』
観る前から覚悟が必要な作品の筆頭。
暴力をエンターテイメントとして是とする、ハリウッド映画へのアンチテーゼ(嫌がらせともいう)として、監督曰く>>続きを読む
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アントン・シガー……。
冒頭、警官を絞め殺すシーンの顔が強烈すぎて。
家畜屠殺用のガス機を引き摺り徘徊する姿は映画界で永遠に語り継がれるんじゃないか。
『ダークナイト』のジョーカーだったり、『羊た>>続きを読む
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『TED』もそうだったけれど、万人受けしそうな題材をここまでぶっ壊しにくる人もなかなか居ない。
ただし、現代を舞台にした『TED』とは違い、こちらは1800年代のアメリカ西部。下ネタ汚物ネタは踏襲しつ>>続きを読む
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目覚めたら棺の中。僅かな光すらなく、土が這入ってくる音が聞こえる。どうやら地中に埋められているらしい。ご丁寧に犯人が置いてったであろう、オイルライター、ペン、そして携帯電話。さて、どうしよう。
90>>続きを読む
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ストーリーなんてどうでもいい。
スコット兄貴のこのアクションが観たかった!!
地下鉄のシーンと、敵アジトに単身乗り込んでの一対多の乱闘シーンが特に素晴らしい。
アクション以外は、なんだか笑える。>>続きを読む
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フーリガンチームに弟を殺されたスコット兄貴が復讐のために、フーリガンの集う闇格闘技に殴り込みに行く話。
だれか、
どうか、
スコット兄貴の凄い所をもっと引き出してくれぇぇぇぇ!!
と叫びた>>続きを読む
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色んな意味で落ちる作品。
劣悪な環境で力強く生き抜く三姉妹の長女アグネス。
けれど、いくら強がったって実際は14歳の少女。
世の中のなにもかもを知ってるわけじゃないし、本当は愛して欲しい。
ラスト>>続きを読む
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ストップモーションアニメを観ることがあまりないもので、どんなもんかと思ってましたが、、、
流石、ウェス・アンダーソン。
僕はもうウェスワールドの深みにハマっているようです。
ゆるゆるのユーモアと>>続きを読む
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スコット・アドキンスはアクション俳優として凄く好きな俳優さんなんですが、
僕の思うアドキンスアクションの魅力がこの作品では殆ど見れなかった。
いやいや、アクション自体はスマートでとてもかっこいいんだ>>続きを読む
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子供同士の喧嘩について話し合いにきた二組の夫婦が、当初平和的に和解しようとするも段々エスカレートし、ついには夫婦間の危機にまで発展するコメディ。
名優四名による、『十二人の怒れる男』を髣髴とさせる会>>続きを読む
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サイコ・サスペンスというジャンルは苦手です。
最近は特にグロかったり、痛々しかったり、スプラッタとの区別が曖昧になってるような作品が多くて見るに堪えない場合が多い。
の、だけど、この作品はそういった>>続きを読む
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7割方、画面が赤と黒。
BGMはホラー映画並みに不安を煽るし、行間を読ませるにしても長すぎる間の取り方、静かすぎる登場人物たち。
けど、なんだろう。嫌いじゃない、、、。
支配的な母親と、自らの倫>>続きを読む
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ウェス・アンダーソンを彷彿とさせるようなゆるさで、アスペルガーの世界観を描いた作品。
シモンの唯一の理解者である兄のサムがとにかくいい兄貴。
シモンのせいで彼女に振られても『おまえは悪くない』と言>>続きを読む
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同じ『彼』を好きになった男女のラブストーリー。
作品のどの場面を切り取っても絵になるアーティスティックな映像。
ドラン監督の御家芸、スローモーションと光のイメージ。
むざむざと見せつけられる恋心の>>続きを読む
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X-MENオールスターで贈る集大成的作品。
ヒュー・ジャックマン
マイケル・ファスベンダー
ジェームズ・マカヴォイ
ジェニファー・ローレンス
ハル・ベリー
エレン・ペイジ
ニコラス・ホルト
パトリッ>>続きを読む
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『わたしはロランス』にて、ドラン監督の悲痛なまでに美しい感性に心打たれ、いつか必ず観たいと思っていた監督初の長編作。
もう、これで僕の心は決まりました。
一生、ドラン監督作品を追い続けると。
母>>続きを読む
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暗い現実の中で、瞬間を生きることに光を見出す素晴らしさを、高らかに歌い上げた作品。
マイノリティの悲観的な要素を抱えながらも、ポジティブに捉え前に進んでいく様に勇気付けられます。
最初のシーンの迫力>>続きを読む
劇場で観ることは諦めていたけれど、機会に恵まれついに観れた『ムーンライズ・キングダム』のウェス・アンダーソン監督最新作!
監督らしいカメラワークとエスプリのきいたジョークに挟まれるちょっとのバイオレ>>続きを読む
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スティーブ・カレル主演のアクションコメディで前に『ゲット・スマート』を視聴したけれど、この作品はそれよりもコメディ寄り。
妻役のティナ・フェイがカレルにも負けず劣らずのコメディエンヌ振りを見せてくれて>>続きを読む
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超クールなバイオレンスミステリー。
昼は自動車整備工場兼スタントマンとして働き、夜は強盗の逃がし屋として天才的なドライビングテクニックを発揮するライアン・ゴズリング演じる主人公が素晴らしくかっこいい>>続きを読む
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世界一かっこいいハゲ、ジェイソン・ステイサム作品にしては控えめなアクションであるのも、実話ならではなんだろうか。
それでも超人的なんだけれど。
そのステイサムの相棒役にロバート・デ・ニーロ!
ぶっち>>続きを読む
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ロシア映画初視聴。ロシア版マトリックス、との触れ込みでスタイリッシュなSFアクションを期待したのだけれども。
???
終始クエスチョンマーク。
演出もチープで全然ハラハラしないし、アクションという>>続きを読む
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明言はされないものの、知恵遅れで少女時代のまま心の時が止まった妹に振り回されながらも、お互いにお互いがいなければやっぱりだめなんだな、というある種ありがちな物語なんだけど……
そこはフランス映画、そ>>続きを読む
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戦争コメディという異色の作品
戦時中と思えぬ軽快なトークとロックで兵士たちを笑いの渦に巻き込むロビン・ウィリアムズは正に真骨頂。
DJシーン、アドリブらしい。すごすぎ。マシンガンすぎて、字幕じゃ面白味>>続きを読む
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物語を彩る詩の数々が、とてもロマンティックで素敵。
いちばん美しい恋の詩、なんて余計かと思われる邦題だけれど、作品を見てると付けたくなる気持ちもわからんでもない。
けど、詩について教養があるわけでは>>続きを読む
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素晴らしく愛情に溢れた作品。
世間から見たら、そりゃあ変態に思われても仕方がない。
その子供たちからしても、一般的ではない誕生の仕方を恨む子もいるだろう。
けれど、本当にただそれだけなのだろうか。>>続きを読む
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盛者必衰。
デニーロのマフィア作品、いつか見なきゃデニーロを語れないよなーと思いつつ、リアルな暴力物というのがどうしても苦手なものでなかなか勇気がでなかったのだけれどこの作品、思ったよりもポップ(こ>>続きを読む
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雰囲気とデニーロ、そして当時13歳にして売春婦を演じたジョディ・フォスター。
なんという。
約40年前の作品だけに、映像面や音楽での年季入ってる感は拭えないけれど、それがまたいい。
オープニング>>続きを読む
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嘆息。
久々に頭を使う作品を見た。
けれど、サッパリわけわからん。
わかりやすく説明される部分を廃し映像や行間で考えさせ、緊迫感溢れる演出は素晴らしい。
ゲイリー・オールドマンの渋さたるや、あんな>>続きを読む
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ウェス・アンダーソン監督の作り出す空気感は、他の作品とは一線を画す独特なものがある。
アニメーションを観ているかのようだった。
なんだろうこの気持ち。すごく可愛くて、どうにもこうにも愛おしい。
大人>>続きを読む
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ただひたすらに『生きる』ことを描いた傑作。
金、酒、女、ドラッグと『生』を謳歌していた男に突如降りかかる余命宣告。
男が戦うのは病魔だけではなくエイズであるがゆえの差別や偏見、果ては製薬会社や政>>続きを読む
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オゾン作品を今回5作ほど間断をいれず視聴してきたなかで、この作品が最も難解でした。
結局なんだったのだろうか未だによくわかってないけれど、シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエの大女優>>続きを読む
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非常に好みの作品でした。
フィクションとノンフィクションの境界線を行ったり来たりしているうち、その境を見失ってしまう。
なんてストーリーはいくらでもあるけれど、
この場合は一緒に行ったり来たりして一>>続きを読む
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オゾン流、社会派コメディ。
てっきり、経営が傾いた工場を立て直すために奔走するドタバタ劇かと思っていたら、そこはオゾン監督でした。
1970年代、変わりゆく社会の中で女性が立場を確立させていく様をコ>>続きを読む
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ミュージカル仕立てのサスペンスドラマ。
一家の主人が何者かに殺され、容疑者の8人の女たちによる愛憎渦巻く舌戦が繰り広げられる。
最初、オゾン監督どうしたこれ、と思っちゃったほどのチープな展開だった>>続きを読む