回想シーンでご飯3杯いけるさんの映画レビュー・感想・評価 - 68ページ目

回想シーンでご飯3杯いける

回想シーンでご飯3杯いける

愛してる、愛してない...(2002年製作の映画)

3.9

おしゃれ映画だねーって観てたら、キュルキュル~って巻き戻しが入り、、、、女って怖い。

クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

3.6

ブルース・リーの息子、ブランドン・リーが主演で、銃撃シーンの撮影で起きた謎の事故死によって他界した事で知られる映画。

オカルト趣味なテイストも含めて一見キワモノっぽいけど、カメラアングルや構図は映画
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キサラギ(2007年製作の映画)

3.8

密室劇の醍醐味。

アイドルの自殺が題材だったり、DVDのパッケージがB級臭かったりする事も、観た後になれば愛着へと変わる。

その位、引力のある作品。

逆に言えば、あまり人には教えたくないかも(笑
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

2.6

うーん、これは作る必要があったのかなぁ、、、、。

前作から20年のブランクを越えて製作されたインディ・ジョーンズ復活作品。

ハリソン・フォードの登場シーンが少なく感じる。つまりそれは、彼のアクショ
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.7

「スターウォーズ」のジョージ・ルーカスと「未知との遭遇」のスピルバーグが組んだ作品という事で、公開当時はかなり話題になったシリーズ物の3作目。

主人公の少年時代をリバーフェニックスが、父親をショーン
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.0

トロッコのシーンがあるアクション映画にハズレ無し!という法則を決定的にした(笑)名作。

「スターウォーズ」のジョージ・ルーカスと「未知との遭遇」のスピルバーグが組んだ作品という事で、公開当時はかなり
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.6

タイトルには書かれていないけど、これが「インディ・ジョーンズ」シリーズの第一作目。

「スターウォーズ」公開直後のジョージ・ルーカスと「未知との遭遇」直後のスピルバーグが組んだ作品という事で、もう本当
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.0

無線を通じて、30年前に亡くなった父と交信するファンタジー。

交信は30年の時空を越え、無線の向こうにいるのは、まだ死ぬ前の父親だった。息子は、父の死を回避しようと策を講じる。

無線を介しているも
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.6

相変わらず多作なウディ・アレン監督による成金セレブが主人公のシニカル・コメディ。

いや、コメディっていうか、この主人公は本当に救いようが無くて、出てくる笑いはとてもドライです。他の登場人物もみんなど
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

ウディ・アレン監督作品。

いきなりタイムスリップ物なのでびっくりしたけど、SFっぽい感じじゃなく、独特の粋がある。

「昔は良かった」という物言いに対するチクリと刺さるメッセージ。ウディ・アレン流「
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人生万歳!(2009年製作の映画)

3.9

初老の偏屈男、ボリスと、天然ボケの家出娘、メロディの共同生活を描いたコメディ映画。監督は、これが40作目になるウディ・アレン。

ボリスの偏屈ぶりはかなり強烈で、友人との議論が白熱すれば、いきなりこち
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

4.0

これが「トイ・ストーリー」よりも後の1999年に製作されたのか? と驚いてしまうほど、クラシカルでレトロな雰囲気のアニメ映画。

少年とロボットの触れ合いを描いたベタベタのストーリーなんだけど、「なり
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.4

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」前夜に作られたタイムトラベル物の隠れた名作。

これを観れば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の魅力はタイムトラベルという行為その物ではなく、テンポの良い構成やコメ
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.7

高倉健と倍賞千恵子による、時間を越えた絆の物語。

武田鉄矢が、今では考えられないくらいチャライ若者を演じてるんだけど、考えてみれば「金八先生」も最初の頃は、こういうキャラ設定だったと思い出す。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.6

ギャング(チンピラ?)のメンバーに、ホワイト、オレンジ、ピンク、、、とコードネームが付いているのは、サスペンス往年の名作「サブウェイパニック」へのオマージュと思われる。

クエンティン・タランティーノ
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

4.1

「ファーストジェネレーション」から始まった新3部作の最終章。

「スターウォーズ」シリーズで言えば「エピソード3」に相当する、ミッシングリンクを繋ぐ要のパートとして、大変満足のいく内容だった。

この
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サヨナラの代わりに(2014年製作の映画)

3.6

難病のALSに侵された女性と、夢壊れて心の傷を負う女子大生の交流を描いた作品。

全くタイプの違う2人が難病の介護という極限の状態で心を通わせていく様子は、平凡な暮らしをしている我々になかなか理解でき
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知らなすぎた男(1998年製作の映画)

4.2

古くは「ゴーストバスターズ」の主役として、最近ではジム・ジャームッシュ監督の「コーヒー&シガレッツ」、「ブロークン・フラワーズ」や、ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」といった>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.4

今回のビル・マーレイは嫌われ者のちょい悪オヤジ役。

不健康そうな太り方をしているし、偏屈だし、金にルーズだしで、ビルのファンである僕でさえ、前半は見てられない状態なんだけど、隣に越してきた12歳の少
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ガリバー旅行記(2010年製作の映画)

3.2

2004年の「スクール・オブ・ロック」以降、すっかり売れっ子になってしまったジャック・ブラックは、ミュージシャンとして活動する音楽マニアでもある。だからこそ、ロックの素晴らしさを子供達に伝える先生役を>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

早い話がアメリカ版「ひとつ屋根の下」。実は今知ったんだけど、この2作品はどうやら同じ年の作品みたい。

まあ、この2作品を並べるのは多少乱暴なんだけど、後の映画界を支える若い俳優が何人も出ていた事等、
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.9

現代に恐竜が蘇るという設定は、理屈抜きで楽しい。

後半の厨房(?)での恐竜とのかくれんぼが、スピルバーグらしい、見えそうで見えない、見つかりそうで見つからないスリル感満載で、とにかく秀逸!

ヤングガン(1988年製作の映画)

3.8

アメリカにおける西部劇って言うのは、日本における時代劇みたいな存在だと思うのだけど、時代劇の中にも若い人が見て楽しい作品があるのと同じで、西部劇の中にも若い人が見て格好良いと思える作品があるという事を>>続きを読む

セルラー(2004年製作の映画)

3.8

携帯電話というアイテムひとつで、これだけ多くのドラマとアクションを作り出す面白さ。ラストのジョークとエンドロールまでしっかり作りこまれた、センス抜群の低予算アクション映画。

原案は「フォーンブース」
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.4

これはヤバイ! ディズニーがディズニー自身を思いっきり客観視しながらパロディー。ある意味、自虐行為。これをしっかりお金を掛けて、アニメ技術をふんだんに盛り込んでやっちゃったんだから、もう無敵だ。

"
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.8

数ある松本零士原作アニメの中で、恐らくこれが一番面白いんじゃないかと思う。

ロードムービー的な味わいを持つ原作やTV版も良いけれど、この映画版は当時のアニメ映画で多かったTV版の総集編的な内容を一切
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ロミーとミッシェルの場合(1997年製作の映画)

3.6

簡単に言えば、友近が吹き替えをやればとても似合いそうなラブコメ。

'97年公開で、高校卒業後10年目の同窓会が舞台になっているから、つまり主人公は'80年代に高校時代を過ごした設定になる。というわけ
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.0

痴漢容疑の冤罪を題材にした、これも良く考えてみれば法廷モノ。

良く考えてみれば、と書いたのは、つまりこの映画が法廷モノならではのスリルや説得力を有しておらず、正直とても中途半端な印象があるからなのだ
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

「アナ雪」が大ヒットした時、多くの映画ファンが、この「塔の上のラプンツェル」の方が良いと言っていた。

ストーリー的には「アナ雪」と同様、お姫様の苦悩や、地位故の窮屈さが主題。塔から外に出ることを禁じ
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.9

奥さんと息子を連れて実家に帰る。言ってみればそれだけの話なのに、微妙な心情変化を映し出す脚本と、帰省先という少し現実から離れた空間が、味わい深い物語を紡ぐ。

改まって大きなドラマは無い。そして家族が
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.6

登場人物の中にまともな人がいない、、、、リアリティ皆無なのに、今の目で観てもそれが社会風刺として機能しているという、何とも凄い映画。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズ。もう、この共演だけでも期待できるわけだけど、実際、2人の演技の素晴らしさに圧倒される。

いわゆる難病ものだけど、悲壮感よりも、希望や努力や優しさの印象が強
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

2.6

実は苦手科目だったティム・バートンの良さを知りたくて挑戦した映画。しかし鑑賞当初は、まだアメコミ原作物に対する知識も無く、特に印象に残らず。

バットマン(1989年製作の映画)

2.6

実は苦手科目だったティム・バートンの良さを知りたくて挑戦した映画。しかし鑑賞当初は、まだアメコミ原作物に対する知識も無く、特に印象に残らず。

砂の器(1974年製作の映画)

4.0

父子の数十年に渡る過酷な運命を描いた重厚なミステリー。

放映時間も長いけれど、観終わった後の重みは邦画でトップクラス。気軽におすすめできる内容ではないけど、日本映画のひとつの究極として観て欲しい作品
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