リドリー・スコットが作り出すダークな近未来像。日本語も飛び交う独創的な世界観。感情を持ち始めたレプリカント(アンドロイド)、文字通り人間を超越した存在感を披露するルドガー・ハウアー、、、。
当時のS>>続きを読む
アメリカのスポ根映画、自己実現映画には、個人のスキルや知恵を重視するタイプが多いのだけれど、この作品は日本と同じでチームワークに重きを置いている。だから、日本人でも気軽に観れる感じ。
蒼井優の存在感が凄い。
大人の男が観るには、ちょっと温度差があるのも事実だけど、10代少女の恋と青春を描いた映画としては、非常に良い。
時速50マイル/h以下になるとバスが爆発するというアイデア賞ものの設定と、主人公の知恵で危機を解決していく展開で、最初から最後までガッツリ楽しめる、アクション映画のお手本のような作品。
監督のヤン・>>続きを読む
CMディレクター出身の中島哲也監督らしい、スピード感に満ちた作品。
何しろ本編開始2分後に“The End”マークが出ちゃう、とんでもない映画なのだ。そこからキュルキュル~ってフィルムが逆回転して、>>続きを読む
ハリソン・フォードが、脱スターウォーズ、脱ブレードランナー期に(そんなものあるのか?)出演した、良作サスペンス。
追われる者のスリル感を存分に味わえる。
リアルタイムで見たわけではないのだけれど、緊張感溢れる演出や、高倉健、宇津井健、千葉真一を中心にした俳優陣による迫真の演技、そして「時速80キロを切ると爆弾が作動する」というアイデアの面白さで、150>>続きを読む
森山周一郎、加藤登紀子、桂三枝、上條恒彦、、、、声優陣が超豪華。その心地よい声によるやりとりを聞いているだけでも楽しい。
止め絵を見ているだけでは分からない、格好良い大人のジブリ・アニメ。
潜水艦物の映画にも名作が多い。
敵潜水艦から攻撃を受けて外部と交信不可能になってしまった環境下での、人間模様。しかも、その潜水艦は世界の未来を左右する大きな任務を背負っていた。
これもひとつの密室>>続きを読む
タイトルが凄いインパクト。
主人公がゴミなのではなく、好きな男のゴミを漁る女の話。
ブレイク直前の柴咲コウがアホアホなエロ女役で出ていて、今だと絶対言わないような台詞を喋っている。
映画館では3D鑑賞だった為、自宅BDにて2D再鑑賞。
手のひらが汗でびっしょりになる後半の臨場感も凄いけど、実はそこに至るまでのシーンの緻密な作りこそがこの映画のキモだと思った。
特に恋人との出会>>続きを読む
あー、いかにも文化系女子が好みそうなお洒落映画。
ジム・ジャームッシュやティム・バートンの映画でも御馴染みのスティーヴ・ブシェミが演じるキャラクターが地味ながら良い味が出ていて中々楽しめました。
ボート部を舞台にした青春映画。
人間と美しい水の描写。そこに狙いを定めたディレクションにブレがなく、観ていて気持ちが良い。
公開当初に2回、このレビューを書くに当たり1回。計シリーズ3作品x3回観てみたのだけど、どうも僕には、このシリーズの良さを理解できないみたい。
シリーズ3作目になる本作は、全体を通して壮大な戦闘シー>>続きを読む
公開当初に2回、このレビューを書くに当たり1回。計シリーズ3作品x3回観てみたのだけど、どうも僕には、このシリーズの良さを理解できないみたい。
シリーズ2作目になる本作は、木が活躍する等、その独創的>>続きを読む
公開当初に2回、このレビューを書くに当たり1回。計シリーズ3作品x3回観てみたのだけど、どうも僕には、このシリーズの良さを理解できないみたい。
シリーズ1作目になる本作は、物語の経緯、登場人物、世界>>続きを読む
満島ひかりと安藤サクラ。現在の日本映画界で抜きん出た個性を持つ2人の女優が、そのキャリアの初期段階で、文字通り各々の愛をむきだしで表現した、4時間に渡る長編作品(タイトルが入るまでだけでも、相当な長さ>>続きを読む
これも岩井俊二と行定勲による作品。まだ無垢で可愛かった(笑)奥菜恵がヒロイン。
大きな展開は無いけど、青春の甘酸っぱい雰囲気に満ちた良作。
監督が岩井俊二で、助監督が行定勲で、主演が中山美穂っていう、なかなかレアな組み合わせ。
トリック要素と美しい景色が融合したラブストリー。唯一無二の作品。
死んだお父さんが雪だるまになって帰って来るという設定が楽しく、手堅く楽しめる。
ただ、これは趣味の問題かもしれないけど、雪だるまの顔や動きが、妙に人間臭くて馴染めない。もっと普通の雪だるまでいて欲し>>続きを読む
まあ、反則と言っても良いぐらいベタベタな展開だけど、これを誰にでも分かり易く、大真面目に作る事に意味がある。
アメリカの田舎町の風景を舞台にした映画が好きになったきっかけは、たぶんこの映画だと思う。
長い道のりをゆったりゆったり走る主人公。出会う人達は皆、そんな彼に優しい。
しかも、この暖かな作品の監督が>>続きを読む
ジョン・トラボルタ扮するFBI捜査官は、逮捕したテロリスト(ニコラス・ケイジ)の顔を自分に移植し、組織壊滅に向けたオトリ捜査を遂行。更にニコラス・ケイジは、ジョン・トラボルタの顔を移植して逃走。憎むべ>>続きを読む
鑑賞したのはかなり前だけど、この頃から僕は「偏屈オヤジ、実はイイ人」っていう映画が好きなのかも。
浅野忠信が、その独特の存在感、演技力を遺憾なく発揮した'96年の映画。
主人公(浅野)は、いわゆる盗聴マニア。そんな彼をマスコミが取材するところからストリーは始まるのだが、ロケ中に拳銃取引の会話を傍>>続きを読む
主人公が結合双生児という、かなりデリケートな設定ながら、そんな僕の心配を見事に裏切ってくれる、爽快で心が温まる映画。
ハンデと長所は表裏一体なんだね。物事に対する捉え方を考える上でも参考になります。
お涙頂戴のラブストーリーかと思い込んでいると、後半のバック・トゥ・ザ・フューチャー的展開に良い意味で裏切られる。
主演の二人が私生活でお粗末な続編を作ってしまったことを除けば文句なしの名作。
いやー、これは面白かった。こどもの喧嘩を解決しようと、怪我をさせた側と、させられた側の両親が集まり話し合いが始まる。一見お上品な4人なんだけど、行動や言葉遣いの端々で微妙に漂い始める自分勝手テイスト。>>続きを読む
「ザ・マジックアワー」を作った三谷幸喜が強い影響を受けたであろう、ウディ・アレン監督による'85年の映画。
パッケージが内容の全てを物語っている。実在する女性とスクリーンの中の男性が恋に堕ちる、現代>>続きを読む
三谷幸喜が作る映画には一貫して、B級、マガイモノに対する愛があると思う。
本作の主人公は、殺し屋を演じる売れない役者(佐藤浩一)。役者として雇われたつもりが、実は本物の身代わりをさせられ、やがてホン>>続きを読む