骨折り損さんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

骨折り損

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デイ・ワン(原題)(2015年製作の映画)

4.0

長編のワンシーンを切り取った系短編のまさにお手本。よくある設定を使うことで説明を極力省き短い時間で本当に見せたいものだけを見せるという短編の強みを最大限に活かしている。

乗り出し危険(1985年製作の映画)

4.2

エンドロールで鳥肌が立つ。
これは短編の鏡ではないが、ただの素晴らしい映画だ。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.7

テンションが高過ぎる。
120分間、ほとんどのシーンがいつ死んでもおかしくない状況なので息をするのを忘れる。没入度満点の映画。ただ、そこに振り切りすぎていて設定や登場人物をないがしろにしていて観客を少
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双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

3.5

全員、眉無し。
シンプルな話で物語はわかりやすいけど鬼気迫る役者の演技と映像のメリハリで独特な映画を見ている感覚になるいい映画。

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.3

左目以外全身麻痺になった男が左目の瞬きだけで本を書く話。と人に聞き、なんだその超面白そうな設定はと興奮し見てみると確かに左目以外全身麻痺になった男が左目の瞬きだけで本を書く話。。。でした。それ以下でも>>続きを読む

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.6

ソ、ソフトコアポルノだったのは知らずに見たから!本当に!信じて!

ということで時間止める話なんだからそりゃエロいわな。エロいけど主人公の性欲は弱いのでAVにはならずにお綺麗な映画になっています。ワン
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喰女 クイメ(2014年製作の映画)

2.8

人を怖がらせるって難しいんだね。血とか傷とか、見てて気持ち悪いとはなるけどなかなか怖いという感情にはならなかった。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.6

何気なく出てくる小道具や台詞全てにドラマがあるのはすごくおしゃれで痺れる。わかりやすい話でとても楽しめたけど個人的にはこの設定なら最後にもっと直接的に泣ける展開が欲しかった。

幻の光(1995年製作の映画)

2.8

退屈。長い。疲れる。うんあーもうって感じ。余白が多く、観客に委ねる映画は能動的に考えて観ないと面白くないので一応考えてはみるけど鑑賞後にものすごく疲れるので個人的に嫌い。落ち着きがない人は観れない映画>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

3.6

全体的にいい映画だとは思うけど原作の短編小説をここまで膨らます意義があったとは思えない。映画オリジナルのエピソードはいい話もあったが、別に原作にほとんど関係ないように感じた。

告白(2010年製作の映画)

4.2

最高かよ。全員サイコパス。ファンタジーブラックコメディとしては傑作だと思う、実にイカす。常に画で楽しませてくれたので食い入るように観てしまった。お話を伝える順番はお話よりも重要だという良い例。大好き大>>続きを読む

ターザン(1999年製作の映画)

3.5

アニメーションってすごいよね。こんなに重いテーマでもアニメーションならみんな楽しく見てくれるんだから。

座頭市(2003年製作の映画)

3.7

時代劇でタップダンスなんて卑怯だよ〜かっこよすぎてなんか知らんけど泣きそうになったよ〜。
最後にタップダンスをするリズムの伏線を物語の随所で出していて最後への高揚感をあげてくれた。出演者全員、ドスのき
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地獄門(1953年製作の映画)

3.2

時代劇なのにやたら色鮮やかな画面。衣装や大道具がカラフルなので史実をどこか非現実的に描いている演出が独特で良いと思う。ただ美人を取り合う話で美人か?と少しでも疑問視した時点で物語に一切共感できない。

レッズ・ドリーム(1987年製作の映画)

3.1

なかなか一輪車を見て、ここまで話を膨らませられる人はいないと思う。これを見るとそりゃトイストーリーが生まれるのも必然だと思っちゃう。

ゲーリーじいさんのチェス(1997年製作の映画)

3.7

子供の頃に一回見て以来、なぜかずっと覚えているお話。
素直に面白い、言葉を話さないのもポイントが高い。

ルクソーJr.(1986年製作の映画)

3.0

当時の技術では面白い話を思いついても製作する上での制約が山ほどあったのにも関わらずその中でこの2分を完成させたのは間違いなく人類の偉大なる一歩。

ATM(2012年製作の映画)

3.3

よし見るぞ!って意気込まなくても見れるいい映画。映画を見たくない時に見てください。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.4

無駄がない。それに尽きる。
この脚本を書くのに何百本もの脚本が捨てられたのだろうと考えるほど、上映時間内でやりきれる最大限のことをしている。ただ、いい意味でも悪い意味でも少し現実的なメッセージに踏み込
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ミスター・ベースボール(1992年製作の映画)

2.9

異文化イジリは面白い、ただ全てがステレオタイプ過ぎる。
日本人、特に女性が外国人男性が思う通りの日本人って感じで外国人の日本人への悪い印象を助長してる。外国人は外国人で嫌味に描かれてるから観てる日本人
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イケてる私とサエない僕(2011年製作の映画)

2.8

高嶺の花の女性と陰キャラ男子の恋愛のはずが、陰キャラがイケメンの時点で設定もクソもない。
どうしてもイケメンにしたいならせめてキモい挙動とか変な趣味とか人気がない理由が絶対必要。それがないからただの美
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レモネード・マウス(2011年製作の映画)

3.2

「アメリカの高校は皆仲良し歌って踊って青春ね!」という夢見る日本人留学生を多く生みだしたであろうハイスクールミュージカルとは違い、この作品は良い意味でそんなにキラキラしていません。もちろんくさい青春を>>続きを読む

キャンプ・ロック(2008年製作の映画)

2.9

劇中歌が良い。何度も聴きたくなる。ただ、ジョージョナスが気持ちが悪い。ああいう眉毛が太くて堀が深い人は前髪つくらないべきだしキザなイケメンキャラやらせるべきじゃないし、とりあえずジョージョナスの使い方>>続きを読む

プリンセス・プロテクション・プログラム(2009年製作の映画)

2.7

デミにお嬢様キャラがつくづく似合ってない。キャンプロックのキャラの方がハマっている。キャスティングミス。

ピート・ザ・チキン 僕は超人気セレブ!(2009年製作の映画)

3.5

ディズニーチャンネルの掘り出し物作品。わかりやすい物語の中にしっかりと伝えたいことがあり、基本に忠実な模範的映画。
おそらくこの映画を観た9割の人の感想は「普通にいい映画」だろう。普通にいい映画なんで
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ウィッチマウンテン/地図から消された山(2009年製作の映画)

3.1

ベタだけどいい!とはならない作品。ただベタに忠実。何も特筆することはありません。

トロン:レガシー(2010年製作の映画)

3.4

暗闇の中で光る青の電飾。世界観が大好き、ダフトパンクの音楽もシンクロしてとにかくカッコいい!テンション上がる!ただ、そういうPVでもいいかなと感じるのはやはり物語に面白みがないからだと思う。

マジシャン・プレスト(2008年製作の映画)

3.8

Aの帽子はBの帽子に繋がっている。という設定をこれでもかと活かしたボケのオンパレード。この設定でこれ以上密度の濃い五分は思いつかない。この五分の為にどれだけ脚本を練ったのか考えるとゾッとするくらい出来>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.6

大傑作ホラー!!
展開が早いのには理由がある。その理由が予想を上回ってきたので言葉を失うほどの恐怖を覚えた。オバケもモンスターも出てこないのに鑑賞後にひとりでトイレに行けなくなる。こういう映画をずっと
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REDLINE(2010年製作の映画)

3.7

COOL!!
JAPANIMATION!!YEAH!!!
って感じ。
これが日本の個性って超カッコよくね?ってなる。

ルーム(2015年製作の映画)

4.2

この子には目に入るもの全てが新しいんだと思って観ると自分までただの木や空の画に感動し始めた。部屋の外に出てからも十分に楽しめる飽きさせない展開があって高評価。本当にあっという間に時間が過ぎた。

カーゴ(2013年製作の映画)

3.8

あえて長編でやり尽くされた設定のワンシーンを切り取ることで観客を一瞬で映画の世界に引き込み実際の尺以上の満足感を与えていると思う。