hirokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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アリーテ姫(2000年製作の映画)

3.8

お城に引き篭もっているとき、魔法使いに連れ去られ地下牢に閉じ込められたとき。そしてその後とアリーテ姫の顔(表情)が明らかに変わっていく。カエルがカエル人間に、少年が老人に。中世ヨーロッパが文明の失われ>>続きを読む

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.5

ちょっと思いついた面白げなアイデアがあまり発展しないままで終わった感じ。そもそもアン・ハサウェイがミスキャストじゃないのかね

パディントン 2(2017年製作の映画)

3.8

刑務所の場面がウェス・アンダーソンみたい(グランド・ブダペスト・ホテル)。凶暴な料理人ナックルズ(ブレンダン・グリーソン)がビル・マーレイに見えてくる不思議

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

元締めのケヴィン・スペイシーが(これで見納めか?)が毎回メンツを変えるからってジョン・バーンサルやフリーが使い捨てとは贅沢な。テキーラ場面の武器の売人のチビのオッサンどこかで?と思ったらポール・ウィリ>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.9

アレクサンダー広場からカール・マルクス通りへ入ったとこにあるキノ・インターナショナル・シネマでタルコフスキーのストーカーが上映されててそのスクリーン裏で鈴木清順かというアクションが。シャリーズの腰の入>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.8

妻と愛人と母という3つの女性像を3人の女優が演じているのだが彼女たちに共通するのは子供への想い。レベッカ・ファーガソンがやはりタフである。エミリーの具合悪い感じはダルデンヌ兄弟のサンドラの週末なみ。ヘ>>続きを読む

エリザのために(2016年製作の映画)

2.8

良かれと思って自分の信念を曲げた結果エリザも妻も愛人も悲しませることに。ルーマニアはトランシルヴァニアの山岳部の小さな町の話。娘をなんとしてでもケンブリッジへ留学させたいという父親の気持ちは分からない>>続きを読む

君はひとりじゃない(2015年製作の映画)

2.5

RepublikaというポーランドのNWバンドの曲bikini deathにノッて裸で踊るオバさん

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.2

ミス・スローンの真の動機を敢えて描かないことで神懸かってるわけでだから見えざる手という邦題は良いなと。ジェシカ・チャステインが圧倒的に素晴らしいが普段はいるだけで暑苦しいマーク・ストロングが受けの演技>>続きを読む

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.9

鈍臭いフレンチコメディと思ってナメてたらやられた。水着の女王エスター・ウィリアムズの動画を見て練習したりあの鬼コーチとかマチューの鬱の原因が分からないとかそもそも何でシンクロなのか?と全くリアリティが>>続きを読む

ホームズマン/ミッション・ワイルド(2014年製作の映画)

3.2

新生児を便所に捨てるとかトンデモない描写があるもののトミー・リー・ジョーンズの荒野の女たちとでも呼べようか。三人の女性の悲惨。それ以上にヒラリー・スワンクがねえ・・。ビックリした。それでブリッグスさん>>続きを読む

三人の女性への招待状(1966年製作の映画)

2.7

長いよ。ラスト10分でやっと話が見えてくる。三人の女性のうち二人は作劇上のアリバイ作りで実は居なくて良いというのがテンポを悪くしている。同じシチュエーションならニール・サイモンの名探偵登場の方が楽しめ>>続きを読む

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.5

芸道を極める男女の話かと思ったら男の方は違うんだね。時代設定そのままの60年代のヨーロッパ映画の雰囲気がある。そのせいかヨアンナ・クーリグがモニカ・ヴィッティに見えた。エンディングのゴールドベルク変奏>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

引率の先生二人がなんかしらんけど可笑しくて。一緒にヨーロッパ旅行に連れていってもらった気分になった

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.6

カメラを逆さまにして移動撮影するだけでSF映画みたいになってんの。途中まではエレファントみたいなのかなあと思ってたら実はメッセージと同じテーマではないか

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.9

だから誰にも理解できないカタカナ邦題つけるのやめなさいって(メタリカにthe house jack built って曲はあるけど)。ラース・フォン・トリアーのザ・ハウスでいいでしょ。しかし前半笑わせて>>続きを読む

アメージング・ハイウェイ60(2002年製作の映画)

2.7

合法化されたドラッグを住民に与えてその代わり奴隷として働かせるカート・ラッセルや末期ガンで嘘の人生に嫌気がさして余生を正直に生きようとする元広告マン(他人のウソに超厳しい)クリス・クーパー。ゲイリー・>>続きを読む

ハンガー(1983年製作の映画)

2.5

たった一日で急激に老化したジョン(ボウイ)に殺される少女アリスを演じたベス・イーラーズが可愛い。というか途中でいなくなるのがもったいない。ボウイもだけど。後年ノスフェラトゥになるウィレム・デフォーにい>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.8

エル・ファニングがついに宇宙人になってしまった。やっぱりロッキーホラーショーとかリキッドスカイなんか好きなんでしょうねジョン・キャメロン・ミッチェルさんは

夜に生きる(2015年製作の映画)

3.4

ベンアフが好きか嫌いかはおいといてルヘインの長大な3部作(しかもそんなに面白くもない)の真ん中部分の見事な映画化と言えるのでは。エル・ファニングが天使

ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

2.8

ビル・ブライソン(『アメリカ語ものがたり』や『ドーナツをくれる郵便局と消えゆくダイナー』といったユーモアに彩られたコラムで有名な、というか僕が好きな作家)を主人公にしたロードムービーですよということ以>>続きを読む

華麗なるヒコーキ野郎(1975年製作の映画)

3.8

ドイツの撃墜王ケスラーと戦ったことがあるというウォルドのホラ話がクライマックスで現実となるウィリアム・ゴールドマンの脚本が巧みだ。結局ウソかホントか分からない曖昧さでただウォルドが死んだことだけが明示>>続きを読む

追憶(1973年製作の映画)

2.7

レッドフォードはギャツビーのような屈折した人物よりやはり居眠りしてても女がうっとりするハンサムガイの方がしっくりくる。ケケケケイティみたいなコミュニストとカレッジの人気者ハベルが最初から上手くいくとは>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

レッドフォード版のコッポラ脚本より優れている場面がいくつか。ギャツビー邸に招かれたデイジーがワイシャツに顔をうずめて泣くとこやプラザホテルでのトムとの口論のとこ。気になったのはデイジーの娘が小説では最>>続きを読む

ガルヴェストン(2018年製作の映画)

2.8

ニック・ピゾラットの原作小説を読んで映画化を8年待っていたっていう期待が大きすぎたかな。良くも悪くもフラットな演出でそこはもうちょっと盛った方が効果的じゃないのかな?というところもチラホラ。特に子役と>>続きを読む

レプリカズ(2018年製作の映画)

2.4

どんな事情があるのか知らないけどウィリアムに下僕のように尽くすエドが不憫でならない。クローン培養器にバッテリーが足りないとエドに注意されるとこんな夜中にどこで売ってるんだ!って逆ギレするキアヌ。でもど>>続きを読む

浮草(1959年製作の映画)

4.2

中村鴈治郎が若尾文子や京マチ子を殴る蹴るで言うにことかいてワシの息子はおまえらとは人種が違うんじゃ人種が!と息子に父親であることを隠している自分を差し置いて怒り狂います。隠し子の川口浩が何も考えてなさ>>続きを読む

THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)

2.5

愛する家族のために頑張って仕事(殺し)をしたお父さんの話

ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

3.6

役者としてのジョエル・エドガートンはやはり凄い。ジェフ・ニコルズ常連のマイケル・シャノンは良い人役(タイプキャストなら保安官の方だが)

ある少年の告白(2018年製作の映画)

2.3

ラッセル・クロウいくらなんでも太り過ぎ。ジョエル・エドガートン監督前作では確かな演出力だと思ったのだがこれはなんか上手くいってない

もうひとりのシェイクスピア(2011年製作の映画)

2.5

エリザベスとオックスフォード伯エドワードが老若二役なのでちょっと混乱した。シェイクスピアの戯曲の台詞によく出てくる熊イジメが見物できる

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.3

何の役にもたたずほとんどセリフもなくそしてやっぱり銀行強盗でヘマをするボー・ホプキンス。アル・レッティエリに下半身を撃たれて車から放り出されてあっけない最期

スモール・タウン・イン・テキサス(1976年製作の映画)

2.2

オカルト映画をカーアクションで描いた悪魔の追跡(傑作)のジャック・スターレットがこんなゲッタウェイのパロディみたいなのを撮っていたとは。ラストショー風なオープニング(ティモシー・ボトムズだけに)と後半>>続きを読む

タバコ・ロード(1941年製作の映画)

2.6

貧農ジーター爺さんの息子デュードのホワイト・トラッシュぶりが凄まじい。義理の息子ラヴも画面には登場しない13歳の嫁!パールが家出したと泣きついてくるがよくよく聞いてみるとこの男(ワード・ボンド)DVな>>続きを読む