フィッシュアンドフライさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

フィッシュアンドフライ

フィッシュアンドフライ

映画(325)
ドラマ(0)
アニメ(0)

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

春の邦画祭り第二弾作品。まずはとにかくみんな演技が上手だってこと。それから作中で使われたり用いられたりするシーンとか情景がほんと自分の子供のあの頃のようで素敵ってこと。隣の芝生は青く見えるっていうけど>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.7

春の邦画祭り第一弾作品。セブンルール、本谷、御徒町、世武ときてこの作品にたどり着いた。そんな感情忘れてたなっていうことをまず思ったなー。なんかさいきんはそれこそ生きているだけ以上のことを頭で考えて、感>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

フレディの人柄の良さがわかるのは、歌詞から俺だけ感が感じられないとこなのかな。前半のストーリー見て、ライブエイドのウィーアーザチャンピオンの俺たち、友よって言葉を聴くとしびれるよね。フレディの言葉って>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.8

かっけーしびれた。成功も失敗も終わりではない、肝心なのは続ける勇気だ。咀嚼して咀嚼して咀嚼したい。一国の主であるチャーチルが戦い続けることを選ぶその勇気はどれほどのものか計り知れない。歴史なんてものは>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

邦画意固地みたいなとこそろそろ見直そうかな。嫌いな試合じゃなかったなぁ。うんうんええ言葉やん。倒れる寸前の打ち合いシーンで涙ちょちょぎれたなぁ。私的には最後の曲に世界観がでてきたのはメンヘラ臭がするか>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

当たり前なことって離れてからその大切さとか大事さを感じるんだよね。感謝しながら生きるってほんと難しくて、周りに目を向けることは優しさで愛で、それってすごくわかる。成功と幸せは違うって言葉があったけどど>>続きを読む

ルージュの手紙(2017年製作の映画)

3.8

フランス映画=タバコだろって感じであんまりしっくりきてなかったんだけど、この作品は粋。人と人との距離感とか言葉の間合いとか押し引きみたいなものがほんと見てて心地よい。羨ましい。シャワー越しの背中とかセ>>続きを読む

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.8

ダンガル♪ダンガル♪
ダンガル♪ダンガル♪
インドの音楽ってすごく聞きやすいというかのりやすいのはなんなんだろう。あったかい映画だねぇ、ほんと。白飯大盛り3杯で!ってかんじのほっこり映画やん。王道中の
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.7

強い女性ってかっこいい。信念があってやり抜くことができるその推進力が素敵だなぁ。人ってのはそう簡単に変われないんだろうけど、誰かの言葉に気づかされて影響されるっていうのはあることだよね。状況の捉え方1>>続きを読む

ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-(2017年製作の映画)

3.3

東野圭吾かぁ。久しく読んでないな。まぁこんなもんでしょう。ジャッキーのフィルハーマジックって感じ。最近の悩みはお腹が痛いことです。中殺界だからかな。

ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

3.5

違和感なくというかむしろ締め付けられる感は映画の中だけではなく日常で感じるものと似ていてそれはリアルだなと。でも、いまいちなにを伝えたかったのか正直あまり感じられなかった。障害者とか健常者とかは関係な>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.8

画面と自分との感情の温度差がありすぎて見ていて苦しかった。怒りはなにに対しての怒りなんだろうか。自分、相手、世間、思想、境遇。怒りを表現することはすごく難しくて、どんな形にもなり得る。でも、怒りの先に>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

棍棒で殴られるたびにサイケデリックな音が出るあのシーンは小さい頃のピコンピコンとかガガガガーみたいな音がなる銃を思い出してなんか好きだった。ほんとどう考えても見せたいものが先にきて、筋書きなんて後付け>>続きを読む

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.5

かっこいい男ってのはあそこでstay with meとか強く信じろとか言えちゃうんだよなぁ。ほんと言えない。最後のありきたりな街並みの風景で終わるってのはありきたりなこと、あたりまえなことにこそ感謝の>>続きを読む

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.4

ストップモーションてのは味わい深くていいよね。あたたかさとかつめたさとかってのが手にとってわかるように見えてしみじみしちゃうよ。ディズニーかなんかにボタンが目のキャラクターいたよね、たしか。カラフルで>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

ズーイーちゃんひさしぶり。思えば小学生の時の英語教室の先生にマスク見せられたのがジムキャリーとの初セッションだったっけな。ほんといくつになっても笑っちゃうよね、月並みだけど。晴れた日曜日にソファに座っ>>続きを読む

クラッシュ(2004年製作の映画)

3.7

これぞ人間よ。あたりまえがあたりまえにできるように人が人であり続けるために消して手放してはいけないその正しさをどうにか掴みながら、でも、色んなことにクラッシュして苦しみながらもがきながら生きていく。そ>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.6

ほんとぞわる。7、8年ぶりに鑑賞しました。血のエレベーターとか双子の少女久しぶりって感じ。たぶん自分じゃ全然わからないけど、科学的な心理的な人が怖がる要素ってのをずいぶん技法として盛り込んであるんだろ>>続きを読む

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.3

ったく、コミカルお笑い映画じゃんよ。割合がもう9・1でしょ、笑いと愛が。まぁでもシンプルに声に出して笑っちゃったな。あんな職場楽しすぎて、ダメな若者たちの吹き溜まりってことなんだけどむしろその逆じゃね>>続きを読む

2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

3.9

やっと見れた。半世紀たったっていまだにいろいろなことの解釈が難しく謎であるってことが純粋にすごいと思う。全然眠くならなかったし、自分がスペーストリップしてるみたいで圧倒的な映像美に感激。全てを理解する>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.7

数学が人を魅了する力って何だろう。未知のものをとくこと、新たなものを欲していること、すべては繋がっていると思いたい、ごちゃごちゃしたこの世の中に紙の上で数字や文字を使って簡単に公式として表すことができ>>続きを読む

オーシャンズ(2009年製作の映画)

3.1

体が弱ってるので母なる海物語りを鑑賞。もうフランス語聴き慣れてないからおとぎ話感が否めない。海洋生物は好きなので息づかいとか接写とか楽しめた。無理に映画にしなくてもいいんじゃないかと思います。捕食ファ>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

この重たい空気大好き。なんだろう、獲物を狩って、毛を丁寧に毟り取って、綺麗に皮を剥いで、ぐちゃぐちゃの内臓を丁寧に取り出して、きれいな肉の部分を取り出すみたいなそんな印象。白でも黒でもない。この世界ほ>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.8

静かなる犯行って好き。バイオレンスさも心地よい。見せないよさってのもあるんだろうけど、わたし的には全部見たかった。大罪の者達を。最後のシーンは予想できるけどだれでも隣の家の出来事だって思ってるんだろう>>続きを読む

東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

1.6

開始15分で限界でした。触手がダサい。ミストの触手を紹介してあげたい

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.8

一刻一刻をとても丁寧に映し出していて、移り変わる様に緊迫感を覚えた。情景美はもちろん、荒々しい男どもの争いごとの中のエモーショナルな気持ちの部分についてもスポットが当てられていて、作品自体の深みが素晴>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

3.5

フランス映画ってほんと8割タバコでもってるよね。煙の行く末は闇の中みたいなさ。もっとバイオレンスでよかったんじゃないかなー。バチバチに殺して欲しかったし、最後もさくっとマルコぶっ殺して終わって欲しかっ>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

3.2

ちょっとやっぱりしょうもない。ところどころは美味しいんだろうけど、カレーと親子丼とラーメンごちゃ混ぜにして食べるみたいな映画だな。そうだな、でんでんぱっしょん使ってるあたりは良しだし、あそこがこの映画>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.7

若き日のトムクルーズ、ほんとイケメンかよ。このお話、もう、狂気すぎて、夢に出てきそう。とにかくニコールキッドマンみたいな嫁さんとは結婚したくない。全て見透かされてるようでほんと嫌だわ。自分の道ではない>>続きを読む

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

3.7

気分爽快スッキリキシリトール!って感じ。劇中でもスッキリするシーンがコミカルに描かれてるけど、、笑
短い作品なのにまとまりがあって、この時代にアナログ感たっぷりでそこがいい。やっぱりアナログの良さって
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

この手はダメなんだってなー。涙出ちゃって。マンチェスターしかり。男手一つ不器用に真剣に、迷いながらも愛することを貫こうとする、その生き様がかっこよすぎて素晴らしい。なんといってもこの少女が天才でありな>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

いまなお生き続ける作品てこういう映画のことをいうんだろうなと思った。見る人はどこをどう切り取ってもいいんだと思う。自分が見終わったときに浮かんできた言葉は一言、『救済』。映画は文化だって、文化的な価値>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

くぅー痺れるー!!
男同志って泣けるよ。
曲中の歌、歌詞がただただ痺れる。
ゴールに向かって突き進むその力をみんなが応援している。人の幸せを自分の幸せのように喜べる。自分の進むゴールに向かって突き進む
>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

小さい頃からこの映画がいつもそばにありました。何度見てもその美しさは色褪せず、見るたびに輝きを増すばかりです。見るたび見るたびに新しい発見、新しい考え方、様々なものを教えてもらいます。曇りなき眼で見定>>続きを読む

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.5

どこでもドア系のお話。事象が起こって後にそれを回収する類いの作品。もうちょっと自分的には登場人物にいい心地の気持ち悪さを覚えたかったよね、それぞれの設定に。ちょいちょい科学的なことが入ってきたり、空間>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.7

なんだろう。やっぱり根本的な性への向き合い方があまりに日本って閉鎖的だなって、まぁちょっとかけ離れてしまうけど思ってしまった。マミー、ダディって呼ぶ所以、いかにもなアメリカンファミリーっていうひとたち>>続きを読む