hirokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.1

偉大なるマルグリットのリメイクかと思ったらこっちの方が実話に基づいた映画化なのか。音痴なオペラ歌手がなぜか人気者になってカーネギーホールで歌うことに。アメリカ人のキャンプ趣味が全開。レベッカ・ファーガ>>続きを読む

幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

2.8

レイチェルの結婚ふたたび。というかデミの遺作になるのかこれ。痛すぎるロックお母ちゃんをメリルが上手いと言えなくもないけどちょっとやり過ぎ感も。ブルース・スプリングスティーンの My love will>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.1

クローン人間だった頃はただ運命を受け入れていたキャリー・マリガンだがクリーニング工場で差別とセクハラに耐えるもなんだかよく分からない容疑で監獄に入れられてあげくに息子を奪われ仕事もクビになれば爆弾くら>>続きを読む

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.3

ノーフォークにルースのポシブルを探しに行く場面でジュディ・ブリッジウォーターのカセットテープを見つけるエピソードが無かった。小説では最後にマダムとキャシーがあの曲の話をするんだけどね

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.4

人工知能が人間を超えるシンギュラリティいわゆる2045年問題。エヴァを好きになっちゃうケイレブはともかく危機を予想してたネイサンがずっと酔っ払ってるのはいかがなものか。オリヴァー・チーサムのget d>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.0

フェリーニの道のザンパーノがスーパーヒーローになった感じ。頭のちょっと弱いジェルソミーナみたいな女が出てくるし。炎上する車から少女を救出したエンツォが警官にあんた誰だ?と聞かれヒロシ・シバと名乗るとこ>>続きを読む

トリプル9 裏切りのコード(2015年製作の映画)

3.5

ノーマン・リーダスもったいね〜。極道の妻ケイト・ウィンスレット怖すぎ。ギャングの家に突入するとこで警官隊がムカデ人間みたいに縦に繋がってくのが良かった。ケイシーはいつも通り頼りないので999コールでウ>>続きを読む

重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス(1973年製作の映画)

2.9

ロイ・シャイダーのどこか優しい人柄が滲み出てるのかブリットやポパイのハードさには欠けるがマンハッタンからワシントン橋を渡りブロンクスまで続くカーチェイスは凄い。あのクラッシュで無傷なのはドラマ上ありえ>>続きを読む

テレフォン(1977年製作の映画)

2.7

雪の夕べに森のそばに立つというロバート・フロストの詩を電話で暗唱されると次々にテロを行うスリーパーたち。操るドナルド・プレザンス(このあたりだとすっかり禿げあがってる)を阻止しようとKGBの少佐ブロン>>続きを読む

さらば友よ(1968年製作の映画)

3.3

金庫室で半裸で取っ組み合いしてるドロンとブロンソン。クリスマスの夜なのに熱気がムンムンと伝わってくる。イザベルとワーテルローのカップルの最期は今見ても鮮烈なイメージを残す

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.5

フラ・アンジェリコの天使みたいなマリー・ラフォレが美しい。フィリップの遺産を受け取ったばかりのマージュがトムになびいてしまうのはアラン・ドロンの魅力ありきでマット・デイモンではこうはいかない

王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

2.1

トム・ハンクスがチームの部下たちに私を殺せるのは黄金の銃弾だけだっていうアラビアのロレンスの台詞を引用するとこでみんなポカーンてして分からないんだけど映画見終わった観客みんながそんな顔してそう

三十九夜(1935年製作の映画)

3.3

記憶屋といえばこのミスターメモリー。悪い教授も出てくる。主人公が撃たれたあと農家のDV親父にジャンプカットしてコートに入れた讃美歌集が無くなってるってとこ上手い

われらが背きし者(2015年製作の映画)

2.6

ステラン・スカルスガルドがロシアの熊のような豪胆さでしかも記憶術の達人。ユアンは詩を教える大学教授で義侠心はあるけど実践に活かせるスキルなし。例によって巻き込まれの騙されのという展開。ダミアン・ルイス>>続きを読む

彼が二度愛したS(2008年製作の映画)

2.5

前半と後半で違う映画になってるのがお得な感じはする。シャーロット・ランプリングに(いつまでも愛の嵐のイメージ!)何の躊躇もなくついて行くユアンだが本命のミシェル・ウィリアムズの為にソードフィッシュのヒ>>続きを読む

暗闇にベルが鳴る(1974年製作の映画)

1.9

殺人現場に生き残りの被害者を置き去りにして警察が容疑者(仮)を連れていなくなっちゃう。おーいちょっと待て〜!という俺の心の声も虚しくエンドロールが。バニーレイクでキア・デュリアを見ている当時の観客はこ>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

娘役のミリセント・シモンズ(なぜかカート・ラッセルに似てる)が可愛くないのがとても良かった!悪夢のようなバスルームからの花火に大興奮。シャマラン目指して超えちゃった感じです

フランコフォニア ルーヴルの記憶(2015年製作の映画)

2.8

ルーヴルの美術品はフランスの役人とナチの高官によって戦災から守られたけどエルミタージュのあるレニングラードでは包囲戦で市民100万人が死にましたが?

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

2.8

ゴッホが画家を目指した年齢ですでにその人生を終えていたエゴン・シーレ。人の倍のスピードで生きたとも言えるがエディットとヴァリと二人と平気で重婚しようとしてたなどちょっと正直すぎる男

炎の人ゴッホ(1956年製作の映画)

2.6

聖職者になろうとする前半が伝記だから仕方ないけどドラマ的には冗長。しかしカーク・ダグラスはあのテンパーな性格そのまま地じゃないかという感じ。耳を切った理由はさっぱり分からんけど

華麗なる激情(1964年製作の映画)

2.5

苦労しながらも絵を描いてただけのミケランジェロより闘う教皇ユリウス2世の方が興味深い人物に思えた。システィナ礼拝堂の天井画を完成させるまで二人がずっと喧嘩してるだけなんだけど戦傷で死にかけてるユリウス>>続きを読む

太陽の帝王(1963年製作の映画)

3.1

チチェン・イツァでもロケしているというから10世紀くらいのマヤの話だろうか。部族間闘争でメキシコへ逃れたバラム王子(ジョージ・チャキリス)とその一族がネイティブ・アメリカンと共存していけるかというドラ>>続きを読む

ハワイ(1965年製作の映画)

3.0

オアフ島に宣教に来て結果的に島民を絶滅寸前まで追いやってしまうM・V・シドー。後にポセイドン号に乗るジーン・ハックマンやオルカと死闘を繰り広げるリチャード・ハリスが似たような役で出てるのが面白い。ジェ>>続きを読む

偉大な生涯の物語(1965年製作の映画)

2.8

ロックスターになる前のジーザスをM・V・シドーが演じている。前半はどちらかというとバプテスマのヨハネの方が目立ってた。ラザロの復活まではイケイケで楽しいのだがゲッセマネで捕まってからは当然だが救いがな>>続きを読む

処女の泉(1960年製作の映画)

3.3

娘を犯して撲殺した兄弟はともかく多分虐待されてて言うなりになってた幼い末っ子まで容赦なく投げ殺す。罪の在り処は神だけが知っているというのはあらゆる言い訳になりうる

暗殺(2015年製作の映画)

3.0

京城(ソウル)の三越百貨店でイングロリアス・バスターズのような大虐殺。ラストは灰とダイヤモンド。上海のミラボでまた会おうには泣いた

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.3

パリといえば暴動というくらいのもんでゾーエがバスティーユへ!と叫んで機動隊に突っ込んでくとこ笑っちゃったけど同時にカタルシス

バッドガイズ!!(2016年製作の映画)

3.8

ソダーバーグっぽい(アウト・オブ・サイトのジェニロペの話をペーニャがするけど)。テッサ・トンプソンの部屋にアンドリュー・ワイエスのクリスティーナの世界が飾ってあったり彼女がジョン・ハーシーのアルジアー>>続きを読む

ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン(2003年製作の映画)

2.4

ローン・サバイバー以前に激しい崖落ちやってた。でもザ・ロックなんで無傷です。アマゾンで宝探しというのもジュマンジかと思った

ラン・スルー・ザ・ナイト(2016年製作の映画)

3.0

いやあアンナ・シポスカヤさんが綺麗すぎてなんかドラゴンタトゥーとかダビンチコードみたいとかそんな些細なことはどうでもいいじゃないですか。壺作るみたいに恋人同士でラブラブペインティングしたり抽象画にQR>>続きを読む

アウトサイダー(2016年製作の映画)

2.6

娘奪還のためにイスタンブールとモスクワで大暴れするドイツ人刑事ニック。96時間のパクリみたいだがトルコ人の相棒が愛嬌があってよかった。特捜部Qのアサドは実はこのイメージなんだよね。あと腹に爆弾を埋め込>>続きを読む

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

3.3

エレファントマンみたいな人(アダム・ピアソン)が出てきてからちょっと雰囲気が変わる。バイカーの男とか謎のままってか話が全く分からないんですが。地球に落ちて来た女?

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

2.8

宇宙戦争でギャーギャー喚いてたダコタちゃんが大人になっても変わらずパニックになって自分の頭をポカポカ。横断歩道を渡ってパラマウントスタジオへ行けるかどうかという。実際に書いたシナリオは430ページくら>>続きを読む

レイニング・ストーンズ(1993年製作の映画)

3.3

悲惨すぎて笑っちゃうような前半と怖い借金取りが出てくる後半の落差が。カトリックの信者で羊も殺せない(まあ普通は殺せないが)娘思いのお父さんもまたケン・ローチの映画の主人公であった

レディバード・レディバード(1994年製作の映画)

3.3

確かにマギーは性格に問題あるし理想的な家庭環境ではないかもしれないけど出産した子供9人のうち6人を奪っていく福祉局というのがちょっと理解を超えていた。彼女を見放さないジョージ(ホルヘ)の存在が救いには>>続きを読む