boscoさんの映画レビュー・感想・評価

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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

2.5

いやー、チラつくね。
カイヤの顔。

ってくらい、麻世といえばカイヤ。
カイヤといえば川崎、くらい刷り込まれてんです、昭和の人間ってのは。

前置き雑ですけど、
初めて川崎麻世が役者してるとこ観たわ。
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.2

もともと漫画読んだことがある身としての感想を。

おそらく尺の問題が1番大きいとは思うんですけど、割とハイペースな進行具合。
原作知ってる人は“そんなシーンもあったね”ときっと笑って話せるんでしょうけ
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ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

3.4

保護観察官だけ元気にコメディしてます。

ノリ的には“ホットファズ”に近しいモノを感じるんですけど、コメディに突き抜けきれてないところが惜しい感じ。
コメディ謳わずにホラーサスペンスで宣伝してたら、意
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メイヘムガールズ(2022年製作の映画)

3.0

「クロニクル」は未鑑賞なので、個人的には「クラフト」っぽいな、と思いながら鑑賞。

友情や思春期にテーマを置いているものの、倒すべき敵などが存在しないので、ストーリーとしては物足りなさを感じる。
“ゴ
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トイズ・オブ・テラー(2020年製作の映画)

2.0

えー、2人がね、死にましたね。
父親も事故にね、遭いました。
あとはなんか急にエンドロールが始まりましたね。

まぁちょっと片手間に、くらいの浮ついた気持ちで鑑賞してた私が悪いです。
お酒もだいぶ入っ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.5

ザリガニの鳴くところ、まで。
見事に彼女は逃げ切ったのでしょうか。
人の来ることのない、深いところへ。
愛を注ぐ人さえも置き去りにした場所。

人は他人が思うより
弱く、弱く、そして強か。
心が一人き
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

“可能性”と“愛”についてのお話。

異なる世界線と繋がることができたら?
誰しもが夢想し、焦がれたことでしょう。
その人生を一寸間借りできないものか、と。

“可能性”とは思いつく限りなら、実際大し
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

4.3

ニコラスケイジが出ている作品で初めてみた作品は?

と訊かれると、正確な答えは出てこない。
それくらいに、自分の世代には“常に存在感を放つ俳優”の1人がニコラスケイジだ。

自身の中で思い入れが深いの
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.0

作品の質をさておきたいくらいには、皆さん申し上げたいことがありましょう。
えぇ、ワタクシもございましてよ。
それではしばし、ご歓談を。

普段から邦画はあまり数撃たない方なので、率直な感想としては、邦
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ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

3.3

“ボクト、ケッコン、シテクダサ-イ”

タイトル出た時、下に小さく“本気ヤバい”って日本語で書かれてた時点で覚悟はしてたけど、いやー洋画で君が代聴く日が来るとは思ってもなかったわー。

という謎の
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

この日が最期の日ですよー、って事前に告知を受けたら、取り乱すでしょうか?それとも落ち着きを取り戻すでしょうか?

死を前提とするなら、真っ先に思い浮かぶのがcancerでしょうか。
あ、カニじゃなくて
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

事件は地上で起きてるんじゃない、高所で起きてるんだ、とばかりに序盤で早々とタワー攻略する二人。

退路を絶たれてからが本番だぜ…?
って距離を詰める速さは目を見張るものがありますね。
来るもの拒まず
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VIRUS ウィルス:32(2022年製作の映画)

4.0

今作は何気に2回鑑賞しました。

というのも、映画観る時に限らず、毎日浴びるように酒を飲むタイプなんですけど、恥ずかしながら。

酒飲みながら、スマホいじって1周目。
うーん、と。
まぁイマイチじゃね
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.5

序盤でリンゴを齧るシーンの不自然さを念頭においてしまっていたせいもあり、ストーリーに難解さは感じませんでした。
本作における裸の男の登場率的にも、恥を感じているのはどちらなのか?と言われているようで唸
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.3

それではまた今週。

気づきの発端はどこなのか?というタイムループモノの謎に対するアンサーもしっかりしていて、いろんな映画観てきた人も楽しめる作品かと。

ほぼほぼワンシチュエーションなのと、サクサク
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.5

80's舞台のディストピア系。
かといってサバービコンのようなコメディ感は無し。

オリヴィアワイルドって、完全なるキャストサイドとして出演してる作品は良くも悪くも“女の象徴”として起用されてる印象が
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エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

4.0

前作観たの結構前だしキャラとか思い出せるかしら…なんて不安を見透かしたかのような前作のダイジェストOP。
助かるー、って思ったけど映画でコレをやると些かTVショーのようなチープさが漂ってしまうのも事実
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セッション(2014年製作の映画)

4.8

きっと彼らには
音楽しかなかったのでしょう。

才能とは何か?
努力とは何か?
と、拳ひとつでステゴロ決めた熱量もさることながら…。

音楽って敷き詰め続けるとジャズにたどり着くように思います。
さな
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

“心も体も一度しか手にできない”

人の“心”を映し出す映像美に溜息が洩れ、瑞々しくも鋭すぎる刃物のような感情の行方に放心させられる。

交わされる言葉は、詩集を捲るかのように美しくありながらも常に真
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

4.0

共通の感性によって深く繋がる。
音楽だけに限らず様々な物が人を繋げる“言語”になるんだな、と。

ストーリーとしては
劇的なクライマックスが!とか
親子の絆に涙!とかは起きないんですが、
リアルな身の
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

好きだったなー、月刊ムー。
そんなノスタルジックを呼び起こす演出にワクワクしながら鑑賞。

そこはまぁさておき、劇中ずっと鯨のことを考えていました。

喰うぞー、って海という向こうの縄張りで戦い挑み続
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デリリウム 迷宮の館(2018年製作の映画)

2.7

“ソレ”は現実か、幻覚か。

シチュエーションやロケーションはかなり良い素材で挑んだのに、どうしてこうなった?
というくらいテーマとストーリーが別ベクトル向いてる。

あと露骨にミスリード誘うのはどう
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.7

爆発多め。エクスプロージョン。
主人公が爆発を背に“さぁ急ぐわよ”っつってたシーンは怖くて笑っちゃった。

とまぁ、B級好きには割とアリな作品。
回想シーンもFPSっぽくてフリーホラーゲーム感あって嫌
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.2

サスペンスホラーでありながら、スーパーナチュラルな要素を併せ持つ。
この辺を良しとするかは人によって割れるところでしょう。

イーサンホーク目当てで鑑賞したけど、
マスクで顔が隠れてしまう分を声色でカ
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

4.3

愛とは常に形を変え
人の心を強く揺り動かす。

イギリスで実際に起きた事件を映像化。
どこまでが事実に基づくものかは分かりませんが、難儀な性格の老人が起こす騒動を
軽妙なテンポでコメディタッチに仕立て
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ブラック・フライデーの恐怖!(2021年製作の映画)

3.0

人生に於いて“F××kin' pillow”って叫んだことないな。

って“いやーなかなか楽しめたな”つってFilmarks開いたらこの低評価ですよ。

まぁ分かるんです。
結局ヤツらはなんだったのか
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私の人生、代役に頼んでみた(2020年製作の映画)

3.5

久しぶりのドリューバリモア。

ストーリーとしては目新しい要素は特になく、むしろ昭和のドタバタコメディを彷彿させるテイスト。
まぁラストはメッセージ性もあって個人的には好きですが、あらすじも昭和テイス
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

4.3

パージシリーズもいよいよ5作目。

一応全シリーズ鑑賞済みだが、
正直1作目を観た時はこの“パージ”という題材で、ここまでシリーズ続くとは思っていなかった。

というのも個人的に“パージ”という概念や
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ロスト・ボディ ~消失~(2020年製作の映画)

3.8

序盤から巧みに張り巡らされた伏線に絡め取られ、現実と虚構の並走する映像の造りのなんと美しいことか。

ミステリとしては中盤の会話劇で概ねの結末を理解してしまうけど、しかとこちらを見据えたミスリードの二
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真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.2

正統派なジワジワくるJホラー感で始まり、クライマックスにかけて疾走感のあるスプラッターに様変わり。
ゴア描写も画角を少しズラして撮っていて、比較的苦手な人も見やすい塩梅。

個人的には好きな要素(B級
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アンビュランス(2022年製作の映画)

4.2

やっぱりジェイクギレンホールはちょっと頭おかしい役がよく似合う。

ひたすらチェイスする映画としては
“ザ・チェイス”のユルさも好きなんですが、ジャンルは違えど、人に薦めたくなるクオリティ。

ほとん
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タコゲーム(2022年製作の映画)

3.0

イカをタコでリメイクってこと?
そもそも全くの無関係の線も捨てきれず。

まぁそもそもイカの方も未鑑賞なんで
調べることもなく特に気にかけずに観てたんですけど。

尺の割にゲーム数が多めで
全体的に駆
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キャリー(2013年製作の映画)

3.7

思い返せば高校時代。
学校の図書館があらゆる洋書を揃えていた環境で、スティーブンキングを読み漁った時期を思い出します。

しかしながら初めて手にとった作品は、
作者が身内の子供のために書き下ろしたフェ
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ペルツァとキルーの大冒険(2021年製作の映画)

3.5

“大冒険”と呼ぶには
些か足りないスケール感。

ではあるものの、
リアルな子供の捉える“世界”の範囲で、
飛行機や潜水艦を自作するというトリッキーさはワクワクできて良い。

オチのヘンテコさも
昔の
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スモールフレンズ 僕たちの魔法修学旅行(2021年製作の映画)

4.0

いやーもう3作目ですかそうですか。
っつって観てたらメインキャストがみんなガッツリ大人になってて、前と変わらぬ学校と職員に囲まれながら修学旅行に〜とか言うわけです。

ゲザムトシューレ的な総合校かな、
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Ms.ベビーシッター(2020年製作の映画)

2.7

ジャケも控えめに言って
まぁ…ね…その…
パクリ(小声)でしたし、
煽り文句を頭に入れてから観ると
イメージとかけ離れた展開に感じてしまいます。

似たようなシチュエーションだと
“サプライズ”が近い
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