微妙……長い。シャブロル×ユペールだったら『沈黙の女』が断然良い。しかし夫婦があの布をどうやって使ってるのか気になる。
再見。超久々に見て(今回が2回目)こんなに気持ち悪い映画だったか……?とびっくり。レザーフェイスが注目されがちだが、リアルにゾッとするのは二階にいる死にかけのジジイが女の指吸いながら歓喜のヨボヨボダン>>続きを読む
再見。周囲の差別的な反応の仕方が前触れなくコロッと変わるのが不気味で良い。
終盤、排水溝視点から女の苦悶の顔撮るのダリオ・アルジェントっぽい。草野球で一緒に走るの眩しすぎる。
再見。こんなに怖い映画だったのか!
暴力が生々しく写されているように思えて、いや実際に具体的なのだが、それでも抽象的な次元のものとして見せてる感じがして、暴力の中の根本的なもの(?)が写されてると思っ>>続きを読む
アスペクト比を無理やり合わせたときのような被写体の歪み方は何なのか!他の作品でもこういうことやってたよね?あれが好き。
108分版。大地そのものが「私はキューバ」と語り出す。ソ連のプロパガンダ映画の怒りと恍惚が一体となったような映像。「これくらいやらないと伝えられない」という、技巧性ではなくあくまで必然から出ていること>>続きを読む
ゴダール一周忌『劇場版 社会主義』
国家は自分だけを夢みる
個人は二人でいることを夢みる
スーツは1個しかないので三人がそれぞれ着たときの話がオムニバス的に分割されてるのがちょっとした退屈の原因になってる気がする。
今回の特集はフドイナザーロフをファンタジーとしてるけど『ルナ・パパ』なんて>>続きを読む
「おれはレスラーの家系だ」っていうセリフもう二度と他の映画で聞くことなさそう。タジキスタンの地形おもしろいな、アンソニー・マンが歓喜しそう。
超絶傑作でビビった!!色んなものが詰まってる。この濃密さで110分なのか。。そしてラストに感情がバグる!!
未婚の母が夫を探す展開はいま読んでるフォークナー『八月の光』と共通してて反応してしまったし、>>続きを読む
タイトルそのまんまの映画だが、窓のない檻の中で2時間ぶっ通しなので視覚的な偶然性に乏しく見ていてしんどくなる。日光が差したり風くらい吹いても良いのではないか。ラスト5分の狂ったテンションでやっと盛り上>>続きを読む
おもろ!最近干し草に性的な含みがあることを知った。この時代のソ連の白黒映画の顔への光の当て方は独特だと思う。
土星と木星の間にある空間を一万年間ワンオペで監視しづける労働に従事していた直立のイルカがスポンジボブとプランクトンがやって来たことによってワンオペを解除され我慢し続けていたトイレに行くことができたは良>>続きを読む
サルとニワトリの情痴殺人事件。リンチの喋り方がツインピークスの耳遠い刑事役のときと同じ。
サンタの扮装のペラペラ具合ってこの頃から進化してなかったのか。関係ないけど隣のおっさんの多動具合が気になりすぎて集中できなかったのと、なぜか風呂上がりなのかそいつが動くたびにシャンプーの香りがしたから>>続きを読む
ユスターシュが妻の実体験に基づいて作ったらしいけど、むしろその加害者であるナンパ男二人組の行動言動のリアリティが際立ってる。
あまりにも露骨な性的欲望のジリジリ。フランスの映画館ってあんな場所なのか?と思ったり、最後田舎道でナンパする場面もまだこんなに小さい女の子(小学校高学年くらいに見える)でもナチュラルにナンパ受け入れて>>続きを読む
ヴェーラのジジイのいびきがヤバかったけど、鳴り出したタイミングで映画の中の男たちが「なんだあの音は?」とか「おい起きろ!」みたいなセリフ言い出してインタラクティブになってたのも凄かった。これたしか戦争>>続きを読む
原子力研究所という極地のような場所で展開される科学技術についての男たちの議論と台所にいる女性が夫婦関係について内省的な思考を語るモノローグが同居してる変な映画!一年のうち九日だけを語る断片的な構成も相>>続きを読む
良い!指から血が出て婚約者に舐めてもらったことに味をしめて針で唇を刺してキスさせようとするアンナ・ステン!これ全然狂気とかじゃなくて万人が微笑む良いシーン。
冒頭に戦闘シーンを持ってきてるけど、この本来なら戦争映画として見せ場となるような場面にことごとく被さるようにしてクレジットを出してるのが面白いと思った。俳優の顔が見えなくなってもお構いなしに「文字」を>>続きを読む
レゾ・チヘイーゼ二本目。ちょっと見舞いに行っただけのおじいさんが気づいたら戦場でドイツ兵撲殺してる。グルジア語(?)のセリフ部分だけ吹き替えになる仕様は何なのか!
チェーホフっぽい!樹木の時間で人生を捉えるルカじいさんは『ワーニャ伯父さん』だった。ガキとの旅は『曠野』?
バス車内でおもちゃの車を助けた(?)ルカじいさんはそれがアメリカ人との心の交流のきっかけにな>>続きを読む
再見。おもろ仁和寺。
本題に入るまでが早いというか、ほぼ本題しか撮ってないと思った。物体Xが来るまでの人間関係が一切描かれない。来てからの話しか語られないからヒューマンドラマでは全くない。
音楽の鳴り方と止み方!情緒不安定すぎる。冒頭で泳いでたびしょびしょの犬かわいい。あとブロンドの方の男がデヴィッド・ボウイに似てる。
再見。7年くらいまえに見たときより格段に面白く見れた!レオの内面のなさゆえに生まれた軽さで219分乗り切れた。ラスト最高。
びっくりするくらい面白くないぞ!何やったんや……。
ヴィゴ・モーテンセンにあの椅子でアツアツおでん食べてほしいとか考えてたら「え、ここで?」というタイミングで映画が終わった。
ワンチャンを期待する少年とガチのワンちゃんが荒野を行く……。ちょっと単調ではあるが犬いるとやっぱ見れる!何気に俳優監督映画か。
おもろ!!死体隠蔽家族愛犬ミュージカル映画。三池崇史のこの時期にありがちの変態要素一切なし。素直に人生讃歌だった。
再見。ソ連のおそらくごく一般的な住宅街の地面がタルコフスキーのこれ以降の作品で頻繁に登場する貧しくて途方もなく続いていて何も考えられなくなるようなあの曠野の風景と響きあっている。真っ黒のコンクリートに>>続きを読む
再見。面白いんやけど、ドイツ時代のフリッツ・ラングの場面展開の仕方って変ちゃうかと思った。複雑というのとは違うんだが、中心のなさというか。主人公がいないというか。この感覚と関係あるか不明やけど、だいぶ>>続きを読む
8年ぶり再見。狂人しか出てこなくて糞尿・体液・吐瀉物が写り続ける映画なのに、狂ったガキが死体のケツから排泄物を採取して別の死体に食べさせようとしたら、大人が「おい それはないだろ」って注意してて、まっ>>続きを読む
延々と続く白樺林の風景が凄い!ロシアの大地のただ広いだけの出口なしの陰鬱とした風景。ここで軍人の男が軍人の女をナンパするが、あまりに暴力的なキスシーンなので見てほしい。
再見。これまで退屈だった映画がラストシーンで急激に輝きを放ち、訳も分からず感動してしまう映画、しかも大勢の人間がカメラに向かって手を振る場面で終わる映画、というのをこの作品の他にもう一つ見たことがあっ>>続きを読む
これを書いてるそばから『パパラッツィ』との違いが分からなくなってきた。こっちの方が尺が短くてちょうど良いと思う。併映の『アデュー・フィリピーヌ』は前に見て退屈だったのでむしろこのゴダールを扱った短篇2>>続きを読む