骨折り損さんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

骨折り損

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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.4

主人公がかわいそう。
ハゲデブ童貞おじさんがちょっと変わろうとする話だが、ヒロインの女性がヒステリックで理解に苦しむ。正直、主役の童貞を応援したいのにヒロインの思考が突飛過ぎて主人公にネガティブな意味
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.7

この映画に絶対的な善悪は存在しない。
それはもちろん、今自分たちが生きているまさにこの世界と同じだと改めて気付かせてくれた。誰しもそれぞれが持つ正義を振りかざして自己中心的に生きることしかできない。

帝一の國(2017年製作の映画)

4.1

純粋にめちゃくちゃ面白かった。
笑って泣けるって煽る映画はだいたい嘘だけどこれは本当。まあそもそもこの映画は笑って泣けるって言ってないけど笑
物語のしょうもないこととまともなところの配分が絶妙によく出
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リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

3.7

映画はロマン。
子どもの頃に映画を観て感じたカッコいいとかすげえとか綺麗とかグロいとかエロいとか全部、宝物だと思えた。大人になる前って親とか学校とかどうしても逃げられないものばかりで辛い時もあるけど映
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(2017年製作の映画)

4.2

鳥肌がたった。
驚くほど人の顔に近づくカメラ、
嫌味なほど生きている台詞、
そして感情に自然と寄り添う音楽...。
この映画は「何」とかではない、流れに身を任せて映像を受け入れればこみ上げてくるものが
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.5

台詞をテロップで出す理由が知りたい。
個人的にサバイバルにはもっとエロを欲してしまう。そこが物足りない。そこも含めて人間の醜い欲をより直接的に見たかった。

小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.7

エマストーンよりも女優な女優なんてこの世に存在するのか。
と本気で思うくらいに魅力溢れる話し方、仕草、表情を映画で見せてくれる。
この人たまにディズニーアニメでしか見ないような顔の動きするよね?あれ、
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.1

衝撃のオープニング...!!
オシャレなんだけど洒落た笑いというよりは素直に笑えるところがウディアレンのいいところ。

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

ここはディズニーランドですか?

アニメーションなら今までのディズニー作品でよく見るような映像も実写であることで奇妙な気分になり、まさにディズニーランドのライドアトラクションに乗っている気分になった。
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TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.7

正直けっこう好きよこれ
うっさい批判なんてふりほどけ
光るネオンに女、心踊れ
的な感じで全体的に変態的で展開早くて天才的なエンターテイナー園子温
面白くないギャグ、ものによる
音に乗る染谷、ここに要る
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40歳の童貞男(2005年製作の映画)

3.6

もっと切実なものかと思ったがそうでもなかった。40歳童貞男なんてさぞヤバいやつとして描くんだろうなと予想していたが意外とコミュ力の高いまともな大人だった。モテないからセックスをしてきてないのではない、>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.7

主役の女の子かわいい...ダメだ...。
キックアスだったりブルックリンだったり人の見た目の印象が自然に変わっていく映画は観客が主観的になっていく過程をしっかり再現できているから好きだ。この映画の女の
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.6

次は何を見せてくれるんだ!ワクワクが止まらねえわい!ってな感じで予想できないカメラワーク、カット、台詞などが常に観てる人を楽しませてくれる。純粋に観ていて楽しい作品。ただ格好つけてない少女たちをリアル>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.6

すげえ笑いましたわ。
台詞だけ見れば真面目にも聞ける会話を演出と役者の力量でウケ狙いのところを全てきっちり笑いに変えていた。観客が一体となって笑う独特の明るい空気を作り出していて、映画館で見てよかった
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.2

久しぶりに思った、もっと観たいと。
この映画が日本でウケないのは必然だと思う。路上で麻薬を売買する男の横を小学生が駆けていく登校風景なんて日本人にはファンタジーでしかない。しかし、貧困や犯罪がいくら共
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

結論だけ言うと、泣いた。
ラストのラストで泣いたんだが泣いた映像が映画としてそれでいいのか?という気分になったのでこの作品を手放しでは褒められない。感動の実話とよく煽ることがあるがこの映画は実話である
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.7

とにかくデカイやつがとにかくデカイ声出してるとそれだけで評価甘くなるんだよなぁ。
怪獣映画を好んで観に行く人が何を観にきているのか素晴らしくよくわかっている感じがする映画。有名俳優と女優起用してうわー
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.9

新宿シネマートにはコクソンだけ2回目以降割引というのがあるが、鑑賞後にその意味がわかった。確かに最後まで観た後の記憶のまま二回目観てみると全く違う見方ができそうな面白い映画である。ドヤ顔でエンディング>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.6

面白いよ、楽しいよ、でも音楽への愛はないよ。
作りとしては王道娯楽作の教科書を寸分違わずなぞったような非常に観やすい作品。褒めています、誰でも楽しめるという点で評価は高い。その分、予想を超えるものは何
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

ポップコーンがお似合いな映画。
ねぇ何観るー?うーんこれはちょっと重そうだしーこれは長いしーあっこれちょうどいいんじゃね?!
その名はZOMBIE LAND。
B級感漂う名前とパッケージだが役者は豪華
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

歌って踊ってハッピーではない。
多分俺だけじゃないと思う、この映画の予告を見て頭お花畑ワンダフル映画を期待していたのは。かなり思っていたものとはかけ離れていた。映画館の外でああー楽しかったねとポスター
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.4

暴力表現がうまい。
あとおっぱいもうまい。
観客を画面に釘付けにする為にエログロを非常に効果的に使っている。これ以上使ったら大衆受けはしないギリギリを攻めている感じがまさにエログロマジシャンって感じ。
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

2.9

いや普通につまんなくてびっくりした。
子どもいっぱい出てくるしボーイスカウトとか冒険しそうだし絶対ワクワクできると思って期待してた分、ウェスアンダーソンのあのカチカチした演出が絶妙にハマらなくて残念だ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.4

深くのしかかるその重みに耐えられずに席を立つ。
弱者と強者がはっきりと存在する映画で弱者の反乱なしで話がまとまっているのは新鮮だった。派手な展開で一時的に観客の緊張感を煽るのではなく淡々と進む話でも徐
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皆さま、ごきげんよう(2015年製作の映画)

2.7

新しい映画の楽しみ方、と言えば聞こえはいいがかなりよくわからないぞこれは!
この映画を観ると普段観ている映画がいかに物語至上主義なのかがよくわかる。この映画に物語を求めていると徐々にイライラしてくるだ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.8

何を真顔でやっとんねん。
シリアスなんかコメディなんかようわからんけどまあ結局のところどっちでもええやん、だって人生ってそういうもんやん。素敵やん。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.6

かっっっっっったそうな肉!
あいつが見てるかどうかなんて関係ねえ!
勝たないといけない理由もねえ!!
でももうクソみてえな気持ちで終わるのが嫌なんだよ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!
マジっすか!?
本気だ
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モテキ(2011年製作の映画)

3.9

キス好きやなぁ。
童貞なのにキスの数だけならヤリチン。
バクマン然り、大根仁の映画は演出が面白い。ふざけ方が上手い。コメディの雰囲気を作るにしろ、シリアスな雰囲気を作るにしろ急に「見慣れないこと」をす
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キック・アス(2010年製作の映画)

4.3

これぞ娯楽じゃバカヤロー作品。
面白カッコいいとはまさにこのこと!
カットの切り替えと音楽の使い方がいちいち気持ちがいい。こだわりをふんだんに織り交ぜながらも観る人にストレスを感じさせないように常に気
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.8

すごいよね、マジキモい。
鑑賞後、気分が悪過ぎてもう半分キレてたわ。人をいい気分にさせるのも悪い気分にさせるのもそれだけその映画の影響力がすごいということだけどこの映画は気持ち悪いに加えて面白くない。
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.7

物書きってかっこいいな。
自分のヒーローは物書きだって再認識した。家族に迷惑かけて、それでも頑固に生き続けて、社会を揺るがすような事態を引き起こすその男の名前を誰も知らない。彼は今日もひとりタイプライ
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