ディーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ディー

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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

4.0

すごくジャームッシュらしくて、それまでの過程とかすっ飛ばして、ポンって時間を切り取った感じ。
ビルマーレイのキャラがツボ。

中身の無い映画だったけど、ダラダラしながら延々と見続けられそうだった。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

ムーラン・ルージュっぽかったなぁ

夢のゴリ押しみたいな感じで、雑っちゃ雑だけどすごく好き。

お嬢さん乾杯!(1949年製作の映画)

4.0

少し現代的な価値観とはズレていて、やきもきしたような。

昔の映画を見ると、当時の風習、文化、人々の気質のようなものが垣間見えて面白い。
しかし、この映画の主人公が抱く「心から愛されたい」という想いは
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.7

最後の最後にそんな贈り物されたら泣くしか無い。

時間と共に感じる哀愁、画的な面白さ、人の心をしっかりと描く。
自分が好きな映画の要素がギュッと詰まってた。

小豆島行きたくなった。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.5

途中位から涙が止まらなかった。

人を想う気持ち程に強い気持ちはこの世に存在しないのではないだろうか。
親子の愛は無くてはならないものだし、必ず存在するものだなと思わされた。

新参者シリーズを一ミリ
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.5

期待しすぎたかもしれない。

個人の考えとして、結末でそれはやっちゃいかんなと思ったのは私だけだろうか。
仕方ないし、気持ちも分かるのだけれど。

とても幸せだけど、とても悲しい映画でもあったなぁとし
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トイレット(2010年製作の映画)

4.0

タイトル「gyoza」でも良かったと思う。
ビールと餃子最高だよね。

最初の30分くらい死ぬ程退屈で、見るのやめようとしたんだけど、全てが調和しだした辺りから映画の雰囲気に飲み込まれた。
ピアノは反
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

すんげぇ良い映画だった。。。

色も音楽も構成も含めて映画の雰囲気も好きだし、ストーリーも良い。
あとジム・キャリーって天才。
面白い演技と真面目な演技の振り幅が半端じゃない。

一時の感情でその人を
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

苦しいけど、時間は過ぎていくんだなって思った。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.5

小説読んでからだったからそれぞれの人物の細かい描写の深い所までよく分かって非常に面白かった。

是枝監督らしく、明確な結末が出ない。
真実を突き止めようとしなかった、家族と向き合わなかった重盛が真実と
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

4.5

邦画のコメディ映画を食わず嫌いしてたけど死ぬほど笑ったし、面白かった。

ロック好きだしギターやってるから分かる小ネタで死ぬほど笑った。
右腕がジミヘンの左手、左腕がカートコバーンの右手とか、絶対無理
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

あれ、フォースって何だっけ?

なんか詰め込みすぎた感あるけど、やっぱりスターウォーズだった。
個人的に最初のスターウォーズのテーマの出だしがピーク。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.0

なんとなく見たのにそれなりに面白かった。
細かいこと気にしてたら負け。

ビルマーレイ出てくるだけで最高。

小さな事を楽しめ、って大事。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.5

完全に置いていかれた。
死ぬほどぶっとんでた。
なのに最後にウルってきてる自分がいた。

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

5.0

強烈な色彩と世界観の映像的な面白さもさることながら、根底的なメッセージ、生きるという事を深く観るものに刻み付ける。

ホドロフスキー本人が過去に向けて、メッセージを贈る。
大丈夫だ、自分を生きるんだと
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

4.0

光の使い方とか、ドキュメンタリー調の映像とか、とても良かった。

まだ死ねないな、人生って辛いけど美しいな、なんてぼんやり観ながら思った。

日の名残り(1993年製作の映画)

4.7

高校生の頃に見て本当にワケわからなくて、退屈な映画だなって思って寝た記憶があるけれど、いやはや本当に良い映画だった。

そもそも当時は映画のプロットとして、アンソニーホプキンス演じるスティーブンスの淡
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.5

この事件で起きたこと、母親の気持ち、幼い子供達の気持ち、長男の気持ち、それは誰も知らない内に過ぎ去った事。
可哀想と言ってしまえば簡単な事であるし、自分達に出来ることは何だろうと考えても答えは出てこな
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

こういう家族の絆とか、人の愛だなんて単純なのに弱い。

それぞれの幸せを追及するのってとても難しい事で、誰かがどこかで妥協しなければならないのだけれど、この映画もそれに当てはまる気がした。
それぞれの
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浮草(1959年製作の映画)

4.0

鮮烈に映る意図的な赤の使い方が本当に上手いなと感じた。
白黒かなと感じる程の色彩の中に赤を使うことでこんなにも画が映えるのだなと思った。
音楽もセリフも構図も小津安次郎らしく描かれていた。

物語はな
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

人を助ける、という難しい様で行動さえしてしまえば簡単な事を、この映画では描いている。
助ける形の大小は関係無くて、たった一言でも、行動でも、人の幸せの為を思って見て見ぬふりをするのでも、その博愛が人の
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.1

ジャームッシュのシュールで癖になる笑いが好き。
あと音楽、色使い。
なんとなく見てたから何が言いたいのかよく分からなかったけど、そのくらいでも楽しめる映画だった。

奇跡(2011年製作の映画)

4.7

是枝監督の映画を観てると、自分の家族の形を映画に重ねてしまい、辛い。
その辛さを乗り越えても、乗り越えられなくても、大丈夫。それでも生きていけるなんて、強く背中を押される気がする。だから是枝監督の映画
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

5.0

物語以前の問題として、映画の造りが本当に素晴らしい。
ゴッホという人物を知る人、知らない人にも解りやすく、自殺に至るまでの人生と人柄を描く。
第三者視点で物語を進め、謎を探る内に物語にのめり込む。
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.7

サスペンスというか、サイコホラーのように見せかけて、人間の心理描写を鋭く描いている。
恋人を失った悲しみ、暗く閉ざされたされた田舎に残された兄の悲しみ。
ダンスシーンや怒りを爆発させるシーン等々、バカ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

ベイビーがいい奴すぎて見てて辛かった。

音楽聞いて、リズムに合わせて街で踊りたくなるときってあるよね。

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.0

朝鮮学校の友達がいるんだけど、彼らは普通に日本人と同じように生活し、仲良くやっている。
過去の人間が犯した過ちを知り、忘れないことは大切な事であるのは分かっているのだけれど、それが原因でお互いを恨んだ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.5

犬を飼っている人からすると、あぁ分かる分かるの連続。
犬ってホントに人間が考えてることが分かったり、悲しんでたりするのが分かるみたい。
言葉は理解できないけど、どこかで深く通じあってる家族が犬なのであ
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