おるふさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

2.9

※ややネタバレ

パリ郊外、決して裕福ではない家庭に生まれた青年マチューは、パリ駅のストリートピアノで類稀な音楽の才能を持て余す日々を過ごしている。


ラストのコンクールもマチューの行き所のない感情
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.1

全人口がひとつのアカウントでSNSから行政サービスまで受けられるのは夢に見る近い未来の姿か、誰からも監視され晒されるディストピアか

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.8

ようやく観た!モンスターパニック映画で家族をしっかり描写出来てる良作!ソン・ガンホの若いこと。

メビウス(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ʕ ·ᴥ·ʔ✂╰⋃╯ㄘんㄘん切るお!

サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

3.0

地底と地上と空に別れた世界で、重力の逆転が起きた人種を排除して『悪』とみなす地上の人間対、重力が逆転した時に空へ堕ちずに地底へ逃げて生活をしている人間。
地底から地上へ“ 落ちてきた ”パテマと地上の
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サークル(2015年製作の映画)

1.6

心理会話劇+シチュエーションスリラー

と言うと面白そうだけど、まあ駄作。

全員市民の人狼ゲームみたいな感じで、1~2分毎に犠牲者を投票で選ぶ。

価値観と倫理観のぶつけあいで「社会貢献度」「LG
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.4

雰囲気だけで観た。虫苦手な人要注意。

主演の双子の子役がとてもかわいい。

整形手術から帰ってきた母に違和感を感じる息子達の「あなたの子供クイズ」がどんどんエスカレートしていく胸糞映画。母は本物なの
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.2

これは!!! 想像を上回るグロ描写に、ある意味気骨な美少女ヒロインに、色彩豊かな美術、、、。

人には薦められないけど、これを見て「気持ち悪っ」で終わる人とは価値観が合わないと思った・・・。

ベジタ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

2.4

『グリーンブック』待てなくて間違えて観た


人肉って、焼いたものは見ないから、焼かれたり調理されたりして焦げるとふつーのお肉に見えてしまうのね。

残酷描写普通にあるけど、そこまで特殊ではないから笑
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ジュリアン(2017年製作の映画)

2.7

内容の重さは期待通り。
これは「ハッピーエンド」なのか。平穏が訪れるとしても、その経験は永遠にジュリアンの胸に傷を遺したまま心の闇になっていつか水面から顔を出す時が来るのだという、感情移入し過ぎな過度
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.6

『アンブレイカブル』『スプリット』予習してないとこの映画の9割は良さが失われるから予習必須。

なんだこれ普通に感動した。3部作の前2作を直前に観て、シャマランやっぱそんなにだなって思ってたけど、今作
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レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

2.8

はっきりしないとこは多いけど世界観は好きです
あんまり興味なかったシャマランを一気に観ていってる。
そんなにハマる監督ではないかなぁ。

スプリット(2017年製作の映画)

2.8

マカヴォイの演技とCG良かった。
これも『ミスター・ガラス』の予習。

『アンブレイカブル』と、2日続けてみてよかった!ラスト!!!!

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.0

有名すぎて観てると思ってたら初見だった
Amazonプライム?ビデオ? fireTVで100円で借りた。

可もなく不可もなく。 『ミスターガラス』の予備知識。

いろとりどりの親子(2018年製作の映画)

4.2

障害・LGBT

多様性・リベラル

個人と社会、政治と制度

世間

無関心

愛情

タンジェリン(2015年製作の映画)

3.6

『フロリダプロジェクト』のショーン・ベイカーがトランスヴェスタイトの女性達がポン引きを生業に、どの男とヤっただの、どの女とヤッたで揉めながらも彼女たちのコミュニティは、このロスの下層の生活でしかなくて>>続きを読む

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.0

ダークウェブで開催される参加型ゲーム「NERVE」のLIVE配信で賞金獲得を目指すはなし。

最初の挑戦は『知らない男の人と5秒間キスする』
自分のスマホからその挑戦をNERVEに配信することで$10
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

1.0

見なければよかった!

“それ”の設定が最後まで不明だから、観客側に、何に危機を感じながら観れば良いのかが丸投げ。

おそらくこの映画は、「“それ”は何なのか」「“それ”が現れる恐怖」うんぬんより、
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.3

泣いた。この子供たち毎日が楽しくてカラフルで、ママと一緒にいるのも大好きで、まわりのおとな達はたまに怖いけどみんな優しくて大事にしてくれる。

悪いこともするけど大人が守ってくれるから大丈夫。
でも大
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

「シシリアン・ゴースト・ストーリー」というタイトルからは予想がつかなかったほどの凄惨な事件をベースに、寓話的ラブストーリーに仕立てた傑作。

観客側の想像力が問われる少し難しい構成。
現実と夢と登場人
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.3

「1」を見てからもう6年も経っていたなんて・・・。
ストーリよりも、小ネタ、登場するゲームキャラ、ディズニー流に可視化した「インターネット」の表現に思いのほか没入できた。

子供は、これで楽しめるのか
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.7

アリー初の大きいステージの「Shallow」には鳥肌が立った。楽曲も素晴らしいと思う。

ただ、それ以降、心が動くような展開があまりなく、元からスーパースターのジャックにも、才能を開花させていくアリー
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.3

いじめ動画をきっかけに自殺した女の子が霊になってFB、Skype、に現われて、事の発端の動画に関係した過去の同級生に復讐していく話。

精神えぐられる系、ではあるけど、最終的にはグロ描写ありの物理的な
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

今年も終わろうとしてるのに、傑作続き!

最低限のBGMとSEで、静かに進行する物語に対して、『音』で表現される心理が冷たく刺さる。 そこにカメラ長回しをされたらもうハネケのそれ。

全体の4分の3は
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.4

世界観が最高に好き。予告編とフライヤーから連想させる、おぼろげな感じといい、まやかしの街感は、よくあるL.A.の描き方で、幻想的な演出と、ダークさが上手く融合してるトリップ感。

内容は賛否ありそうな
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

2.3

アリーCMのマツコじゃないけど「王道を観に行け」と言わんばかりの予告編とSNSマーケティングだったから、そんなに期待はしないで観に行きました。


ストーリーは特筆すべきことがないサクセスストーリー。
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.0

公開当時映画館で観てから二回目。
寝ちゃってあまり覚えてなかったから初見と変わらない印象。

『聖なる鹿殺し』が好きだからなので、これはあまりハマらなかった。
この飛んだ設定で愛を表現しようとしたのか
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search/サーチ(2018年製作の映画)

2.5

あれ?思ってたのと違う(^^;

“画面” だけで展開させる演出には確かに目新しさがあったけど、だからこそもっとネットワークの力を使って世界規模で話を展開させていくような期待をしてた!

期待とは裏腹
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モーリス(1987年製作の映画)

3.4

愛の表現は、映画が撮られた時代と舞台になる時代によって大きく変化しながら複雑化してる。ありがちな異性愛のラブストーリーだともう流行らないからだと思う。

『 モーリス 』のようなLGBTをテーマに描く
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.0

“ 全世界が何かに滅ぼされた ”系の世紀末映画。

正直いまいち面白くなかったのは、ついこの間『 HOSTILE 』を観たからかもしれない。


ただの音でビックリする系ホラーで、クリーチャーの作りこ
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運命は踊る(2017年製作の映画)

3.6

映像のアート性がとても好み!
真上から見下ろすカメラワークに映る幾何学模様の床、そのまま主人公をフォローしていくカットはとても印象的。


ストーリー的にも、ヒューマンドラマの中にミステリアスな要素が
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.3

(恐らく)限りなくタイの純国産映画で(矛盾w)、こんなにスリリングでクールでエンターテインメントに溢れた映画が撮れる国なのか!タイは!!

と思うくらい面白かった。

ストーリーは結構イケイケどんどん
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黙ってピアノを弾いてくれ(2018年製作の映画)

4.7

前日にゴンザレスのドキュメンタリーが公開されてる知って、翌日に早速勇み足で観に行った。

ゴンザレスの生い立ちから、音楽的な変遷をしっかり追っていて、基本はゴンザレスにインタビューをしてる会話ベースに
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.7

見逃してたので、早稲田松竹にて。

テーマは、貧富、平等、差別などの社会問題と、現代アート、SNSの時代、などなどなど・・・・・・。
(もう“世界人口総アーティスト”時代状態ですね。)

でも、主人公
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.0

『 アートと人間味 』のあいだをゆっくり沈んでいくような心地よい時間が流れる映画。

JRとアニエスのタッグが不思議とこの空気を作っているし、北仏から南仏へ小旅行した気にもなれるし、お得映画。

その
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