かすたんさんの映画レビュー・感想・評価

かすたん

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

ノンフィクション歴史ドラマ。原爆の父と呼ばれた男、オッペンハイマーの功罪と心情を描く。

他の方も多く触れている通り、本作は情報量が途轍もなく多い。二つの時系列が存在するうえ時系列も意図的に混在させら
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

戦後日本を舞台とした人間ドラマ。怪獣の驚異に特攻隊の生き残りが立ち向かう。

本作で特筆すべきは主人公の変化だろう。特攻隊の生き残りという立場ゆえの苦悩、それとの対峙といった物語は涙を誘う構図だった。
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.5

現代特撮アクション。悪の組織に改造された主人公が、自らの力を用いて戦う。

庵野監督の「シン」シリーズの最新作。「シン」シリーズはエヴァンゲリオンのみ未視聴だが、かなり好きな部類ではあった。
しかし今
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

現代ロードファンタジー。不思議な男が担っている「戸締まり」を手伝うため、少女は家を飛び出す。

新海誠氏の新作とくれば、やはりまず期待するのは映像だろう。しかし今作に限っては、現代日本を舞台としつつも
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バブル(2022年製作の映画)

3.0

青春SFボーイ・ミーツ・ガール。泡が振りそそぎ廃墟と化した東京で、パルクールグループの少年と不思議な少女が出会う。

予告映像などで推されている通り、廃墟と泡、重力変動で滅茶苦茶になった東京をパルクー
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必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

3.0

B級勧善懲悪コメディ。恐竜に変身する力を得た神父が街のチンピラ、そしてNINJAを倒してゆく。

いわゆるサメ映画的というかB級映画に違いはないのだが、本作では低予算バカ映画を期待する視聴者に対し、こ
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ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦(2020年製作の映画)

2.0

謎のウィジャ盤から始まる霊界サメ映画。遊びのつもりでウィジャ盤を使うも霊界サメを呼び出してしまい、友人たちが次々犠牲になってしまう。

サメ映画といえばクソ映画、雑であればあるほど楽しいものだ。とはい
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

キングスマンシリーズの最新作。キングスマンという組織の由来について、世界大戦を下敷きに描く。

アクションシーンの素晴らしさはさすがキングスマンといったところ。従来のビックリドッキリメカはないものの、
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.5

SF巨編の一作目。宇宙皇帝統治の遠い未来、数奇な運命に定められた青年の旅立ちを描く。

まずはやはり映像美の圧巻さを評するべきだろう。タイトルにもあるとおり「砂の惑星」を中心として物語が進むのだが、単
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Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-(2021年製作の映画)

3.5

人気ソーシャルゲームの最終章を映像化したアニメ作品。7つの時代を修復した主人公たちは遂に人理焼却の元凶と対峙する。

本シリーズの映像化作品に共通することだが、原作履修者にのみターゲットを絞った構成と
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

深宇宙へ進んでゆくSFもの。偉大なる父の痕跡を追って、主人公は太陽系の最果てまで旅をする。

本作で特徴的なのは「心理テスト」だろう。主人公が深宇宙まで旅をするに足るかどうか、心理的な問題を抱えていな
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

巨大怪獣バトルもの。ギドラとの戦いに勝利し怪獣の王となったゴジラと、髑髏島の守護者たるコングが全てを破壊しながら闘う。

本作の良いところは大怪獣バトルそのものだ。放射熱線を吐く巨大怪獣と、優しき心と
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

amazon独占配信? となるSFアクションもの。未来の人類を救うため、現代の人類に徴兵がかかる。

まず映像面からいうと、特筆して良い箇所があったわけではないがハリウッド的大作映画としては充分な魅力
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.0

宇宙まで開発された世界における戦争SFアニメ映画。シャアの反乱から後、いまだ腐敗していた地球政府に対し過激派組織「マフティー」のテロが頻発していた。

本作はあくまで序盤、物語が動き出した予感と共に終
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

3.5

宇宙まで開発された世界における戦争SFアニメ映画。アムロとシャアという二人の宿命に、遂に決着が訪れる。

HD版で視聴したため、作画の古さはあまり気にならなかった。宇宙空間における人々の生活や戦闘にお
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

映画に携わる人間たちを描いたアニメ映画。伝説的なプロデューサーの娘、ポンポさんの元で働くアシスタントが映画監督を目指す。

本作で特徴的なのは演出だろう。アニメならではの作劇描写やシーン切り替えの妙、
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スカイ・シャーク(2020年製作の映画)

3.0

理不尽な暴力とスプラッターに対抗するB級ホラー。空飛ぶサメ駆るナチスゾンビに抗う家族の物語。

サメ映画だ! と思って鑑賞すると意外な展開に戸惑うだろう。サメ映画なのに開始数分で人が死なない。そのうえ
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BAD CGI SHARKS 電脳鮫(2019年製作の映画)

3.0

クソサメ映画業界期待の新星、B級好きのためのジャンルパロディサメ映画。子供の頃に書いたサメ映画の脚本がBAD CGIとして現実に表出してしまう。

クソサメ映画は大抵コメディものではあるが、実はここま
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

2.5

大型スマホゲーム「Fate/Frand Order」1部6章の劇場版、後編。Fate世界におけるアーサー王伝説、その終わりに深く関わった騎士と主人公たちの旅路は一つの終点を迎える。

前編同様、FGO
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

カルト的人気を誇るサイケデリックSF。高度な文明を持つ巨人族の星にて繰り広げられる、愛玩動物たる人間のジャイアントキリング。

SFとして出来栄え、各種映像描写など様々に論じることも出来ようが、やはり
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

1.5

大型スマホゲーム「Fate/Frand Order」1部6章の劇場版。Fate世界におけるアーサー王伝説、その終わりに深く関わった騎士と主人公たちの旅路を描く。

まず大前提として、私はFGOのファン
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コナン・ザ・バーバリアン(2011年製作の映画)

2.5

過去の有名作をリメイクしたアクション復讐譚。村を焼かれた少年が復讐の旅に出る。

ジャケットからも分かるとおりストーリーは王道そのもの。捻った展開や訴えかけてくるメッセージ、人間ドラマといったものはゼ
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

DCコミックスのヒーローアクション大作。海に沈んだ亡国、最後の王子が陸と海の大戦を止めるために戦う。

本作を語る言葉は少なくていい。
冒険! CG! ダサい!
やばい冒険、すごいCG、ダサいヒーロー
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透明人間(2019年製作の映画)

2.0

現代風の透明人間サスペンスホラー。光学研究者でありDV夫でもある夫から逃れた主人公は、目に見えないけれど確かにいる存在に脅かされ始める。

透明人間になってアレやコレ、という妄想は誰もがしたことのある
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

2.5

未知なる島を探す家族向け冒険モノ。動物と会話ができる名医はある事件が切っ掛けで心を閉ざしてしまったが、少年との出会いに再度の冒険へと漕ぎ出す。

ご存じ児童書の映画版であり、過去にも映像化されたアレと
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

2.5

巨大獣が街を破壊し尽くすパニックもの。遺伝子操作によって巨大化&超進化した獣たちが人類に牙を剥く。

大作CGエンタメとしては文句なし。お猿のジョージ、狼、鰐といったいかにも凶暴そうな連中がでっかくな
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ドント・ハングアップ(2016年製作の映画)

3.0

ある意味クローズド・サークル系のサスペンスホラー。すべてを監視される青年たちが電話によって生死と向き合う。

近年の迷惑系Youtuberに対する警鐘――もしくは、迷惑系な彼らを好ましく思っていない私
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

神秘溢れる絶海の孤島からの脱出もの。キング・コングを頂点とする怪物だらけの島から脱出する。

まずはモンスターがキングコングとその仇敵だけではないのが良い。ガラパゴスどころではない島ならではの生態系が
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コンジアム(2018年製作の映画)

4.0

韓国産のホラーモキュメンタリー。世界的に有名な心霊スポットへ動画配信者たちが潜入する。

ブレアウィッチプロジェクトがイメージとしては近いものの、近年の動画配信=金儲けという構図が見事に一致している。
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ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.0

水着ブロンディとサメの戦いを描くモンスターパニック。古代に実在した巨大サメ・メガロドンが現代によみがえる。

クソ映画は酒を飲みながら手をたたいて爆笑するものだが、本作ではスマホをいじりながら失笑する
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.0

デモ隊と政治を巡る裁判ノンフィクション。大規模デモの騒乱に関わった7人と、彼らを有罪にしたい政治家の思惑が法廷で激突する。

これはこちらの問題なのだが、法廷知識がないため作中で何が起こっているのかが
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

お下品破天荒ヒーローのアクション第二弾。前作の続きとしてデップーのその後を描く。

本作は前作に比べテーマ性が強く、それゆれにアクションは薄めに感じた。X-MENシリーズの大物ヴィランが登場したり、未
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

クソ最低な男の破天荒ヒーロー(ではない)アクション。人生を奪った男への復讐として、不死身のデッドプールが下品に奮闘する。

まず慣れなければならないのは、彼が第四の壁を平気で破ってくること。我々観客に
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ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)

3.0

B級サメ映画。今度のサメは砂も泳ぐぞ。

タイトルとジャケットからしてクソ映画の風格を見せつけてくる本作だが、これが意外にも他のサメ映画とは異なる魅力を放っている。
主人公格に据えられた二人が良い具合
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オーガストウォーズ(2012年製作の映画)

3.0

ロシア軍が全面協力した戦争映画。戦争によって分断された母と子を追う。

本作が他の戦争映画と一線を画すのは、パッケージにもいる巨大ロボの存在だろう。これは現実と空想の区別がつかない少年による妄想で、戦
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

有名漫画を原作としたサイバーパンクアニメ映画。第三次世界大戦を経て混沌とした日本で、暴走少年が軍の巨大な計画に巻き込まれてゆく。

これを観ていないと海外のオタクに怒られる、という噂が有名な本作。それ
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