非常に良かった。
『ファーザー』を撮った監督の作品ということで、
衝動的に手に取った。
静けさから少しずつ広がるOPから、
好みの始まり方でもあり、
良質な映画だとすぐ分かる。
ヒュー・ジャック>>続きを読む
ある映画監督が、
ある映画を追い求める作品。
映画館で立ち尽くす彼女が、
まるで舞台にいるようで綺麗だった。
彼が携帯で眺めている映像は、
もしかしたら映画なのかもしれない。
昔の映画を共に観る>>続きを読む
久しぶりの試写会。
あるジャズピアニストを題材にした、
個性的な作品だった。
池松 壮亮さんのピアノが、
ほとんど吹替なしなことに驚き。
森田 剛さんの役が、
原作にはないとは思えないほどの存在>>続きを読む
9年ぶりに再会した恋人の、
ほろ苦いラブストーリー。
お互いに新しいパートナーがいて、
お互いに新しい生活を始めている。
今の相手の暮らしを壊さないために、
必死で自分たちの感情を抑えている。>>続きを読む
子どもの頃から何度も観ている、
大好きな作品の一つ。
冒頭の理容室のシーンから、
面白くて仕方がない。
次の展開が分かっているのに、
不思議とハラハラせずにはいられない。
ケビン・コスナー、ショ>>続きを読む
癒しが欲しくなったので、
久しぶりに観た。
宮崎 駿監督の作品ではないが、
きちんと血を継いで同じ匂いがする。
少し前の作品なので多少ビジュアルが平面的だが、独特の世界観が充分カバーしている。>>続きを読む
久しぶりのM・ナイト・シャマラン。
家族を選ぶか世界を選ぶか、
究極の2択を迫られる近未来スリラー。
これでもかとクローズアップした、
冒頭の2人の会話から引き込まれていく。
「何か」を信じてい>>続きを読む
メチャクチャ面白かった。
期待はしていたが、
期待をはるかに上回る出来栄えだった。
マリオに家族がいて生活があって、
普通に暮らしているのがとても良い。
土管をくぐり抜けてワープすることや、
ピ>>続きを読む
リュック・ベッソンの代表作。
無性に海の映画が観たくなって、
衝動的に手に取った。
2人の親友が久しぶりに再会して、
再び共に競い合う熱い物語。
ジャン・レノの演技を久々に観て、
独特の存在感だ>>続きを読む
デ・ニーロとショーン・ペン、
2人が共演というただそれだけで鑑賞。
この2人のタッグが観られるなんて、
後にも先にもこれが最期かもしれない。
デ・ニーロも若いがショーン・ペンも若く、
2人ともまる>>続きを読む
ジョニー・デップ監督作品。
子どもの為に遊園地を作ったり、
スーパーで少年のように駆け回ったり、
遊び心に溢れている様は、
昔から変わらないんだなぁと嬉しくなる。
音楽のテイストや家族への愛情など>>続きを読む
まだ家にVHSしかなかった時、
子どもの頃に何度も観た映画。
ビリーの銃捌きがカッコ良くて、
おもちゃでマネした記憶がある。
チャーリー・シーンが出ていたのは憶えていたが、
なんとキーファー・サザ>>続きを読む
イラク戦争の真実を追った、
実在した記者たちの物語。
この逃げ場のないシリアスな雰囲気のなか、
ウディ・ハレルソンの存在に救われる。
政府関係者が偽の情報を流してしまったら、
民衆はいったい何を信>>続きを読む
F・コッポラとマーロン・ブランドの、
歴史に残る超大作。
戦争映画というとどうしても、
作り手の影が見えるものだが、
本作はそれが全く気にならない。
無数に飛び交うヘリコプターに、
森を焼き尽くす>>続きを読む
ずいぶん前に映画館で観たのだが、
何度もDVDで見返す作品。
公開からもう17年も経つのかと思うと、
なかなか感慨深いものがある。
イーストウッドが手掛けたにもかかわらず、
ほとんど日本語で撮られ>>続きを読む
この時期になると、
何度も見返してしまう作品の一つ。
新聞とかニュースとか、
捻じ曲がって伝わるという典型。
本物の英雄ではないのに、
英雄に仕立て上げられてしまう恐怖。
私達が学んできたことや>>続きを読む
チラシを手にした時から、
ずっと気になっていた作品。
黒澤 明監督の不朽の名作を、
どうリメイクするのかと楽しみにしていた。
イギリスを舞台に置き換えて、
志村 喬さんとはまた違う郷愁を、
ビル・>>続きを読む
インド版『ニュー・シネマ・パラダイス』。
線路のそばで父親とチャイを売る、
1人の少年の物語。
ふとしたきっかけで映画と出逢い、
毎日のように映画館に足を運ぶようになる。
1人の観客として楽しん>>続きを読む
待望のショーン・ペン監督作。
出来損ないの父親と、
それを見捨てられない娘の物語。
大麻に殺しに贋札作りと、
とんでもない悪行を繰り返す一方で、
娘への深い愛情が常に消えない。
どんなに重罪を犯>>続きを読む
前世の記憶が新たな生命に残るという、
少しファンタジーな物語。
ところどころセリフが照れ臭く、
聞いていて少し恥ずかしくなる。
そこそこの文量のセリフを淡々と話す有村 架純さんや、
高校生役に違和>>続きを読む
街頭でポスターを見かけた時から、
ずっと気になっていた。
ケイト・ブランシェットの演技を、
久しぶりに堪能した。
何もかもを手に入れた一流の指揮者が、
何もかもを失って変わり果てていく。
「音」>>続きを読む
非常に良かった。
終戦してもなお、
ソ連軍に捕虜にされ続けた、
日本兵たちの物語。
戦争が終わっているにもかかわらず、
10年近くも身柄を拘束され労働を強いられ、
観る側にもやり場のない憤りが充満>>続きを読む
実際の競走馬を題材にした物語。
馬を育てて可愛がって、
見守り続けるのはよく分かる。
ただ彼女がなぜ競走馬に興味が湧いたのか、
そこの動機づけが弱くあまり没入出来なかった。
最初のフックが弱いの>>続きを読む
圧巻。
周りの知人が口を揃えてオススメしてたので、
春頃からずっと気になっていた。
コメディ色が強い作品かと思っていたが、
熱い友情を描いた大作映画だった。
アクションのバリエーションが豊富なの>>続きを読む
非常に面白かった。
リューベン・オストルンド監督の、
待望の最新作。
2人の男女が出逢い、
豪華客船に乗り、無人島へ…。
展開が早いのにドラマが濃密なので、
まったく置いてきぼりにならない。>>続きを読む
何度も何度も観た、
大好きな作品。
何回見ても笑ってしまうし、
何回見ても泣いてしまう。
この時に集まった俳優陣がみんな素敵で、
全員が見応えある演技を披露している。
在日の問題は本当に根深く、>>続きを読む
3h30にも及ぶ大作。
ずっと気になっていたのだが、
ようやく観ることが出来た。
役所 広司さんを筆頭に、
実力派の俳優陣が名前を連ねる。
光石 研さん・松重 豊さん・塩見 三省さんと、
誰もが>>続きを読む
劇場版第4作目。
流川の中学時代の後輩を交え、
共に練習試合をするストーリー。
14〜15歳の多感な時に、
もしも自分の生き甲斐を奪われたら、
一体どんな気分になるだろうかと、
想像しながら観てい>>続きを読む
マチュー・アマルリック監督作品。
とある家庭がバラバラになり、
その後の家族を描く物語。
色々と物事が起きるが、
なぜそうなったのかを敢えて描かない。
その手法がうまくハマっている所もあれば、>>続きを読む
面白かった。
ある湿地に暮らす、
1人の少女の物語。
とても純粋で美しい心を持っているのに、
世間からは疎まれ蔑まれている。
誰か1人の共通の敵を見つけることで、
優越感に浸り安心する弱い人間性>>続きを読む
伝説のミュージシャン、
ホイットニー・ヒューストンの物語。
彼女がまだ、母親のバックコーラスを務めていた頃から描かれる。
主演を演じた彼女ももちろん素晴らしいが、
周りのキャストも素敵な俳優陣だっ>>続きを読む
最高だった。
OPの乱痴気騒ぎから始まって、
3時間という長尺を感じさせない。
高らかに鳴るトランペットが、
『アンダーグラウンド』を彷彿とさせる。
あるパーティーで出逢った男女が、
映画の道を>>続きを読む
劇場版第3作目。
海南戦と陵南戦のあいだの、
練習試合を描いたオリジナルストーリー。
試合のスピード感がほどよく、
見やすい仕上がりだった。
昔は当たり前のように観ていたが、
40分間に良くまと>>続きを読む
ルカ・グァダニーノ監督の最新作。
人を喰う食人鬼を描いた、
一風変わったラブストーリー。
ホラーに分類されてはいるが、
繊細なドラマに仕上がっている。
ティモシー・シャラメがなんともセクシーで、>>続きを読む
今をときめく、
役所 広司さん主演作品。
日本の日常を描きながらも、
国際的な問題も取り入れた社会派。
世間が知らないだけで、
こういう迫害は溢れているのだろう。
戦争にしてもテロリズムにしても>>続きを読む
良かった。
人生に悩んでいる1人の女性が、
ふとしたきっかけで、
ある少女の子守をする物語。
最初は口すらまともに聞かないが、
次第に心を開いていく。
素直に笑顔を見せ叫び合う2人は、
まるで本>>続きを読む