hirokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.1

再会した元婚約者にはっきりさせたいんだって言って自分がいない4年の間にヒューストン・オイラーズがテネシー・タイタンズになったんだねってこんな時にアメフトの話?ってのがツボすぎて号泣。大事な話をしなきゃ>>続きを読む

砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

4.1

ヒルディとケイブルがバタフライ・モーニングってデュエットするとこが好き。しかしこの話、水じゃなくて石油だったらゼア・ウィル・ビー・ブラッドにもなりますな。トンデモ牧師も出てくるし自動車の出現に驚いてる>>続きを読む

レッド・サン(1971年製作の映画)

3.3

ブロンソンがおにぎり食べたりミフネが刀で蚊を叩き斬ってノー・モスキートって2人でずっとコントやってるみたい。雪山で突然ミフネがフンドシ姿で水浴(温泉じゃないよ)してる間に着物を取り上げられ嫌がらせされ>>続きを読む

ウエスタン(1968年製作の映画)

3.5

西部劇という名のイタリアンオペラ。これはハーモニカではなく実はジルの復讐の物語ではないのか。フォンダのマカロニの悪党顔がゲスい。生還したブロンソンを見たカルディナーレの一瞬の微笑みに不覚にも涙がでた

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

4.3

野球部員のひとりで変人のネズビット(オースティン・アメリオ)どっかで見た顔だと思ったらTWDのD坊やドワイトじゃん!
大学の新学期前の週末に遊んでるだけの話なのになんでこんなにも多幸感溢れる感動的な映
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.1

シークエンスが変わるとメイソン(エラー・コルトレーン)が成長して顔が変わってるのに単純に驚く。パトリシア・アークェットの貫禄に泣く

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

アネット・ベニングがときどきデヴィッド・ボウイみたいに見えるんだよねぇ。グレタ・ガーウィグが髪を赤く染めた理由が地球に落ちて来た男を見たからとかDJとか。ビリー・クラダップは話が退屈なんだけどかなり変>>続きを読む

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

2.8

公民権運動の最中もうひとつのマーチがあったというのがテーマかな。ザ・ウィドウによるキャメロット入城。脇のビリー・クラダップとグレタ・ガーウィグが良い。ジョン・ハートは今にも死にそう。てか遺作か?

スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

2.8

ディレクターのマーカスが酷くて恋人のエマに対してコレはないだろうっていうかカメラを止めろよ!マスクド・フリークスが出てきたらパージみたいになっちゃってオチてるんだか何だかよく分からないな

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

本当に最後のひとひねりが惜しい〜。2人が子供を残して冬眠させるとかあっても良くない?

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.1

で当のスコセッシがこんなタランティーノ紛いの映画を製作しているわけだがこれも意外に悪くない。キリアン・マーフィがIRAにカムバックしたってのとサム・ライリーとシャルート・コプリーの死に様が必見

ハットンガーデン・ジョブ(2017年製作の映画)

2.6

いつまでスコセッシ風の編集をしたら気がすむんだというヘイストあるいはケイパー映画なんだけどそんなに悪くはないという程度のイギリス映画

サミュエル・フラーのシャーク!/ザ・シャーク(1969年製作の映画)

2.7

元々はケインというバート・レイノルズ演じる主人公の名前がタイトルだったが撮影中のスタントマンの死亡を受けてプロデューサーがシャークに変えたということで内容的には何かボンヤリした印象に。沈没船の宝と鮫と>>続きを読む

裸のキッス(1964年製作の映画)

3.2

元娼婦の看護師が街の富豪に見初められてめでたく結婚かというプリティウーマン的な展開かと思いきや過去を知るクズ刑事や娼館のババアに邪魔されというノワール。だけでなくなんであんなに子供たちが強調されてるの>>続きを読む

特攻大作戦(1967年製作の映画)

4.0

前半のハートブレイク・リッジなリー・マーヴィンのカッコよさ。背後から襲ってきたカサヴェテスを投げ飛ばすアクションにキレがある。サザーランドのニセ将軍やチートな紅白戦などもうそれだけで1本の映画分の充実>>続きを読む

ダンケルク(1964年製作の映画)

3.0

ベルモンドが海岸をうろうろ歩きまわり最後は爆死する気狂いピエロという映画があるがこれはそれをダンケルクでやったような

ワーテルロー(1969年製作の映画)

3.0

ロッド・スタイガーがナポレオンという一世一代の大役でソ連軍兵士2万人をエキストラにした戦闘場面の俯瞰撮影は見事としか言いようがないけれどドラマ的にはウェリントン公(クリストファー・プラマー)に持ってか>>続きを読む

レッズ(1981年製作の映画)

3.2

人生だろうが革命だろうと主体であろうとするアメリカ人が主人公なのでふぅーんという感じで見ていたがアメリカ共産党の分裂でジョン・リード自ら立ち上げた共産労働党にコミンテルンの公認を得ようとモスクワへ密入>>続きを読む

ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

5.0

アレック・ギネスも素晴らしいけどやはりここはロッド・スタイガー一択で!メロドラマというより映画的感動で泣ける大傑作

アガサ/愛の失踪事件(1979年製作の映画)

2.9

北ヨークシャーのハロゲートはスパリゾートとしてよりアガサ・クリスティが1926年にアクロイド殺しを発表後に失踪し逗留した地として有名らしい。行方不明の11日間にアガサが何をしていたのかをミステリ仕立て>>続きを読む

アルフレード アルフレード(1972年製作の映画)

3.0

マリア・ローザが鬼嫁なのは間違いないが愛人カロリーナと上手くいくとも思えないアルフレードは根本的に結婚に向かない男というのが現実であろう

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

3.0

イザク青年がアンジェリカと空飛ぶとこでダニエル・シュミットのラ・パロマを思いだした

ゴッド・オブ・ウォー 導かれし勇者たち(2011年製作の映画)

2.8

1348年英国でペストが流行ったときにこれは黒魔術が原因では?ってことで異教徒の村を討伐に行った騎士たちとオブザーバーで同行していた若い修道僧が散々な目に合う。異端審問官はこうして誕生したのかという話>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.5

ケン・ラッセルのゴシックが80年代ホラーの文脈にあったのに比してこちらはやはり現在の社会的規範が視点となっていてメアリー悲惨ということになるのだがバイロン卿のプリンス感は揺るがない

テス(1979年製作の映画)

3.8

テスがエンジェルに宛てた手紙を絨毯の下から発見する場面が怖い。ラストのストーンヘンジはカウンターか?アレック殺しに救いを感じてしまう宿命論的な悲劇。メアリー・シェリーのような文才があったらと

袋小路(1965年製作の映画)

2.5

ヌードになってるフランソワーズ・ドルレアックのために頑張って最後まで見たけどかなり退屈な映画。ポランスキーのコメディならウォルター・スコットの城じゃなくてドラキュラ城(吸血鬼)かな

反撥(1964年製作の映画)

3.9

ドヌーヴがおかしくなっていく話だけど近所の修道院が夜中にも鐘を鳴らしたり同居の姉と(不倫オヤジの)恋人の毎晩のセックスの喘ぎ声が聞こえてたらフツウに狂う。チコ・ハミルトンのドラムのドンドコがそれに拍車>>続きを読む

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

2.5

構図を決めるのに腐心していて息苦しさを感じる。若者がヨットから降りて遠ざかっていく最後まで抜けた画がない

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

恐怖・普通の人々。ローズマリーの赤ちゃんや赤い影リスペクトのガチなオカルト映画。エクソシストじゃなくてディアボリカのコピーじゃないかというくらいのトニ・コレット。そしてガブリエル・バーン(最高のシーン>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

ロッキーのトランクに閉じ込められた虐待の記憶とてんとう虫が〜

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.1

鬱のママに取り憑いた霊ダイアナを徹底して影だけで表現しているのがオーソドックスながらメチャ怖い!

孤独な天使たち(2012年製作の映画)

3.1

よくもまあこんなニキビ面のガキを主役にしたなあと(まるでパゾリーニの映画のよう)。ベルトルッチ晩年の2作は原点回帰というかそのまま殺しや革命前夜へと繋がりそうな円環構造のフィルモグラフィになったことに>>続きを読む

薔薇は死んだ(2015年製作の映画)

2.0

カトゥがエルザ様を差し置いて詩人ゲルゲイや絶倫禿げの建築家マックス様を手玉にとる話なら良かったのに