田舎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

田舎

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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.7

スイサイダル、AC/DC、サバス…。挙げ句、トム・モレロも音楽周り関わっているという。この辺りのチョイスのコンセプトはなんなのだろうか。最後にサバス流したくてそこから逆算…とかではないよね?
普通にサ
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人数の町(2020年製作の映画)

4.0

先日、同じキノフィルム配給作品にめちゃめちゃガッカリさせられた事もあり、今作がより輝いて見えてしまった。ディストピア由来ではなく、見せ方そのもので醸し出される不穏さがある。新人監督さんらしいですが次回>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

2.9

これで評価4.2なのかぁ。思ってたのよりはるかに商業映画だったよ。バカでもわかる演出と、文字通りただ反復するだけの反復。頭使ってるんですかね製作陣。
冒頭、出番前のメイクルームでのシーンの安っぽさとわ
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3年目のデビュー(2020年製作の映画)

3.2

この作品を見ることで、このグループに対して新たな気付きを得たり、今までと異なる視点を持てたりするような事はほとんどなかった。素材が素晴らしいので飽きずに見れるが、ドキュメンタリーとしては低レベルに思う>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.1

ビンの母親の告白とか、凄い良かったです。もう一回見たい。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.4

『WAVES』然り、公開前の期待値がやけに高そうなA24作品に肩透かし喰らうことも増えて参りました。ポスターとタイトルで昨年から楽しみにしてたのだけど。
曲の挿入タイミングが微妙なとこがいくつかあった
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.3

ノーラン座組はマイケル・ケインくらい?

👨「いやーたしかに一回では無理だね!わかんなかったけど面白いわ!」
👩「ねー面白かった!でもめっちゃムズくない…?」
👨「最後のニールのやつわかった?アレはさ
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

2.7

300円払って2時間も俺は何をしていたんだろう…。タンドリーチキンでも作ってた方が良かった…。原作にも日本を舞台にしたエピソードがあるとのことで、100%突拍子もない日本登場というわけではない事は理解>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

今のところ、ノーランでは一番好きな作品。これとダークナイト以外に好きなのないけど。
永遠の孤独が正にそこには存在していると納得させるに十分な、圧倒的な映像。映像だけを取り上げたら、もう過去一番の体験だ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.2

シリーズ中最もどうでも良かった。奈落のくだりとかマジでどうでも良い。前作はクライムものとしてそれなりに楽しかったんですけどね。流石になげぇ。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

タイトルバック最高。文字の出方、フォント、BGM、間、引きの海の画とケツ出しラドクリフのコントラスト。今年見た映画の中じゃタイトルバック最優秀賞確定。あまりにもスムース過ぎて爆笑したもんね。ここだけ4>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.5

シリーズ初の史実と絡めてくる系。若かりしチャールズだいぶイケメン。半身不随になったきっかけが、ウルヴァリンが記憶無くした時並みに呆気ない…。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.1

紛うことなきウディ作品にあれこれ言うつもりはない。が、あの3人、誰ひとりとしてエル・ファニングの話聞こうとしないのめっちゃ嫌だったんだけど?今となっては幻想のNY。私は今作はあんま好きじゃないなー。メ>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.8

平熱な演出、真摯なプロットで良かった。ちょっと長いなとは思ったけど。雰囲気だけ、なんか『きみの鳥はうたえる』思い出した(ホントに雰囲気だけ)。生きてりゃ良い時もあれば悪い時もあるよね、って感じ。
韓国
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インセプション(2010年製作の映画)

3.4

10年ぶり2度目の鑑賞。俗に言う厨二病的な価値観をお金かけて大作に仕上げましたって感じの作品。決してつまらないわけでもないんだけど…。
音と映像と構成に振り切ってる…というわけでもないのかな…?だとし
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

4.0

前作を割かしなぞりつつも、今作の方がテンション高めで私はこっちの方が好き。

ジャンパー(2008年製作の映画)

3.1

X-MEN的な主人公が若気の至り許さないマンの大人とバトる話です

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

2.9

クソつまらん。見終わってから、あれがセイバートゥースになるのか!とかあの子トロイ・シヴァンなの!?とかそういうおもしろ要素はあった。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.9

ヒッチコック初鑑賞。白黒映画慣れしていない故に余計に集中して見てた節もあるが、面白い!月並みですが、70年前の技術でこんなものが作れるのかと感嘆。カラー映画だったとしても終始不穏に感じただろうから凄い>>続きを読む

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.8

2000年代初頭の空気を感じたくて色々見直したりしてる中の1本で、ワイスピは初鑑賞。リンプ流れてきて叫びそうになった。これこれ今の気分!って感じ。マッドマックスって結構疲れるので俺はこれくらいで丁度良>>続きを読む

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.1

差別側が被差別側に"治療薬"を用意するという筋書きには「おっ?」と思ったものの、それまで。内情は知らんがとりあえず3部作でやりました感が凄まじく、一応の完結作としてはSW:EP9並にダメ。

X-メン(2000年製作の映画)

4.0

小学生以来20年ぶりに見たら普通に楽しめた。駅での戦闘とジーンが体張るとこだけ何故か覚えてた。弱さとダサさの絶妙な塩梅よ。アクションなり、とにかく繊細じゃないものが見たい気分だったのでスコアはたぶん甘>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

かつて存在した日本の夏か、未だ見ぬ幻の夏か。小学生の時、映画館で家族で見た作品を19年ぶりに、ひとりで映画館で見る。この作品に"日本の夏"とは何か、定義されてしまった感じがする。実際はアジア・オリエン>>続きを読む

ステップ(2020年製作の映画)

3.4

良くも悪くもここ10年くらいの国産ポップス映画。思わず涙するような箇所もあるが、それはそもそも原作の話が良いんでしょう(原作未読なので詳細不明ですが)。
章立てし画面に表示すること(マジで要らんと思っ
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.8

レイシスト団体、カルト教団、家族・疑似家族…。何であれ、一蓮托生を課されたコミュニティと凝り固まった価値観からの脱却は、当事者ひとりの力では難しいのだなと。主人公の一目惚れはスパークし過ぎててアレだっ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.6

本質的な題材を扱った群像劇だが、ウェット過ぎる事もなく素晴らしい。炎上する車、DevoとLou ReedのTシャツ、Talking Headsで踊ってみる2人。好きなシーン、好きなカット多すぎて書きき>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.9

またもや足の悪いケヴィン・スペイシー。しかもどっちも95年。うーん、面白かったけど、あまりに出来すぎててなぁ…。
『SAW』はこれに少なからず影響受けてそうですね。オープニングのNINとラストのボウイ
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.9

カニバリズム×学園モノ×家族愛。
興奮や欲求を抑圧されたまま大人になることの恐ろしさ。明らかにあの姉妹は開放を求めている(肉食だけに限らず立ちションなんかもそうでしょう)。シンプルな肉食への欲求だけで
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.4

何をやりたいのかは理解できるが、「踏み込んで描く」という点において『もののけ姫』の足元にも及ばない。ジブリ(というか宮崎駿)作品の時系列を把握していなかったのだが、まさか最も古いものがコレだとは知りま>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

はじめてちゃんとストーリー把握したかも。アシタカの優しさやリベラル的感覚を有する理由を特に描かない潔さ。淡々と、しかし圧倒的に美しいオープニングと、見事なまでに呆気ないラスト。とにかくムダがない(しか>>続きを読む

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.5

ラスト15分でめちゃ冷めたな、、皮肉屋のコリン・ファースと天文台は最高。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.8

夜神月 starring ホアキン・フェニックス。史上最高のエマ・ストーンが楽しめます。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

プロットの深刻さと反比例するような色鮮やかなカットや演出の影響で、良くも悪くも物語がインスタグラム的な世界観に回収され過ぎてる感じがしなくもないけど、それを言っちゃうとこの映画のレゾンデートルを奪う事>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.7

こういう関係性の兄弟は自分の回りにもいるので、本当に存在するってことは事実として把握はしているけど、妬み合う意味がわからないので理解はできない。プライドなのかなんなのか。生死を彷徨わないと本音を吐き出>>続きを読む