あえて長編でやり尽くされた設定のワンシーンを切り取ることで観客を一瞬で映画の世界に引き込み実際の尺以上の満足感を与えていると思う。
着眼点、説得力、笑い、オチ、全てに非の打ち所がない短編の鏡。
あるあるをイジる→設定の説明が要らない→時間短縮→ボケを増やせる→満足感満点の五分。
綺麗なコントのような芸術作品。
戦争で多くの人を殺した者は英雄と称される。この映画はよくあるアメリカ映画と違って主人公の兵士を手放しに祭り上げるような解釈をせずに人間臭い部分をしっかり描いている。
空港で息子を抱きしめる父は戦場で子>>続きを読む
人間以外の一つの視点だけで描く物語はなかなか伝わりにくいという難点があるけどこの映画は見事な表現力ですんなり話が入ってくる。
アイディアは生かすも殺すも魅せ方次第のいい例。
物語が面白くないのは置いといて、こんなに日本人で脇を固めても結局キアヌリーブスが主役を張らないとアジア設定のお話は欧米圏で成立しないのはハリウッドの闇。
人間そんな素早く動けんの!?ってなるくらいアクションはキレキレで素晴らしい。でも、この作品も白人が作ったステレオタイプ忍者の域から脱していない。ハリウッドが作る忍者、侍ものって感情殺しとけばそれっぽい>>続きを読む
肝心なものを見せないのはまあいい。でも、こういうタイトルからしょうもない映画で「意外と感動」みたいなのは余計しょうもないからバカに振り切ってほしい。
公開当時、アバターメガヒット直後ということもあり完全に制作総指揮ジェームズキャメロンの名前が理由で鑑賞しました。
純粋に面白い映画なのに公開後に恐ろしいほど話題にならなかったのが印象に残っています。
いやおぉおおい!!!
設定厨の俺は「もう一つの地球」とかいうやかましいくらいワクワクするSF設定に惹かれて観たんだぞ!それが蓋開けてみりゃなんやねん!終始、二人の男女の人間関係の話やないか!SFは!?>>続きを読む
「デブでチビのダウン症の子を誰も引き取らないのに何故こんなにも愛している僕らからは引き離すのか」
聞いていてこの話の理不尽さにハッと気づかされて印象に強く残った台詞。
いい雰囲気で進む綺麗な世界。ただ、女性二人は自由に生きている分、あまり同情はできなかったので感動はしなかった。
衝撃。久しぶりに映画を観て体が硬直した。
娘が暴れる度、ひたすら溢れる「もう嫌だ」。
映画は長さじゃない。5分だろうが2時間だろうが上映中にその映画のことだけ考えさせてくれる映画は全て素晴らしい。
いい意味でも悪い意味でも主人公のハートが強過ぎる。
危機的状況に全く屈せず前向きに生きる姿をポジティブに捉えることもできるのだろうが、個人的にはあまり共感ができなかった。「どうしても生きたい」という描>>続きを読む
今度のターミネーターは女!!?
っていうアオリが欲しくて作ったとしか思えない。