なみさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

森崎書店の日々(2010年製作の映画)

3.0

原作の雰囲気をきちんと残せていた。

主演女優さんと書店の雰囲気が良かったのだろう。

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.5

芸達者な演者さんたちの芸達者ぶりと、自然や日常生活の豊かさが堪能できる。

自然に囲まれた庭付き一軒家に住みたくなる。
生活音に自然とお腹が空いてくる。

沖田監督のぶれなさが好き。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

ライアン・ゴズリング氏の目が素敵なんだ。
切なくて、理知的で、何かに諦めているようで、悟っているような。
だから退廃的なブレード・ランナーにも合ってたんだな。

アメリカ人初月面着陸したアームストロン
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

こんな風にヒーローを結論付けるなんて。

新しいヒーロー論。

普通と違うこと、差別に対するシャマラン監督の一つの答えのような。
コミックに対する純粋なリスペクトなだけのような気もするけど。

もちろ
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.0

どうやって撮影したんだろう、海の中の髪の毛のゆらめきとか。

大抵のシーンでは濡れてるお姿が興味深い。笑

戦闘シーンもサメvsタツノオトシゴ(?)とか新しくて楽しかった。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

真実が、善悪が、見る立場や人によって全く変わりうるというテーマを興味深く描いてくれて好感。

誰が犯人なのか、何のために、を追求していると翻弄される。

見出すべきはそこではなくて。

役所広司氏の表
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.5

青が印象に残った。
ファッション、住居、インテリア、菓子。
日本ではあまり見ない青。

美しい旋律の音楽に美しい映像。
そして、美味しそうな菓子たち。

陰のある孤独で繊細な表情が良かった、トーマス。
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.0

ホロコースト否定論者と歴史学者との法廷劇。

これまで検証を重ねた上で事実としたものを、無かったことにしようとする。
思想も表現も確かに自由は守られるべきだけれども、仮にも裁判で否定論者が勝訴すると"
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.0

勝手にコミカルで爽快に終わっていくものと思っていた。

が。

深い孤独の中ハイプレッシャーを背負いながら老いていく様が見事だったジュディ・デンチ女王。
インド大反乱に関する無知にはびっくり、こんなに
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黒い十人の女(1961年製作の映画)

3.5

映像もストーリーもとてもスタイリッシュでお洒落で、モノクロの良さが際立っていた。

ドキドキした。

そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.0

今日が期限の無料鑑賞券を今日貰い、既に鑑賞予定としていた作品は全部観ていたので、迷いに迷った挙句選んだ作品。
ながら、観れて良かったと思う。
このきっかけなければ観なかったと思うと、不思議な縁。

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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.0

わぁすごい
インターネットという壮大な舞台ながら"自分と向き合う"個のテーマを上手く融合させて表現していて、創造力すごいなぁと。

寂しがりで短絡的なウザいラルフも可愛く思えるのは、ヴェネロペへの固い
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.0

意外に登場人物が多く、説明がないまま展開していく人物も居て感情移入を妨げられているような気がした。

でもそれが意図的だったのかな、孤独に生きるサリンジャー像としては。
簡単には共感させないぞ、みたい
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

やっぱりこれは劇場で観たかったやつだと。

冒頭のシーンが狡い。
美しさとともに、一瞬で状況が理解できてしまう。

嫌な予兆が結びついて現実に。
宇宙空間の静寂が一層の孤独と死を顕にする。

ただ一人
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タンポポ(1985年製作の映画)

3.5

これは…ちょっとやそっとじゃ観られないタイプの作品。
良いも悪いも奇抜、個性的、独創的。

冒頭からびっくりさせられて、気付けば最後までびっくりし通し。笑

色んな形の食への執着がこれでもかと詰め込ま
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ楽しかったー!
高評価も頷ける。
冒頭からテンポ良い会話と展開ですぐ惹きこまれて、あっという間の2時間だった。

何気に有名俳優が沢山出ててそれも楽しいサプライズ。

美味しい食事に良い音
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.5

終盤まで露わになることの無かった、美人で聡明な妻の心内。

徐々に過去が明かされ、まさかのクリスチャン・スレーター笑 が投げた小石の波紋により、妻の爆発的感情の発露へと繋がる。

そこもまぁ予想通りで
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おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.0

身長以外は完璧な男性。
彼と付き合い、結婚しようとするも、周りの目が気になり、自分の親の嫌な部分を見なきゃならない。

でも問題は周りじゃなくて主人公の気持ちだったんだろうな。

彼がすごく優しくて、
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マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

3.5

最近意図せずインド関連の映画と縁がある。
インドとフランスの架け橋となった料理人。
というか、料理に国境はないというのを、改めて。

ヘレン・ミレン氏は、『ロング・ロングバケーション』で好きになった。
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.0

Mr.ガラスの予習として。

こんなに声が小さくて辛気くさいブルース・ウィリス氏は初めて
。笑
サミュエル氏の存在感。

展開は予想の範囲内だったけれども、人と違う事を知り、受け入れる道程が丁寧に描か
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーになるのかミステリーになるのか、はたまたヒューマンドラマになるのか。

ドキドキしながら画面を見つめた。

十二人も居ると、一人ひとりはワケありなのに、そのワケを次第に受け流しがちになってしまっ
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

何これ切ないしかなかった…

ゲーム世界で悪役のラルフは、その役割がゆえ孤独に生きていた。
「みんなと一緒に居たいならゲームをクリアしたヒーローしか貰えないメダルを取れ」という悪役には不可能なことにチ
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.5

パキスタンからインドに出て親とはぐれてしまった口のきけない少女を助けるインド人の話。

少女が迷子になるシーンは「LION 25年目のただいま」を思い出した。

親切で正直者が勝つ。
王道の王道だけれ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

とにかくもの凄い数の出演者と膨大な量の早口セリフなど、情報量は∞。

ながらストーリーはどシンプル。

だからこそのカタルシスなのかな。

TV放映加えるともう両手の数は観たと思うけど、褪せることのな
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続・赤毛のアン/アンの青春(1988年製作の映画)

4.5

三部作でこの作品が一番好き。

大人になったアンの笑顔。
色んなことに挑戦しながら色んな人に出会いながら、大切なことや大切な人に気づく過程に共感する。

繰り返し観返しては、美しいプリンスエドワード島
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赤毛のアン(1986年製作の映画)

4.0

原作の大ファン。

この作品はとても原作を大切に忠実に再現していると思う。
当時の雰囲気も感じ取れる。

美しい景色。
そして、やっぱりアン・シャーリーはミーガン・フォローズだな、て。

ミーガンの二
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

オーシャンズ氏ら11人でカジノの金庫を狙う。

金と元妻2つを手に入れたいと言うオーシャンズ氏。
経営者によって徹底的に管理されたカジノとその経営者と付き合う元妻。

どうやって2つを手にするのか、分
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