chuchuyamaさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.3

惜しいなぁ。原作が難しい割には編集がうまくできていて混乱なく観れるんだけど盛り上がりのポイントが散漫でグッとこない。それぞれの時代で役者がいろんな役をこなすアイディアもいい>>続きを読む

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.8

特に大きな事件はなく、心の移り変わりや関係の深まりを丁寧に描く、これもまた映画。若い時に観たのとはまた違った深みを感じました。

ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)

3.6

こつこつ観てる70〜80年代のアート・シアター・ギルド作品。あの頃の青春はいいなぁ人間臭くて。当時の空気感もたっぷりの青春映画の名作。

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.5

青春群像劇数多くあれどこれはなかなか良い映画でした。実はすべてがここから始まるっていうエンディングでキュッと締まった感じ。

駅馬車(1939年製作の映画)

3.7

誕生日の夜に一人観る西部劇の名作。残りの人生で時を経ても色褪せないものをひとつでもいいから作りたい。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

このキャッチーだけど深みのある脚本を考え、非現実感と現実感の狭間で見事に演出したスパイク・ジョーンズはさすが。近未来における愛の秀逸な考察例。

ふたりにクギづけ(2003年製作の映画)

3.5

結合性双生児を障がい者としてではなく究極のコンビとして明るく描いてるのが良い。ファレリー兄弟ならではのハートウォーミングコメディ。

メメント(2000年製作の映画)

3.5

いまだ「インターステーラー」の余韻覚めらやらずで観直しました。インディーズの枠は出てないけど、やはりこの頃からノーランのアイディアとセンスは抜群。今回初めてDVD収録の時間軸通りに編集し>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.2

様々な伏線や美術品も含め味わう映画として一級品だけど、どんでん返しモノにはもっと切れ味を求めちゃうんだよねー。欲張りかね。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.2

良作の続編。基本的な手法は変わらないので、やっぱ恋に落ちる距離感を絶妙な会話と表情で描いた前作には及ばないかな。終わり方は好きだったけど。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.8

何度観ても面白いなぁ。ぼそぼそ言うセリフとか絶妙の間とかまったく音楽がないとか(レコードをかけるシーンですら音楽が鳴らない)当時からしたら森田芳光監督めちゃくちゃパンクな演出。

白いリボン(2009年製作の映画)

3.5

第一次世界大戦前のドイツの小さな村での話なんだけど、ロケーション、美術、小道具、衣装、キャスティングが完璧でまるで当時の映像を観ている様。で、人間の醜さ丸出しの救われない話。それで>>続きを読む

酔拳2(1994年製作の映画)

3.4

お正月のダラダラにはジャッキー・チェンが良く合う。初笑いもできるしね。にしても問題がまったく解決してないのに勝負に勝った時点でスパーンと終わるエンディングの潔さよ。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.7

正月は能天気にSFアクションも。この頃のシュワちゃん最高!これは火星の街のセットとか手作り感あってちょっとポンコツなんだけどそこがまたいいんだよね。ストーリーは抜群だし。リメイク版も面白い>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

やっぱ最高に面白い!この映画がなかったら「セブン」や「ザ・セル」もなかったかも。サイコサスペンスの原点として5年に1回は観直しマストだな。ジョナサン・デミの最高傑作。

奇跡の人(1962年製作の映画)

3.8

2014年のラストは言わずもがなの名作で今年の汚れすべて涙で流し出しました。2015年もサリバン先生のように強い気持ちで頑張ろう!

ブコウスキー:オールドパンク(2002年製作の映画)

3.3

酔いどれ詩人チャールズ・ブコウスキー、女を抱きまくったのは有名になってからとか、晩年はほとんど酒飲まなかったとか意外な話も。。

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.0

うーん、不完全燃焼。。。途中誰が出し抜くのかわからなくなるあたりから最後は物語の中だけじゃなく観てる方も騙してくれるものと期待したのに。まあ、実話に基づいてるからしょうがないか。

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.0

当時、撮影方法や演出が画期的だったことや、題材にした実在のメディア王が上映禁止の圧力をかけたとか、内容より映画史における重要資料という感じ。

ホドロフスキーの虹泥棒(1990年製作の映画)

3.3

いつのどこの話よ⁉︎w ストーリーこそかつての傑作よりわかりやすいものの、そこはやはりホドロフスキーのワン・アンド・オンリーな世界観。

ワサップ!(2005年製作の映画)

3.6

子供達の世界にグイグイ引き込まれる。やっぱラリー・クラークは何観ても凄いな。

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

死の宣言から生まれる強さと優しさ。俺はその時どうなるんだろと考えてみたり。テーマが重い割りには明るくて良い映画でした。黒澤明監督の「生きる」も観直してみよう。

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.4

気になってたけどなんだかんだで観てなかった。なるほど、ずっと愛される映画なのも納得。恵まれない状況の中でもどこかほのぼのとあったかく元気もらえます。

ハートブルー(1991年製作の映画)

3.6

エクストリームスポーツと犯罪を刺激のスパイスでからめ、サスペンスと恋愛を少々、仕上げに青春をひとふり。

(1960年製作の映画)

4.3

最後の最後まで途切れぬ緊張感。それぞれのキャラクター設定も抜群。60年以上前の映画とはと思えない面白さ。全ての脱獄もの映画に影響を与えたと思われる名作!

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.5

夢とプライドのためにヘトヘトになる生き様を心に沁みる音楽にのせて描く。コーエン兄弟の映画にはいつも"何か"がある。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

2.8

感動映画ランキング常連作だけど、昔観た時にあまり感動しなかったんで観直してみた。でもやっぱり今回もピン来ず。この映画で描かれる刑務所内の辛さにも、脱獄の達成感にも、友情の熱さにもまっ>>続きを読む

ラブホテル(1985年製作の映画)

3.3

相米慎二監督唯一の日活ロマンポルノ作品。昭和だなぁ〜。優しくて寂しい女、山口百恵の歌、焼酎はお湯割りで。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

期待を遥かに超えて感動。とにかく脚本が抜群。
「メメント」から始まり「インセプション」を経て到達した時空の魔術師クリストファー・ノーランの最高傑作!
ジェームス・キャメロン同様、ノーランも必ず前
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アラキメンタリ(2004年製作の映画)

3.8

フォトグラファー荒木経惟のドキュメンタリー。ビョーク、北野武、森山大道などコメント寄せてる顔ぶれも豪華。スケベでエネルギッシュで自然体で魅力的な人だな〜。

こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.0

主役のジーナ・ローレンスの演技はもちろん素晴らしいが、夫役のピーター・フォンダが名演技。40年前の映画だけど、ストレスフルな現代ではこんな話他人事じゃないな。。

ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.8

こないだ「悪魔を見た」を観たので今度は「悪魔になる」を。これも凄い、テーマが深い。暴力だけじゃなく人間の本当の残忍さを問う。韓国映画は本当に脚本が良い。

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.2

何度観てもオープニングショットからもってかれる。秀逸なアイディアと感性があれば良い映画が作れるという見本のような映画だな。居心地の良い気さくなレストランで素材を活かした美味しい料理を楽>>続きを読む

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

2.3

とりあえず1作目を。原作の漫画の怖さは暴力や追い込みの怖さじゃなくて、人間が堕ちていく怖さ、それに対して情け容赦ない怖さなんだよ。根本が違うことなってるし。

ディンゴ(1991年製作の映画)

3.0

マイルス・デイヴィスが死の直前に出演したフランスの映画(演技もしてる)。映画としては平凡な出来なんだけど、とにかくマイルスの存在感がハンパない。