冬の亡霊さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

冬の亡霊

冬の亡霊

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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.5

精神状態によっては何度も見返そうと思える映画ではないが、初めて観た時に衝撃を受けた事実は覆らない。
この映画以外にはない独特の後味の悪さがある。もちろん僕が知らないだけかもしれないが。
ミュージシャン
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ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.7

教訓:もしも楽に死にたければ最後の弾丸は自分用にとっておけ

海上モンスターパニック脱出映画。深海にいるタコには浅い海にすら上がって来てほしくない。
深海の水圧の無くなったタコが海面近くで本当にそこま
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ダイ・ハードシリーズでは初めて映画館で観た作品。
冒頭のLOVIN' SPOONFULの「SUMMER IN THE CITY」が凄い好きなのに、テレビでは毎回カットされてて悲しい。
ニューヨークの爆
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

機上の妻を迎えに行った冬のダレス国際空港。偶然見つけてしまった事件の種を(他の奴らが無能な所為で)放っておく事も出来ず、前回より派手なアクションぶちかますジョン・マクレーン。
前作もクリスマスだったけ
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

5.0

昔から何回も観てるけど何回観てもワクワクする。

ナカトミビル占拠事件に巻き込まれ妻を救う為に単身乗り込んで行くジョン・マクレーン。何故こんなにも格好良く見えるのか。

映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ドラマは未視聴。漫画は少しだけ読んだ。
年末のテレビ映画で観たが、教育問題とか引きこもりの事件は表面的なもので、本題は、煙草の喫煙所とかと同じで急に全面規制するんじゃなくて、ほんの少し許す余地を残す事
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あしたのジョー(2010年製作の映画)

1.8

原作の力石はもっと病的だった気がするけど、伊勢谷さんの減量はなかなかすごい。そこ以外の見所が全部霞んで印象に残らなくなるくらい。
個人的には、2時間ドラマとかでやってくれてれば、ごはん食べながら観れた
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

強盗を確実に逃がす運転手を裏の生業にしている主人公。
冒頭をただの派手なカーアクションにしなかったのが、主人公の理知的な印象を高めていて良い。
どこか憂いを帯びている寡黙な主人公だが感情が無い訳ではな
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SAFE セイフ(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

このタイトルは「金庫」以外にも「優れた」とか色んな意味を持っててなかなか良い。
ステイサム演じる主人公とメイの共通点は自分に関わった人達が死んでしまう辛さを知ってる事。
チャイニーズマフィアとロシアン
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フェイク・クライム(2010年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後までキアヌ演じる主人公ヘンリーの思考回路が分からない。
刑務所でマックスに聞かれた時の答えが全てなんだろうけど。

「何考えてる?」「何も」
「何故俺達は刑務所にいる?」「分からない」
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呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしてもオリジナル版と比較すると見劣りする。比較しなくても結構酷い。

特に女子高生達の死に様は、愚の骨頂。

・布団に誘導するまでが強引
・仏壇オマージュの冷蔵庫
・下顎バッキーン←NEW!

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クロニクル(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前半はフェイクドキュメンタリー形式で撮影されており没入感がある。
ひょんなきっかけで超能力を身に付けてしまう3人の男子高校生。サイコキネシスで色々とモノを浮かばせられるようになり、自分を浮かばせる事で
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

教訓:絶望しても諦めて死を選ぶのだけはやめとけ

でかい謎のモンスターが霧ではっきり姿が見えないのが却って怖くて良い。ドラッグストアのクモも怖かった。

振興宗教開祖もどきのババアだけは絶対に許さない
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ニューヨーク2014(2013年製作の映画)

1.0

時間の無駄。なんでこんな映画を観てしまったのか。午後ロードの中でもここまでひどいのを観た事がない。
所謂狼系パニック映画だが、誰一人魅力のないキャスト、ガバガバなストーリー、これが2013年に作られた
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感染列島(2008年製作の映画)

1.2

パンデミック系パニック映画としては恐怖も感動も薄く説得力を欠いたシーンが続くので苦痛。
そもそもパニック映画ですらない。ただ徒らに得体の知れない感染症の不安を煽るだけに成り下がっている。
空気感染じゃ
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画で時間内にまとめるためには仕方ないけど、原作と細かな設定の違いがあるのは悲しい。特に母子家庭にする必要があったのかが謎。
戦闘CGは良かったけど、原作知ってると、これでもグロさが足りない。
ミギー
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

戦争は良くないなとか、爆弾処理班の話とかは横に置いといても良い。
主人公はどうして妻の待っている安全な家から再び命を落とす可能性のある戦場へ向かったのか。
そこを見落とすと、戦争映画好き以外は全然つま
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ランボー(1982年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

今作はシリーズ1作目ながら、自分の記憶にあるただマシンガンぶっぱなすようなランボーと違い、悲哀がある。
たった一人の戦争。

ベトナム戦争から7年。帰還兵ランボーは、かつての戦友を訪ねた田舎町で理不尽
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レイクビュー・テラス 危険な隣人(2008年製作の映画)

2.4

イカれた隣人相手に警察を呼びたくても隣人本人が警官という逃げ場の無さ、がポイント。
しかし、何がそこまで気に入らなくて嫌がらせし始めたのか途中から疑問だった。実際、理由が分かっても、8割以上八つ当たり
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カニング・キラー 殺戮の沼(2007年製作の映画)

3.7

大きなワニがいます(実話)。
ワニ系パニック映画の中では個人的に最高峰。ただ、そこに内紛絡めちゃったので人間の方が怖いという結論が導き出されてワニの怖さが3割減。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.8

初めて観た時の衝撃が忘れられない。幻なのか現実なのか分からなくなるくらい追い詰められていく描写はアニメーションを最大限に活かしており最高に良い。
最近はアイドルの在り方も変わってきてるけど、ストーカー
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アルゼンチンババア(2007年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

原作は悪くなかったはず。キャストは人選ミス多い。
魔女みたいな生き方に憧れて拗らせて庭でハーブ育ててポプリ作ってるみたいなババアは現実にもいるけど、そういうババアはだいたい化粧が下手。そこが違和感の原
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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

とにかくキャメロン・ディアス演じるメリーがかわいい。すごい魅力的に描かれていて、男達が自分を偽ってでもお近付きになりたいってのを分からせる説得力になっていて良い。
対比的に主人公は自分を偽らず、いいひ
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呪怨(2002年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに見返してみて、呪いの理不尽で無差別な感じとかは分かりやすく怖くて良い。初見では分かりづらい時系列なんかも別にとりたてて論うほど悪い要素ではない。
どちらかといえば、女子高生ゾンビのハロウィン
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.0

古い映画と侮る事なかれ。
単なる脱出パニック映画に留まっていないのは、セリフや演技だけで登場人物のそれまでの人生を匂わせるのとその個性の色付けが上手いから。人間、生きてればそれだけでもう壮大なドラマが
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ストレンジャー・コール(2006年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

犯人の正体が解らない恐怖感があるが、正体が明かされても知らない人でしたというオチは、観客にはやや分かりにくい。
まあ、実際顔見知りでもなくても急に居ない筈の人がいて襲ってきたら怖いと思います。

キンダガートン・コップ(1990年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

教育的観点から真面目に観ようとすると、軍隊風な教育には賛否が分かれそう。しかし、子どもの躾にはメリハリが大事ってのがなんとなく見えてきて、少し共感できる。

敵が同情の余地のない悪者で正当防衛だとして
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マッド・シティ(1997年製作の映画)

2.4

簡単に言うとマスゴミこわいなーって映画。
主人公サムは博物館を解雇された元警備員。館長に俺の話を聞けとばかりにライフル銃を取り出すが、誤射した流れ弾が元同僚にクリーンヒット。館長の取材に来ていたテレビ
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ジュニア(1994年製作の映画)

2.5

んなわけあるかいなトンデモ設定ながら引き込まれるのは、ただの男じゃなくて、シュワルツェネッガーが妊娠するから。
逆に言うとシュワちゃんが出てなければ、アホらしくて観てらんない。
そもそも新薬治験の認可
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unknown アンノウン(2006年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

密室。記憶を無くした5人の男。自分は何者か。誰が味方で、誰が敵なのか。
徐々に情報を得て、記憶を取り戻していく中、生きる為、脱出しようと次第に協力し始める男達。
自分がもし敵(犯人)側だとしたら、とい
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タイタニック(1997年製作の映画)

3.5

昔観た時には名作と思ったんだけど、極私的な感想で恐縮だが、公開当時の大流行の影響で船首でタイタニックごっこする輩を見過ぎた所為か、最近観たら純粋な気持ちで観られなくなってた。
王道。悲劇のラブストーリ
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フレンジー(1972年製作の映画)

3.8

タイトルのフレンジーには逆上という意味があるとやら。
主人公はカッとなりやすい性格で冒頭から勤め先のバーをケンカしてクビ。友人に教えられた20倍の馬券も金がなくて買えずイライラして貰ったマスカットを踏
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

かすみ役の橋本愛が東京ガスのCMで風呂場で泣いてたのがなんとなくこの映画とリンクする。最近気付いたけど映画はバド部、CMは卓球部らしいので関係無さげ?
演劇の「ゴドーを待ちながら」を思い出したのは桐島
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.1

愛を貫くってのはすごいエネルギーがいるんだよ。静かそうに見えてすごい力なんだよ。それが一番思った事。
贔屓目に見ても主役が演技下手というのは否めない。朴訥を表現するのに庵野さん程うってつけな人はいない
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.9

色彩と感情の表現が素晴らしく、非の打ち所がない。
…帝のアゴ以外は。

エスター(2009年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ほぼ終盤まで明かされないブッ飛んだ設定を楽しめるかどうかで評価が振り切れそう。
実際成長ホルモンの病気で成長しなくなるってのはあり得なくないらしい、が。
息をするように自然に、かつバレない程度の偽装込
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