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作り手に恵まれてんなあこの作品…テレビアニメ版を切って貼ってくるだけで「総集編」と言い張っても売れるレベルのタイトルだろうに、新規オープニングはあるわ所々演出変えてテレビ版とは違う景色を見せるわで、気>>続きを読む
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ピクサーはピクサーの特権じゃねえという声が聞こえてきそう。うん、まあピクサー以外がピクサーをやってもいいと思う、別に。
問題はジョン・クラシンスキー、俳優としてはともかく監督としては「クワイエット・>>続きを読む
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やろうとしたことは明確だし好感が持てるのだが、それをやるにはアイデアも技量も足りてなかったんじゃねえかと思う惜しいサメ映画。もうすぐパリ五輪やるんだよな全然盛り上がってないな…。
VFXがちゃっちく>>続きを読む
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衣装やロケーションのゴージャスさは特筆に値するが、話が全然面白くないのが難点。淡々とイベントを消化していくだけなので、前作を観ていよいよメアリー・ステュワートやスペインとの対決だ!と思った人は肩透かし>>続きを読む
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最近の柴咲コウ、蜷川実花とか黒沢清とか相性良さそうな監督と組むことが多くて作品選び良い感じだなってなるんだけど、なんか地味なんだよな…本作も悪くはないんだけどリメイクだしフランス主体だしで、もっとスト>>続きを読む
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※原作知らないでの感想。他の人の感想とか見てたら、なるほど原作ファンだったら嫌な改変だったんだな…と納得するところもあった。特に銀粉蝶が娘の遺体確認する時の態度。言われてみれば映画的にはその後拾ってな>>続きを読む
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清々しいくらいにエモ以外なんもなかった。でもエモはあったんだからもっと素直にエモくなれば良かったんだけどなあ自分。なんか斜に構えて観てしまった…のは、作為が透けて見えるからだということにしたい。自分が>>続きを読む
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良くなかったです。2人芝居なのに生田斗真とヤン・イクチュンの芝居が全然噛み合っていない残念さ。何かが違えば面白くなった気がするんだが。
だって予告編は面白そうだったから。何故かって、設定が良いじゃな>>続きを読む
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ここ最近のリュック・ベッソンは全てが壊滅的なことが多かったので、構成に難ありとかオチが無理やりとかそれくらいの粗だったら目を瞑れてしまった。犬を使役する車椅子の女装男性というキャラクターが割と良いので>>続きを読む
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黎明期の映画面白い。出来ることが限られているからこそ、完成度の高い骨子が際立つ。この演出と物語に影響された作品は数え切れないほどでしょう。
幻想的で退廃的な絵作り。その中で一際可憐なリリアン・ギッシ>>続きを読む
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ひえー嫌な映画。
川島雄三の作品は結構人物が二極化して描かれることが多いと思うけど、本作はその傾向がかなり結構くっきり出てる。搾取する側とされる側。強い側と弱い側。それは善悪の分け方とはまた違って、>>続きを読む
こっち系の映画は苦手だという先入観持ってたけどこれはめちゃくちゃ良かったなあ。凄い泣いた。なんだかんだ親子の話は好きすぎて細かい部分に目を瞑りがちな自分だけど、それにしたって道理が引っ込むくらい泣いた>>続きを読む
監督:木下惠介、脚本:黒澤明。最強と最強のタッグで作られた傑作ヒューマンドラマ。てか、黒澤の脚本が凄過ぎるわ。後年の「生きる」にも通じるけど、人間の業も愛おしさも詰め込まれたストーリー。良い話ですよ、>>続きを読む
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40代のシングルマザーが今をときめく20代イケメンアイドルと恋をする…設定的にはアイドルと恋できるお母さん羨ましい!なんだが、お母さんを演じるのがアン・ハサウェイなのでどう考えてもアン・ハサウェイと恋>>続きを読む
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しょうがないよ。思春期に「エヴァ」と「最終兵器彼女」と他でもない浅野いにお作品に触れてしまって、ポスト震災、そして今やポストコロナに生きている自分はこの終わり方されたら良かったと思わざるを得ない。思う>>続きを読む
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ボブ・マーリー周りは好きな人多いけど自分は全然通ってこなかったので、曲は聴いたら分かる程度なのと、あとマリファナと大麻めっちゃやってた人ってイメージ。だから麻薬との向き合い方とかテーマに含まれてるのか>>続きを読む
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落語が原作と言われれば成程だし、令和を感じない昔ながらな時代劇だった。令和疲れを起こしたあなたにおすすめの一本。そんな言葉ないけど。
なんかなー落語が元と言われちゃうと文句もつけづらいんだよなー。い>>続きを読む
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「だれかtoなかい」で神田伯山が「常に120%ではダメ、120%の力で60%の芝居をする」というようなことを言っていたのだが、本作の石原さとみに送りたい言葉である。やり過ぎだ。
確かに上手い。気合い>>続きを読む
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「薬屋のひとりごと」の1エピソードでありそうなウェルメイドな宮廷サスペンス。実際にあった怪死事件の裏側を大胆に脚色したって感じ。
日が出ている間は目が見えないが夜になると少しだけ見えるようになるとい>>続きを読む
ちょっと社会風刺を入れようとした痕跡は認められ、そして社会風刺系ホラーは日本にはあんまりないので応援したいのだが…ロバート・エガースを巧く翻案した「山女」と比べると、アリ・アスターを意識しすぎて脱線、>>続きを読む
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前半はこりゃ今年ワーストだなあと思いながら観てたんだが、後半はそんなに嫌いじゃなかった。高山一実、表現したいテーマはちゃんとあっただろうにセットアップが全く上手くできておらず残念。
原作読んでないか>>続きを読む
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なんだかいつもより評判が良かったので公開してる時に観たかったのだけど、タイミング逃してしまい配信でも中々出なかったのでようやく観ることができたー!…のだが、全然面白くなかったんだこれが。いつも通りの紀>>続きを読む
娯楽としても歴史資料としても非常に価値ある一本。こうやってモンスターを表現したのか!という驚き。そのバリエーション豊かさ。次々とスリルが用意されるストーリー。全てにおいて映画の面白さを見せつけた作品。
市川崑と振り返る日本の映画史。それはそれとして、吉永小百合は自分の女優としての幅を見せびらかすために田中絹代を貶めてますよね。例によって別に幅ないし。オチの締まってなさは逆に気持ちが良いが。
つまらなくはない。つまらなくなはないよ?ただもう飽きたな…というのが本音。予定調和なアメコミアクション。こういうのでいいんだよと言えなくもないが、年に2,3本のペースで既視感たっぷりのブロックバスター>>続きを読む
「ドーベルマン」というタイトルがいい。B級映画じゃないわけがないだろうという安心感がある。ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチがキメてる写真もいい。そしてこの手のB級ぽいアクション映画は得てして吹き>>続きを読む
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鈴木亮平がカッコ良すぎてずっと鈴木亮平を目で追ってしまった。表情も肉体もファッションもギャグもアクションも全部冴羽獠。役にかける情熱が凄まじい。ビギニングだけをやりきると腹を括ったのも英断。続編観たい>>続きを読む
サスペンスと見せかけてその実態はコメディな気がする。ポランスキー的に言えば後年の「おとなのけんか」とかに通じる、攻撃してされての悲劇を喜劇として見せてみた秀作。
仕事終わりのギャングに立て篭もられて>>続きを読む
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お?どうしたブラムハウス?テキトーなホラー映画でもアイデアがあればウケるって方程式を駆使する会社とはいえ、今回いくらなんでも酷すぎん?
ジャンルがホラーで主なキャラクターがアニマトロニクスになってい>>続きを読む
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開始5分でこれは尖りまくってた頃の良い堤幸彦!と思い、開始10分で前言撤回!ヒドい時の堤幸彦だ!となる。しかしそのヒドさが尋常ではない。今観たら不適切にも程があるとかそれ以前に全然笑えないギャグばかり>>続きを読む
構成も演出も生煮えなんだが、その歪さが題材と合致してるのでそれっぽい雰囲気は出るというラッキーな一本。水野美紀のアクションも黒木瞳の不気味な存在感も良かったので、もう少しなんとかなった気もするが…根津>>続きを読む
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分かってねえ、分かってねえなあ!最後なんだよスタッフ!あんな簡単に和解まで描いちゃダメだよー!!すれ違いの切なさ、もどかしさこそが凪玲の尊さじゃないのか!無理に先のことなんて描かなくて良い、ハッピーエ>>続きを読む
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三宅唱は映画撮るのが巧い。映像、音楽、役者の表情、必要あれば台詞そしてモノローグで、ノンフィクションのような生活感とメジャー的な分かりやすさを両立させている。
しかし松村北斗、今の同世代で一番上手い>>続きを読む
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エンドロール後の衝撃たるや。青山剛昌、何を思ってあの設定今まで隠してたの!?30年続く超ヒット作になってたから良かったものの、そうじゃなかったらいつ出すつもりだったんだよ。
本編はいつにもましてノイ>>続きを読む
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スタッフの遊び心というには物議を醸しすぎてるラスト一枚絵で有名な映画。原作者も失敗と認めているとおり、「夢」という題材に真剣に向き合いすぎた結果ストーリーもキャラもとっ散らかってしまった印象は拭えない>>続きを読む
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お化け屋敷的な楽しさを追求したPOVホラー。生っぽいのが良い!と試行錯誤しなくて良い!を混同して観るのが苦痛な多くの類似作と違い、観客に「観せる」ことを意識しているので映像がキャッチーで楽しい。それで>>続きを読む