ぬーこさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ぬーこ

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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿 映画初監督作品

初めて見た時は城の屋根のへりや時計台での戦い、銭形警部のセリフが印象に残っているが、今見るとまた違う味わい。

何も考えず、ワクワクできる作品。話のテンポが良く、ルパンのアク
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0


我々世代が、避けては通れないアニメ、エヴァ。アニメ原作&映画、新劇と続き、我々の青春のようにずっと完結しない笑

新劇の1弾目の序は、ほぼ原作アニメに忠実でネルフに召還され、エヴァに乗ることになった
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5


理由なく良い。泣いた。

すずちゃんをはじめとする呉や広島の人々の泣き笑いの表情がずっと胸に焼きつく
 

男友達に海の絵を描いてあげるシーン
白波がウサギが跳ねよるようじゃ    

急に嫁に決ま
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さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇場版第2弾

前作でプロメシゥームを倒し、機械化母星を殲滅させて地球に帰還した鉄郎だったが、、冒頭から凄惨な戦闘シーン。地球は機械化人に支配されていた
メーテルからの手紙を受け取った鉄郎は仲間の犠牲
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プロメア(2019年製作の映画)

1.0

監督 今石洋之
脚本 中島かずき→何なん?

火事と喧嘩は江戸の華って言葉を思い出す

ワクワク感がこんなに湧かないのも珍しい。自分には魅力的なキャラがいないし、主人公に全く感情移入不可。モブキャラも
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海月姫(2014年製作の映画)

3.5

原作は東京タラレバ娘の東村アキコ

クラゲオタクの月海(のん)
イラストレーターを目指し、鹿児島から上京した
天水館で鉄道、三国志、和物などのオタク女子と共同暮らし
天水地区が再開発されることとなり、
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.2

一作目のサンダーロードでは聞けなかったブルース・スプリングティーンがたくさん聴ける。新文芸坐のチョイスさすが!

オープニング観たところからコレは絶対自分の好きな領域の映画だと感じる。
疾走感のある歌
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サンダーロード(2018年製作の映画)

3.3

監督、脚本、出演 ジム・カミングス

冒頭、母の葬儀での挙動不審なスピーチと躍り。元々この部分の短編映画だったのを長編化したらしい。それにしてもそのクライマックスを冒頭で終わらせてしまうなんて。相当意
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

鉄郎は永遠に生きられる機械の身体を求める。それは母を殺した機械伯爵への復讐のため。
鉄郎は一目あった時から、メーテルに母の面影を見る。

ワクワク感と切なさと両方ある。良いよね。

長い話を映画に収め
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


原作のラスト数頁は大興奮した記憶

面白かった。
有名だし、ラスト数行のために書かれたような小説だったからどうするのかと思っていたら、良い感じに改変されていた。

ネタ晒しの時間がそこまで説明しなく
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

茶の湯のお話

先生 樹木希林
生徒 黒木華、多部未華子

出版社志望で内気、真面目な黒木華
竹で割ったようなサバサバした性格の多部未華子

静かに、静かに心に染み入る映画。
茶室の中で季節や節句を感
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

1.8

ビートルズがこの世にいなかったとしたら、、というお話

世界中が一斉に停電した12秒間。冴えない歌手志望の主人公はバスに轢かれる。
彼が病院で目を覚ますとそこはビートルズのことを誰も知らない世界だった
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

監督 スコセッシ
主演 ロバート・デニーロ

タクシードライバーの主人公
恋した女性は大統領候補の選挙事務所

○感想
怖かった。名作なのかもしれないけど俺は苦手。タランティーノの殺しとレベル違うんだ
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

監督 吉田大八
主演 菅野美穂
原作 西原理恵子、漫画
舞台 高知県

会社の後輩から一番面白い邦画と言われて視聴。
なおこ(菅野美穂)
ともちゃん(池脇千鶴)
みっちゃん(小池栄子)
男運の悪い女3
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クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

4.1

個人的に超おすすめのクレしん映画
クレしんはヘンダーランドから、暗黒タマタマ、ブタのヒヅメ、温泉ワクワク、嵐を呼ぶジャングルと名作が続く。これら全てが笑い寄りなのに何か訴えかけるものがある。
当然、そ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

1.7

アイスランド・デンマーク映画

巨漢でオタクの主人公フーシ、同僚に揶揄われ、近所の女の子に絡まれて、ドライブに行ったら誘拐犯扱い
43歳童貞は親に勧められ、ダンスサークルに入会するが

ストーリー全般
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

監督・脚本 デミアン・チャゼル
主演 ライアン・ゴズリング
   エマ・ストーン

劇場で観た以来、2回目
人によって賛否分かれる印象だが、ミュージカル映画だけど結末の物悲しさ、切なさが好きだった印象
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

○感想
思ってたより面白かった。もし当時の子供として劇場に見に行ってたらきっと思い出に残る映画になってただろう。
双六を振るたびに予想外の動物や現象に巻き込まれる。パターンの繰り返しではあるが、警官や
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.8

タランティーノ視聴5作目

パターン分かってきた。最初の車運転シーンとかパルプフィクション
そして無駄話ばかりしてるところも似てる

陽気でセンスある音楽と少し退屈な序盤
そして唐突なバイオレンスで引
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原題 Stuck in love
主演 リリー・コリンズ
監督・脚本 ジョシュ・ブーン

○あらすじ
作家の父を持つサマンサは、作家デビューすることを家族に報告する
一方、父は別れた妻を忘れることがで
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.7

原作 
メアリー・トーノン「床下の小人たち」

劇場に友達と観に行ったことが懐かしい。その時はジブリ史上初の純粋悪(思想とか背景がないタイプ)ハルさんの話で持ちきりだったっけ。
ハルさんと翔が投げかけ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.1

フィンチャー鑑賞3作目

実際にあったシリアルキラーによる事件、ゾディアック事件を追う風刺漫画家の話

セブンと同様に全体的に暗いトーン
そして犯人に近づいてるんだか、遠ざかっているんだか、分からない
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.2

後輩の子に勧められた映画。
彼女は男性の無神経さと永遠なんてものは無いんだと思ったと言っていたっけ?
正に男としては身につまされる話なんだけど、実際に観たらそんな感想を抱くのも致し方ないと思った。
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


オープニング
極寒の地、雪に覆われた大地の中でひっそり佇む磔にされたイエスの像。重々しい音楽

元南北戦争の少佐、賞金稼ぎ、指名手配の女、保安官、処刑執行人、その他得体の知れない人間たちが吹雪のため
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

1.3

原作の雰囲気がとても好きだった作品
原作は万城目学
舞台や主人公の雰囲気が似てるから森見登美彦と一瞬見間違うよね

この作品はアニメでやるべきだった気がするのは私だけ?
ホルモーの戦いがなんかしょぼく
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

大ヒット作をモーニングショーで鑑賞
朝から沢山人入ってた

原作を読んでいたので、ストーリーは知っていたけれど、やっぱり良かった!
セリフも戦闘シーンもかなり原作に忠実だった。これなら文句はでなさそう
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.2

アニエス・ヴァルダ監督作品、初鑑賞
表題の「ダゲール街の人々」とフィルマークスになかった「幸福(しあわせ)」を鑑賞。

○ダゲール街の人々
フランス、モンマントル周辺のダゲール街の小売店の人々に密着し
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.1

最初はアメリカ版GTOかのよう。鬼塚よりもっとロックな教師だったが。

80年台の映画かと勝手に思ってたら意外にも今世紀に入ってからなのね
ノリや展開が良い意味で古いというか、楽しくハッピーで満足度高
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

クリストファー・ノーランのSF

○感想
長いけど、想像力掻き立てられるし、予測不能な宇宙の旅をしている気分になれる。月並みに言えば2001年宇宙の旅の現代版。
ドッキングシーンに力入れてるところも似
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

バットマンシリーズを何本か観てようやくたどり着いた本作
映画ごとにジョーカーの出自が違うけどそれもまた良いよね

監督・脚本 トッド・フィリップス
(ハングオーバーの人)

テレビショーをはじめ、キン
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あのチェーンソーを持った殺人鬼の話だよ、ジェイソンじゃないよ

舞台は墓荒らしが頻発するテキサス
若い男女5人が田舎道に車を走らせていた
若さを謳歌するようなドライブや古い民家の探索を楽しんでいたが。
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清須会議(2013年製作の映画)

1.5

三谷幸喜の時代劇。
信長が本能寺の変で死んだ後、その後継を決めるための会議。

思ってたより笑いの箇所が少なく、ハズレ感あった。

主人公は秀吉(大泉洋)のようでいて、柴田勝家(役所広司)なのではなか
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.1

前から気になっていた映画
金欠弱小球団(アスレチックス)の再建を描いた実話。

スポーツ映画であるが、総じて暗いトーンの演出。ビリーGMの暗い暗い心理が影響しているのか。20連勝を決めた時もそこまで感
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

スコセッシ 鑑賞3作目
(キングオブコメディ、シャッターアイランド)
ヘンリー・ヒルというNYで活躍した実在のマフィアのノンフィクション映画
原題はグッドフェラーズ

グッドフェラーズ(フェローズ)は
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千年女優(2001年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今敏監督2作目

雑誌ルータスの編集長?とカメラマンが隠遁生活を送る葉山?の別荘に訪れ、彼女の生涯をかけた恋と彼女の人生を辿る。

過去に遡って、彼女の恋の行方と同時代に出演した作品が重ね合わされて進
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

今敏監督の処女作

結論から言うとめちゃ良い!
今監督の何でもやってやろう感。渾身の一作目って匂いがする。

サイコ・サスペンスって言うのかな?過激なシーンもがんがん出てくる。そして、使う凶器が怖い怖
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