mさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

5.0

この星のさまざまな場所にあるさまざまな夜。

「緑でも人参のようにブルーでも、色の違いなんか無意味よ。私は色を感じる、分からないでしょ?」

深夜にまた観たい映画。東京(ジャームッシュなら横浜でもいい
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

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やっぱりウディアレンは苦手だな、いろいろお洒落だとは思うけど

空気人形(2009年製作の映画)

4.1

ペ・ドゥナのつぶやく「代用品」という言葉が虚しかった。息を吹きこむことで、命が吹きこまれてしまうという設定が秀逸。

「まぁ、僕たちだって死んだら燃えるゴミだから、たいした違いはないけどね」

私たち
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身体を売ったらサヨウナラ(2017年製作の映画)

2.5

身体を売っていた(売っている)あの子の気持ちを覗けるかもしれない、という微かな希望をもって鑑賞。でも、月曜日の朝に観る映画には少し向いていなかった。

カケラ(2009年製作の映画)

4.0

満島ひかりが好きと言ったら、勧められた作品。私もカフェの注文でチーズケーキを「可能であれば大きめに切ってください」と言えるような人になりたい。


「そもそも人という生物が男になる、女になるなんてこと
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女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。 後編 出る!(2015年製作の映画)

2.5

中村倫也が絶妙にツボ過ぎて一挙手一投足に爆笑。ラップ部の子がつけてる星のヘッドホン昔流行ったよね、懐し〜

女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。 前編 入る?(2015年製作の映画)

2.4

鬼ゆるいけど、ちょいちょいモヤッとする(でも蒼波純ちゃんの魅力がちょっとわかった気がする)

ロストパラダイス・イン・トーキョー(2009年製作の映画)

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白石和彌監督の長編デビュー作なんですね。女優さんが絶妙。


「人ん家来る時ぐらい、靴下履いてきたらどうです」
「あっ、ごめんね。3日も帰ってなくてさ。足臭くて。ごめん、臭った?」

「自分で自分のこ
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.9

終始苦しくて堪らなかった(議論の場で指を鳴らすルールがすごくいいなと思った)

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

モーテルのネオンカラーの虚しさが、教科書で注意喚起されるMDMAの錠剤たちのように見えた。子供の言葉のもつ無意識なまっすぐさで、心を抉られるような感覚。ドリーミーなラストのおかげで、かろうじて絶望せず>>続きを読む

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.5

五感のひとつを欠いた状態での恋は、より思想同士の恋であったり、体温での恋という感じがする。月食的というか、天体的な人間関係ってありますよね。
(思春期とベルセバの相性の良さよ)

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

5.0

冒頭の手紙と、罵り合いのシーンが特に滲みた。結婚って、なんとなくミートパイみたいだな。劇団員のチャーミングなおじさんって、ゴシップガールのブレアパパだよね。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.5

熱くて、でっかくて、かっこよくて、真っ赤っかな愛ではあった(けれど、たまには逃げてもいいんじゃない?)

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

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ハーレイクインのマーゴットロビーはどこにいったの?というくらい、再現度が高くて驚いた。

「あんなことができるとは思ってなかった。バカしか登場しないあの物語の中でね」

DV描写は、ポップなテンポだか
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

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少女邂逅鑑賞後に。深夜のグルメドラマみたいなゆるさがいい。高校時代の放課後をなつかしく思った。

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.5

蚕を題材にしたのはとてもおもしろいと思ったけど、周囲ほどにはハマれず。もしも自分が主人公と同年代だったら、もう少し入り込めたのかな、なんて思ったり。でも主演二人の儚い魅力はすさまじかったです(描写やキ>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

4.7

冒頭の語りがすごく好き。
ポップコーン売場のシーンはヴィジュアル的にめちゃくちゃツボ。

"どの部屋も人間と似ている
新しい部屋は最初は物珍しい
ランプとか テレビとか…
だが やがてその物珍しさは消
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.1

なんとなく、下北沢にいる女の子たちが好みそうだなという印象の映画。オマージュらしき箇所が多かったり、何かと強いテンションにびっくり(オーディション会場でのBGMとかもドランへのオマージュなのかな)。光>>続きを読む

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

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ひたすらに気持ち悪かった。岸井ゆきのちゃんはすばらしかったけれど。

エンパイア レコード(1995年製作の映画)

4.6

かっこいい大人からおすすめされ、すぐに観た。レコードショップとライブハウスに入り浸っていた中高時代を思い出して、ちょっとだけエモーショナルな気分になった。

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

5.0

超スキ!ズブロッカ〜
ここにあるのは私の知らない上海で、でも10年前に見て触れたあの上海も、今はもう知らない街になっているんだろうな。

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.0

『月曜日のユカ』からはじまる月曜日、やっぱりきらいになれない街ヨコハマ、邦画におけるファムファタールの頂点だねえ

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.2

途中ちょこちょこ泣きたくなっちゃったけれど、ラストは自分まで少し救われる感覚があった。生きる〜って感じ。フランシスの人生や愛についての考え方、いいな……

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

今日はハロウィンか→今年のセンター街はジョーカーだらけだろうな→せっかくだし『ダークナイト』でも観ようかな→周りの声を聞くに、どうやら『バットマンビギンズ』から観るべきらしい

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.5

あたりまえだけど、園子温み(主成分『冷たい熱帯魚』『自殺サークル』ver.)が凝縮されていて、ちょっとなつかしかった

静かなダンス 〜ルカの卒業〜(2016年製作の映画)

3.8

私はドイツ映画の主人公を愛おしく思う傾向がある気がする。犬と暮らす者としてちょっときついシーンはあったけど、作品全体の雰囲気が好き。
(最後『Love Me!』のサラが出てきてびっくりしたけど、同じ監
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

『ジョーカー』鑑賞翌日に。昨日から自尊心とか選民意識とか、そういったものの力がこわくてたまらない。一夜の王か……
「花にもアスピリンを」っていう台詞がなんか好きだった。