tomoeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.8

天才数学者のジョン。天才故の孤独と重圧の中、研究に没頭し軍事施設の秘密組織で暗号の解読を任されるようになる。次第に彼は現実と幻想の区別がつかなくなり、精神的な病に侵されながらも、愛する妻に支えられ、研>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

私欲のための政治をし国民中から嫌われる、史上最悪の支持率を記録する黒田総理大臣。ある日、頭に石を投げつけられ記憶喪失になってしまう。これまでの黒い人間関係を全て洗い、国のため、国民のために政治をしてい>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

アートディレクターとして成功を収め、大豪邸にやり手の夫と、誰もが羨むような生活を送っているスーザン。しかし内状は不貞を隠そうともしない夫、そして不眠症に悩まされる日々を送っていた。そこに元旦那から送ら>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

三島由紀夫とのこの討論会も存在は知っていたがもっと罵詈雑言が飛び交うのかと思っていたけど、実際に見てみるとユーモアの溢れる笑いもこぼれてしまうもの。それもこれも三島由紀夫の懐の深さというか圧倒的な余裕>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

国際的なピアノコンクールに参加した若手のピアニスト4人。かつて天才少女と呼ばれていたが数年姿を消しておりトラウマを抱えながら久しぶりのコンクールに挑むアヤ。若き天才として広く評価されている優勝候補のマ>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

重い重いテーマの映画。終始 なんで? が頭の中に巡らされる。
過去にどんなことがあっても人を殺して良い理由なんて全くないし、ましてや虐殺なんて頭がおかしいとしか思えない。
100年にも満たない過去に実
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街の上で(2019年製作の映画)

3.8

下北沢で暮らす若者のなんてことない暮らしを描いた一本。はじめてできた彼女にフラれ、虚無感に襲われながら古着屋で働いているアオ。ひょんなことから大学生の自主制作映画への出演をオファーされ物語が展開されて>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.9

7歳ほどの知能しかない父親サムは愛娘ルーシーを一人で育てていた。ルーシーが7歳を迎える頃、サムには養育能力がないと見られルーシーは養護施設に連れて行かれてしまう。もう一度ルーシーと暮らすため、冷徹非情>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

邦画のタイトルに引っ張られてタイトルの意味を考えながら観てしまうと芯を捉えられない感じがしたけど、原題がDemolitionであると分かると心にスッと入ってくるものがあるように思えた。
デイヴィスはし
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.7

目の不自由なアカリと暗い過去を持つルイ。ひょんなことから二人は知り合い惹かれ合っていく。お互いを尊重しあい、静かに幸せな日々を重ねていくが、あるひとつの過去の事件がお互いの人生を大きく変えたことに気づ>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.6

ハリケーンの直後、買い出しのため街のスーパーに息子と出かけたデヴィッド。そこで突如街全体を覆う霧が発生し、その霧の中ではこの世のものとは思えない何かが人々を襲う。スーパーに閉じ込められたデヴィッドは息>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

ニューヨーク郊外の大学に通っている恋人同士のギャツビーとアシュリー。ジャーナリストを目指すアシュリーの取材のため、二人はニューヨークに出向く。取材に手一杯のアシュリーは約束していた週末デートをほっぽり>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

人生の多くを刑務所と裏社会で過ごした三上の再出発を描く。
一度道を踏み外した人にとって普通に生きることは難しく、色眼鏡で見られることも多い。そして人の信頼を裏切ることは簡単で信頼を取り戻すことはとても
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.8

性格も境遇も全く違う二人の母親、エミリーとステファニーがひょんなことから友だちになるが、ある日エミリーが失踪してしまう。ステファニーは彼女を探そうと彼女の過去を辿る、、
二人とも好きな女優さんで前知識
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天気の子(2019年製作の映画)

3.8

雨の降り続く東京で天気を操れる少女ヒナと出会った家出少年ホダカ。依頼を受けて人々に晴れ間を届けるがそれと引き換えに彼女は命を削っていく、、
君の名はもそうだけど、音楽の使い方がすごく良い。野田洋次郎す
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.8

西野さん、というかキングコングが好きで彼らのYouTubeチャンネルなどで映画ができるまでの裏話なんかも見てきた。
絵本も見たし、映画もぜひ映画館で!と思って見に行ったけど、、
映像側とにかくキレイで
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めがね(2007年製作の映画)

3.6

ふらっときた南の島で何をするわけでもなくゆっくりと一日一日を過ごしていく。
はじめは島の人の距離感に戸惑いながらも次第に打ち解けていく。
多くは語らず分かるようで分からない登場人物の背景や人柄。でも人
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.7

ポートランドで男娼として生活している2人の青年。二人は生まれた環境も性格も全く違うが、心を通わせ親友となっていく。天涯孤独のマイクだったが、母に会うため故郷のアイダホにスコットと向かい、アイダホ、イタ>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

投資会社の社長として何もかも手に入れたジャック。ひょんなことからクリスマスの夜に全く別の人生に生まれ変わってしまう。それは大学時代に分かれた恋人と結婚し郊外に家を持ち子供に恵まれ、裕福ではないけど温か>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

生まれつき障害を持っていたオギー。手術を繰り返すうちに見た目が"普通"ではなくなり、外に出ると好奇の目にさらされる。そんな彼が10歳になり学校に通い始め、いじめや差別を受けながらも、少しずつ周りの人た>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

かつて無敵の殺し屋だったジョン・ウィック。平穏な生活を望み一度は足をあらったが、愛する妻を亡くし、大切な犬と車をも裏社会時代のボスの息子に奪われ、復讐のためふたたび殺しの世界に戻ってくる。
殺すことに
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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

4.0

編集者として働く一人の女性が、料理屋をしていた母を亡くし、同時に望んでいない異動を命じられたことがきっかけで、料理屋をリノベーションして自分好みのパンとスープのお店を始める。
登場人物は誇張しすぎず、
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.7

年老いた夫婦が住んでいるのはブルックリンの眺めの良い部屋。階段しかない5階のその部屋は老夫婦と老犬には毎日の散歩も一苦労になってきた。妻の提案で家を売り、引越して新たな生活を始めようとするが‥
内見に
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.6

余命を宣告された高校時代の友人にばったり出会ったことから、昔の友人に再会し高校時代を懐古しながら今と向き合っていく。
高校時代がいわゆるギャル文化絶頂期。私はまだ子供だったけど、当時の音楽や流行ったも
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

何にでも消極的、仕事以外は自宅でDVD鑑賞ばかりしている彼が、怪しいセミナーに行き、何でも尋ねられたことにはイエスと答えることで今までの人生では想像もつかないことが起こっていく。
ジムキャリーって本当
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.7

主人公がお茶の世界を通して成長していく姿が描かれている。
日日是好日。本当の意味は全く分からないけど、日々の生活のなかで悪い日なんてない。捉え方で学びのあるプラスな一日になる。寧ろ自分にとって良くない
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

泣かせにきているのは分かっていてもそれでも涙なしには見れなかった。
前半の家族写真はコミカルに描かれていてクスッと笑ってしまう。
後半の震災の展開はやっぱり賛否はあるのだろう。特に実際に被災された方に
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.4

美容室で髪を切ってもらいながらだったので吹き替えで(^^;)
何の前情報もなかったけど楽しめた。
賢くて忠誠心があって、周りの寂しさや孤独感、恐怖心にも気がつける人間よりも人間味のある本当に暖かい心を
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.7

愛の不時着からヒョンビン見たさに鑑賞。ありきたりのストーリーだなーと思いながらもテンポよく飽きずに鑑賞できた。
最後は想像以上の大どんでん返しで、もう一回最初から見たい衝動に駆られた。
さっくり観れて
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

生活は養子に来てからの方が絶対にいいはずなのに、それでも自分の原点を探して故郷を探す。
つい数十年前、世界のどこかでこんな環境があったなんて想像もつかない。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

近い未来、本当にこういった恋愛が当たり前になるのかもしれない。
セオドアとサマンサのすれ違いや破局が私にはまだまだ共感できなくて、恋愛って奥が深くて難しいと思った。
映像がとてもオシャレ。あとスカーレ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.6

pitch perfectのキーになる音楽にこの主題歌が使われていて前からとても気になっていてやっと観れた。
タイプも性格も違う5人が補修授業で出会い、悩みや心の内を共有しながら友情が芽生えていく話。
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

おもしろかった!
音楽もカメラワークもかっこいい!
卓越したドライビングテクニックを持った心優しい青年が強盗集団の逃し屋を命ぜられ、犯罪の片棒を担がされる。
犯罪に手を染めながらも人を殺めることを避け
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.4

窪塚がかっこいい。あんな頭にシャツインでもイケメンはやっぱりイケメン。
そして中村獅童のオーラがすごい。
内容自体は挫折あり成長ありのよくあるスポ根。でも登場人物も少なくでもしっかりキャラも立っていて
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.4

モノにも人にも執着しないライアン。解雇通告人として全米中を飛び回っていれば必然のようにも思えるけど、どこか寂しい。
クライマックスにかけてライアンの心情も価値観も変わってきたように思えるけど、劇的なハ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.8

テンポも良くさくさく見れる。ストーリーはおなじみだけど、男子はたまらんだろうなーというメカニックさ。
今見ても映像として抜群なのだから14年前に見ていたら衝撃だっただろう。